Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

上からの視点、下からの視点

2024年02月23日 10時56分41秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 明け方雪にはならなかった。しかし寒い。結露がすごい。

 昨晩は、入浴後ただちに就寝予定であったが、雨が上がっていたこともあり、3000歩程の夜のウォーキングを行った。途中からポツリポツリと再び霧雨程度の雨になったものの、傘をさすほどのこともなく、そのまま続行。
 寒かったが、風もなく、早足で歩くとじんわりと汗ばんだ。肩の凝りも少し解消できた。

 いつもは22時ならば、バスや地下鉄を降りた帰宅途中のサラリーマンがそれなりに通るのだが、人通りはほとんどなかった。車もあまり通らなかった。連休前の夜、ということなのだろうか。遅くまで仕事なのか、飲み会なのか、すでに行楽地へ出向いているのか。年金生活者はおとなしくしていたほうがよさそうである。若い人の愉しみや行楽を邪魔をするように出かけたのでは申し訳ない。

 昨日のニュースは株価が史上最高値を更新したというニュースばかり。どこか浮かれている。株式市場ではバブルの頃の浮かれ模様が映し出されているが、果たして実体の伴う状況下というととてもではないが、信用できない。
 だいたいが円の価値が下がっていること、貧富の差が拡大・固定化して大半の世帯は好景気感など皆無であることに言及しない経済通の言行は信用するに値しないであろう。実体のない妄想に踊らされているのは、庶民ではない。政治家と「識者」と「社会を動かしていると勘違い」している人々。

 景色も下から見上げる視点を見つけると、新しい発見があるという。社会も、日々の生活者の視点から見上げる視点があれば、社会がどういう局面にあるか、見極めることはできるといえないか。
 上から社会を見下ろす視点というのは、奥行きも膨らみも消してしまう。立体感が消える。下から見上げると、上からの光の効果で、透過光が新しい立体感を見せてくれることが多々ある。

 こんな妄想をしているうちに日付が替わってしまった。結局日付が替わらないと布団に入らない。



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