いつの間にか7月も最後の日となった。人はこれを「時間の経つのははやい」と表現することが多い。それにならうと正月を過ぎてもう7ヶ月、もう一年の半分以上が過ぎた、ということになる。
しかし私はやっと7月にたどり着いた、という思いの方が強い。毎日あれこれと過ぎていくが、「いつの間にか」の背後にはこのあれこれが累々と転がっていて、あれもこれもかかわって疲れた、という思いである。時間というものの体感が私は他の方とは違うらしい。単に言葉の意味の捉え方の違いなのかもしれない。
これは30代のころから他の方との感想に違和感を持つようになって、今迄続いている。違和感があっても訂正の使用が無いし、他人の感覚に文句をいうのはさらにおかしいので、そのまま放置している。