本日も妻のワクチン予約の電話予約に挑戦した。私の携帯から3回に分けて12回、家の固定電話から2回に分けて5回ほど。しかしいづれもつながらず断念。
500回かけてつながったという話も漏れ伝わってくるが、つながるほうが奇跡のようだ。
妻のかかりつけ医の順番待ちも連絡はまだ着ていない。いったいいつになったら予約が確定するのだろうか。
東京の大規模接種会場は予約が取れやすいというが、妻は東京にいくのを躊躇っている。横浜で、しかも近くで接種を受けたいという。それを否定する気にもならない。高齢者にこんなに負担をかける仕組みにイライラがつのるばかりである。
明日はニュースの原稿の最後のチェックのために組合の会館に出向く予定。
夜になって聴き始めたCDはフォーレ室内楽全集の第2集の1枚目。ヴァイオリンソナタ第1番、第2番。ピアノはジャン・ユボー、ヴァイオリンはレイモン・ガロワ=モンブラン。1970年の録画。発売は2001年だから購入したのはそれ以降。
第1番は1875年(30歳)、第2番は1916年(71歳)と40年以上の開きがある。それぞれフォーレの初期の代表作、晩年の始まりを告げる曲といわれる。生涯はあまり知らないが、若いころは普仏戦争に志願したとか、第2番が第一次世界大戦の最中に作られたとのこと。時代がこの作曲家にどのようなインパクトを与えたのか、知りたいが探求はしていない。音楽史的な位置づけも不勉強である。
深くは探求せずに、フォーレ特有の息の長い旋律に身を浸して、それだけを享受している。