本日聴いたCDはショパンの「27曲の練習曲集」。演奏はヴラディミール・アシュケナージ、1971年の録音。
ボーッとした頭には少々激し過ぎる曲もあるが、かえって頭の目覚めに利用させてもらった。だいぶ頭がスッキリした。
練習曲とはいいながら、19歳から作り始めた曲集とのこと。自由で奔走なところが魅力なのがすぐにわかる。ひとつひとつの個性的な曲調の変化がまた魅力である。ピアノの曲として大いに技巧が求められる曲と思われるが、それを感じさせない演奏なのだと思う。
ピアノを弾いことのない私はいつもピアノの演奏にたけた人を見るとうらやましいと思う。少しでもそのテクニックの一端を体験してみたかった。そうすればもっとビアノの曲を楽しめると思うこの頃である。