Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ベートーベン「ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番、第2番」(パールマン、バレンボイム)

2016年04月29日 21時50分36秒 | 読書


 昨日と同じ曲であるが、今回の演奏はヴァイオリンがイツァーク・パールマン、ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。録音は1986年と記されている。
 第1楽章は昨日のシェリンクのものよりは2分15秒も早いが、第2楽章はほぼ同じ。第3楽章もほぼ変わらない。しかし聴いていてすぐにわかる違いは第2楽章である。この第2楽章は実に小さな音で始まる。なにか腫れ物に触るような慎重な響きに聞こえる。しかし少しずつそれは自由な響きに移行していく。
 どちらが抒情的かと聞かれると返答に困る。第2楽章から第3楽章に切れ目なく演奏されるが、そのあたりのメリハリはこちらの演奏の方が鮮明である。
 私の好みで言えば、パールマンのヴァイオリンの音色は少し乾いた感じがする。これは昔テレビでパールマンの演奏を聴いた時にも感じた。
 そういった意味ではスークやシェリンクの方が私の好みの音色だと思うが、はたして厳密にそのようなことが断言できるのか?と問われるととても心もとない。あくまでも感覚の世界だと思っている。また音の厚みはシェリンクの方に軍配が上がるかもしれない。高音域、中音域、低音域でも差はある。音の出だしの切れ味ではパールマンの方の音に惹かれる。
 細かなヴァイオリンの音の差を楽しみながら、聴いているととても楽しい。

      

41回目のメーデー参加

2016年04月29日 19時53分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 就職してすぐの年のメーデーは新人研修が明けた日で、所属配置の辞令交付の日であったのでメーデーには参加しなかった。またあまり興味もなかった。学生時代には「はなやかさ」や「楽しさ」を前面に出したメーデーなど「ナンセンス」だと思っていた。
 翌1976年のメーデーの前の日に、職場の参加希者が割り当て人数に達しないので、参加してほしいと言われて参加したのが、初めての体験。特定の党派性を打ち出す支部の執行部への違和感もあり、つまらないなぁというのが本当のところであった。
 それがいろいろな経緯もあって、とうとう定年まで毎年参加することになった。そして定年後も今年で5回目である。

 本日は横浜市域では強風・雷注意報が出ていて、最寄駅から臨港パークまでは小さな目印の旗も飛んで行きそうであった。会場でも旗は何処の組合もすぐに畳んでいた。
 退職者会としての60名の参加者名簿の集約、弁当・飲み物の買い出し、写真、懐かしい現職の後輩との会話、新聞原稿のチェック依頼等々‥と相変らず慌ただしく過ごした。

 集会終了後は、一緒に支部役員をやってきた二人と桜木町の安い居酒屋に入り込んで2時間ほど過ごした。ひとりは私より二つ上で先に定年を迎えている。ひとりは私と同じ年でもう一年再任用の期間が残っている。二人は技術職員(土木と電気)で発想は理系。私も大学は理学部なので話はよく合う。
 神戸での橋脚の落下事故、熊本・大分の地震、原発問題、電気事業の自由化、現政権を支える議員だけでなく政治家全般の劣化、社会そのものの劣化等々、話は尽きなかったが、16時近くなったので引き上げた。刺激的で楽しい時間を過ごすことが出来た。

 これからニュースの原稿の訂正と、残った記事ふたつを作って仕上げる予定。昨晩はかなり疲れていたのがよくわかるほど、昨日作成した記事は誤字脱字・変換ミス、変な繰り返しなどがあり、みんなに見せて指摘を受けるたびにとても恥ずかしい思いをした。


予定よりは遅いが、それでも何とか仕事は終了

2016年04月29日 00時50分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ようやく「仕事」が終了した。結局日付が変わった時間になってしまった。それでもまだ日付が変わったばかり。早目に布団にもぐり込みたいものである。途中で睡魔に襲われなくて助かった。
 本日は朝8時には家を出なくてはいけない。メーデー会場での飲み物の調達、参加者名簿のチェックなど慌ただしいこと限りなし。メーデーは組合役員の厄日。
 まさか現役を退いてからこのような役目を継続するとは夢にも思わなかった。