昨日購入しようかと迷っていた吉田健一の初期短編集「酒宴/残光」(中公文庫)の目を惹いたカバーは駒井哲郎の「Cirque(サースカ)」であった。本日有隣堂で確かめてきた。製本にこだわる書籍というものはあまり手にしたことはなかったが、文庫本でもデザインに凝っているものは多い。
ということで、近いうちに神川大学の生協で注文することにした。
本日は団地とその周辺のソメイヨシノは散り始めた。風に舞っている花弁はまだ多くはないが、それでも樹下には枝で咲いているときよりも赤味がかったシートに見える。
バスにて横浜駅の西口に出て、新田間川沿いの桜並木を見てきた。横浜駅すぐそばという立地であるが、川沿いなので枝を大きく広げており、10本程度の並木にかかわらず、気持ちの良い咲き方である。
驚いたことに、ソメイヨシノばかりだと思っていたら、一番端っこには八重桜があったことと、それがもう見頃に咲いていたこと。確かに陽当たりは抜群の場所に街路樹として植わっているが、早すぎる開花であると思う。そういう種類があるのだろうか。