22時半前後に団地の中を一回りしながら、スーパームーン一歩手前の月を見上げてきた。筋雲がとぎれとぎれに空を覆い、満月を絶え間なく雲が通り過ぎていった。それでも肉眼で十分堪能できた。雲のために星は見ることが出来なかった。木星も他のマンションの陰に隠れて見ることは出来なかった。土星が月のすぐそばに見えるはずなのだが、私の視力では月が明るすぎて無理であった。子供の時のように黒い部分の模様はウサギの餅つきには見えない。素直ではなくなってしまった72歳の老人である。
帰宅すると階段室にはカナブンなど小さな虫が壁にいたが、ヤモリとウスバカゲロウが目に付いた。ヤモリは時々見かけるが、本日はスマホを取りに行っている間にお隣のメーターボックスの細い隙間からもぐりこんでしまったらしい。
ウスバカゲロウの一種と思われるものは、実に久しぶりに見た。十数年ぶりである。それだけ私の観察する目が退化しているのであろう。スマホだとどうしてもピントが合わせずらい。この写真も同じ。悲しいが致し方ない。カメラの能力よりも私の技術がスマホの機能に沿っていない。
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