本日タクシーを利用して前立腺がんの検査結果を聞いてきた。心配はないとのことで、とりあえずひと段落。
右膝の痛みについて、友人・知人からさまざまアドバイスをいただいた。とても感謝している。メールでざっくばらんに半ばお叱りも受けた。退職後の日常の生活の仕方、生き方、身の振舞い方についても反省点はいろいろある。
37年間の仕事を中心とした生活、労働組合と退職者会のあわせて47年以上の活動、これとはどうしても離れることはできない。特に後者は現役の仲間もまだまだ健在でもある。彼らとの折り合いを付けながらの老後の身の振る舞いは、それなりに緊張もある。それ以前からのさらに古い友人の意見を聞くのもまたいい緊張になる。そして老いていく肉体や能力との葛藤、そんな緊張の釣り合いを私なりの方法で処理しながら、これからも楽しんでいきたいものである。60歳以降に選択した生き方は特に悔いのない処理をしたい。
本日も横浜駅の東口から南通路を通って、西口高島屋前のタクシー乗り場まで杖を突きながらゆっくりと、そして人にぶつからないように用心しながら歩いた。
しかし早足で前から、横からスマホ歩きしてくる人は避けようもない。杖を突いていると急には体を回転できない。機敏に体が動かないから杖を突いているのだが、容赦のない突進は心臓に悪い。後ろからも突き飛ばさんばかりに追い抜かれる。足がすくんでしまう。通路の端っこを歩いても店から左右を見ずに客や店員が飛び出してくる。かといって中央を歩くには流れが早すぎる。
タクシー乗り場に着いた時には、疲労困憊、体の緊張が一挙にほどけて、待機しているタクシーにへたり込むように乗り込んだ。