Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

サーキュレーター

2023年07月13日 16時43分07秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中は早くもミンミンゼミが数匹鳴いていたが、昼前には聞こえなくなり、ほとんどニイニイゼミばかりが聞こえるようになった。小さな個体からすれば大きな音ではあるが、数で圧倒するようにあちこちから聞こえてきた。
 夕方になるとセミの声は聞こえなくなってしまった。

 昼過ぎに二人で外出。雨はすっかりあがったものの曇り空。昨日までの猛烈な陽射しと暑さではなく、平年よりも0.8℃ほど低い28.3℃。風はほとんど感じない。少し湿度は高くなったようだ。
 新しい寝室と書斎(パソコンルーム)へリビングルームから冷気がきちんとまわるように、サーキュレーターを1台購入した。
 従来の扇風機1台だけでは冷気はうまく全体にまわらない。7000円程で購入。さっそくためし運転をしている。購入するのに後ろ向きであった妻は、小さい形がそれなりに気に入ったようである。
 従来の扇風機と小さな背の低いサーキュレーター、それぞれをどのように配置すると効果的か、探る楽しみが出来た。

 買い物途中で若干のコーヒータイム。久しぶりに「晩年様式集」(大江健三郎)を10分ほど目を通した。これまで読んだ部分の再確認程度。しかしいつものことながら、大江健三郎の文章はわかりにくい。はっきり言って悪文である。教科書に掲載するのはためらわれるのではないか。
 文章そのものへの評価は、私は思想への評価とは真逆である。また作品そのものへの評価とも違う。曲がりなりにもいくつもの作品を読んで、いろいろ考えさせられたり刺激を受けてきたが、このわかりにくい文章、必ず何らかの意図があるはずだと思っている。しかし、それが何なのか未だにわからない。



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