喫茶店にて本を読もうとしてリュックから読書用の眼鏡を取り出そうとしたら入っていない。出かけるときにリュックに入れ忘れてしまった。
やむなく、外歩きの時に使っている遠近両用の多焦点レンズで本を読み始めたが、これは近点が60cmに合わせてあるので、細かい字はとても読みにくい。緊張した眼で15分も読んでいたら、眩暈が起こりそうになって、せっかく始めた読書を断念。眼の過度な緊張が眩暈を誘発しかけたのだろうか。そりとも他に原因があるのか、私にはわからない。
眩暈の発作が起きそうもないのを確かめてから、早々にバスに乗って帰宅した。帰宅後は、以前に耳鼻咽喉科で処方してもらった眩暈の薬を服用し、30分ほど横になって静かにしていた。今はすっかり治まったと思われる。今月初めてのことである。実際には眩暈は起きていないのが救いである。
眩暈というのはまた発作が起きたらどうしようという不安がどんどん膨らんでくるものである。体を軽やかに動かしたり、体を回転させるとフラっとなることがある。また眼を閉じたまま耳かきをしたり、数歩歩いただけで眩暈が起きそうな不安に駆られる。
こういうことが続くと、不安で杖を手放せなくなる。またしても「歳は取りたくない」という愚痴が出てきてしまう。
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