Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

昨晩の書き写しから

2023年04月04日 10時34分15秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 昨日の書き写しは引き続き石牟礼道子の俳句を20句。

★いつの世の花ぞ雪やみて冬の紅(くれなゐ)
★天変地異寒夜(かんや)にふぶく桜かな
★能なしの細胞の生まるとぞ赤い月
★うつし世の傷口いえず冬の稲妻
★椿落ちて満潮の海息低し
★亡魂とおもふ蛍と道行きす
★幾世経しかなしみぞ谷合いの古き湖(うみ)

 「俳句α」2018年夏号に掲載されている句はのこり40句程度となってしまった。書き写すたびに、当然のことながら、残りの句は少なくなっていく。それが寂しい。

 



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