ずいぶん時間がかかってしまったが、「絵画の政治学」（リンダ・ノックリン、坂上桂子訳、ちくま学芸文庫）を読み終えた。
残念ながら私としてはあまり感心しない文体、方法論だった。無理をして最後まで目を通したことで、いくつかは参考になる個所は見つけることはできた。
私の理解力の問題があるとしても、もう一度、あるいは同じ著者の他の書物を読むことはないと思う。
さて、次に読む予定の本は「時を超える美術 「グローカルアート」の旅」（新見隆、光文社新書）。著者の新見隆氏、以前にどこかでお聞きした名前のように思えるのだが、思い出さない。
