外では強い風が吹いている。強風注意報が明け方に出たまま解除になっていない。昼はほとんど風を意識しなかったのだが。
本日は実に蒸し暑く、ウォーキングをしているとジーパンの生地が重く感じた。メッシュの野球帽も被っているのが面倒になった。今も湿度は高い。
明日は気温はもっと上がるという予報である。しかし湿度は本日よりかなり低く、過ごしやすく感じるという。
明日も昼から出かけなくてはいけない。また妻と待ち合わせて、私の親の集団接種会場の下見に行く予定。中に同行できないという情報もある。
これより夜のウォーキングを15分ほど。風よけに帽子着用がよさそうである。
本日読み終わった本は「「バロック音楽 豊かな生のドラマ」(磯山雅、ちくま学芸文庫)。これまでバロック音楽については、作曲家個人の名前は知っていたし、それなりに聴いていた。楽譜も持っている。
モンテヴェルディ、コレッリ、ヴィヴァルディ、クープラン、テレマン、バッハ、ヘンデル、スカルラッティ―、ハイドン‥。しかし国別、歴史順序等々についてはまったく知識はなかったに等しい。それぞれの時代状況とのかかわりも断片的な、CDの解説程度の知識しかなかった。まして美術など他の芸術との関連も分かっていなかった。そういった意味でとても参考になる教科書であった。
一度読んだだけでは覚えられないが、今度バロック音楽を聴くときにはこの入門書を思い出しながら、そして体系的な位置づけをしながら聴いてみたいものである。
その意味で、巻末の年表はとても参考になる。
所用があって14時を過ぎたころに、横浜駅の近くまで30分ほどかけて二人で歩いた。車が通らない緑道ではすでにアジサイが咲いていた。カワヅザクラの実もほとんどが黒くなっていた。
またショウブの花が終わり、紫の花弁がすっかりしおれているのを見つけた。ショウブという表示板があったので間違いはないと思われる。調べてみると花期は5月上旬から中旬となっていた。本日は8日、そんなにも花の時期は早く終わるものだったろうか。早く花をつけていてたように思われるが、いかがなものであろうか。
喫茶店で一休みしているうちに席が満席となり、カウンターに行列ができ始めた。
15分ほどで店を出て、妻は自転車で別の駅の傍にあるスーパーへ、私は横浜駅を遠巻きにオフィスビル街をウォーキング。
蒸し暑く、くたびれたのでバス停に向かうために地下街のメインストリートに入ってあまりの人の多さに驚いた。しかしここを通り抜けないとバス停にたどり着かない。パスはすぐに来てくれた。しかもバスはすいていた。
アクセルとブレーキを同時にかけるという中途半端な「感染抑え込み」。スピンを起こしてしまった。感染拡大防止ではなく、感染拡大を招いている。昨晩の会見では、「人流を抑え込めた」という発言もあったと聞くが、どんな統計資料を見たのであろうか。根拠を示してもらいたいものである。電車・バスが運行本数を減らしたものの、連休最後に元に戻さざるを得なかったことを知らなかったとは言わせない。
経済を回すには徹底した感染抑え込みが必要である。抑え込みが無ければ経済回復はありえない。同様にオリ・バラを開催するには感染の抑え込みが功を奏しなければならない。抑え込みが実現して初めてオリ・バラの展望が出てくる。ただしこれまで湯水のように際限なく使ってしまった費用を誰が負担するのか、国民が直接負担するのではなく、政府と都の責任で処理できる見通しをたててそれが承認されてからである。
そして「ワクチン」はCOVID-19という感染症の特効薬ではないということを政権担当者は理解しているのだろうかと、いう疑念すら湧いている。ワクチンはあくまでもワクチンである。感染予防にかなりの効果はあるが、それはり患した人を完治させる薬ではない。特効薬はまだ開発をされていない。感染予防には効果はあるが、罹る確率がゼロになるわけではない。