Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「絵画について」(ディドロ)

2020年10月17日 17時49分47秒 | 読書

 最大で10ミリ程度の雨が明け方から絶え間なく続いている。雨の区域は南西から北東方向に移動し続けている。ただし風は北の風。最高気温は日付が変わった0時40分ころの16.4℃のまま。日中の予想最高気温は13℃と寒いくらいである。

 午後からは「絵画について」(ディドロ、佐々木健一訳、岩波文庫)の第2章と解説に目をとおした。第1章は8日に読んだので10日ぶり。
 ディドロ(1713-84)はフランス啓蒙主義を代表するといわれる思想家。ディドロ-ダランベールの「百科全書」(1751-72)と高校生の頃に教わったけれども、それ以上の知識はない。
 解説によると、彼らの基本的な理念では「人間の知的な能力(=理解力)を機送り理性と想像力に分け、記憶を歴史に、理性を哲学に、想像力を芸術に対応させている。この「知の系統樹」は17世紀のイギリスの哲学者フランシス・ベーコンの立てた学問の分類に準拠している」とのこと。
 画家のシャルダン(1699-1779、「食前の祈り」や静物画で有名)との交友が本書にも表れてるいるとのこと。
 しかしこの解説はなかなか理解が難しい。本文を読んでから再度この解説に目をとおすことにした。



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