ワクチンの副反応と言われる症状は皆無なのだが、一日中ダラダラ、グダグダと過ごしてしまった。倦怠感というのとは違うような気がするのだが、寝巻にも着替えず、普段着のままベッドの中で過ごした。読書も、CDをかける気力も湧かなかった。
妻は発熱でダウン。解熱剤が効かない。食欲は熱の割にはあるようで、おかゆと梅干しとカルピスと果物少々。水分は意識的に接種するように仕向けた。私はソーメンをゆでた。おかずは缶詰のサバのみそ煮の上にキャベツを刻んで卵を載せて電子レンジで温めた。手間をかけずに、洗い物も少なくして楽をした夕ご飯。
副反応ということであれば、今晩で治まるはずなのだが、果たしてどうなるのであろうか。
しかしテレビはどこのチャンネルもオリンピックばかり。スポーツや勝敗にこだわる番組、芸能おバカ番組に嫌悪感しかない私には、あきらめるしかないのか。実に嫌な時期である。選択の範囲を広げるためにチャンネル数が多くあるというのではないのが現状である。私には朝の日曜美術館しか見るものがなかった。
話はとてつもなく飛躍するが、緊迫の度合いをひたすら上げることに腐心しているとしか思えなバイデン大統領の発言、武力を背景に世界的影響力を増そうというプーチン大統領の振る舞い、どちらも二流政治であるが、一番の被害者は末端の民衆である。
事態はウクライナ東部のロシア人居住地域の「ロシア人の安全確保」なる虚言に絞られつつあるようだ。昔からの火種くすぶる地域である。柔軟な外交戦略としたたかさを持ち合わせた世界政治が真価を発揮するのか、このまま戦争の惨禍に突入するのか、予断を許さない。戦争を勇ましく賛美する言質が溢れれば、戦争の惨禍は免れない。あまりにきな臭い事態である。
交戦権を持たない日本だからこその役割が、日本の政治に求められているはずだ。グダグダ・ダラダラの日本の政治家は役に立たないのが情けない。
さて、明日の退職者会の幹事会のための私の提出すべき資料を6枚これから打ち出してから、早めの入浴予定。こんな日はいくらでも寝られる。寝るに限る。