感染の高止まりが止まらない。第7波の収束が見えない状況が続く。ワクチンの接種状況は、少しずつではあるが進んでいる。
首相官邸の発表では、接種完了者は8月23日時点で
第1回目が、1億400万人余で、対象者の82.2%、8月中は1日当たり 6,839人。
第2回目が、1億260万人余で、対象者の81.0%、8月中は1日当たり 5,561人。
第3回目が、 8130万人余で、対象者の64.1%、8月中は1日当たり 59,461人。
第4回目が、 2290万人余で、割合は未発表、 8月中は1日当たり488,310人。
となっている。
第1回目、第2回目も少しずつではあるが毎日6000名ほどが接種している。3回目もこのままの増加が続けば、年度内には80%を超え、第1回目、第2回目の水準に到達すると思われる。
4回目は対象者が基礎疾患のある方や、60歳以上限定なので、一概に比較は出来ない。しかし年内には対象者のほとんどが接種完了の伸びである。
予防効果は次第に薄れるということも言われており、新たなワクチンの接種も予定されているという。
しかし空気感染・飛沫感染と言われる感染症である以上、行動制限のない予防は果たして効果があるのか。ワクチン接種とマスクだけが対策というのは特効薬がない中で、あまりにお粗末ではないのだろうか。
お盆休みで旅行先の罹患して現地の医療機関のひっ迫におおいに寄与してしまったり、逆のパターンの旅行者も多数いる。ここで止められなかったうえに、夏休みの終わる学校にも対策が示されていない。
以前のように新学期を少し遅らせたり、その分の家庭への支援策などいくらでもやるべきことはあると思うのだが、政府からの問題提起、政策の模索は何も示されない。あまりに無策であると思う。
特効薬がない状況で、感染を押しとどめる策に完全な施策はない。完全な対応策がないからと言って無策であっては困る。現時点で出来る努力や試行、努力はしてもらいたいものである。それが多少の抵抗や軋みが生じても「国民の生命」を守る役割ではないのか。
うちも姪も、甥(インド在住)も感染した。二人とも、40代間近だが、軽くはなかったらしい。
今の人は、対策というより、簡略化している気がする。塩野義はどうしたのだ。それなりの成果はあったのでないか? 高齢者の死亡がかなり増えている。危機感が無さすぎだと思います。
感染しても、病院で診てもらえないというのがひどいですね。
人手が多く必要な感染症病棟を赤字だといって切り捨てて来たツケが国・自治体に、そしてそれが我々市民が被害を被るというのが、なんとも許せないですね。
牧伸二のウクレレ「あぁやんなっちゃった」が思い出されるこの頃です。