本日のゆずジャム作りは明日に延期となった。明日に砂糖が安くなるというスーパーのチラシが入っていたとのこと。午前中は作業にいそしむことができた。
持ち出してきたCDはシューベルトの「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」。ソナチネ(作品137)第1番から第3番、ソナタ(作品162)、幻想曲(作品159)の5曲。
シューベルトは交響曲は「未完成」と「ザ・グレート」は昔は好きでよく聞いていたが、今はすっかりご無沙汰。ブロムシュテット指揮、ドレスデン交響楽団の全集で聴いていた。リートは、それ自身聴くのが苦手(嫌いというのではない)、ピアノ曲ではルプーの演奏による二つの「4つの即興曲」。そしてシューベルトの室内楽はこの2枚組みCDしか持っていない。多分2~3度ほど聴いてそのままになっていた。
本日あらためてこのヴァイオリンとビアノの作品5曲を聴いてみた。ヴァイオリンの音色は弱音部分で運弓が弱弱しすぎて音が震えてしまうのが気になる。が早いパッセージやフォルテになると生き生きとした音色になる。とくに第3番の出だしは切れがよく、小気味のいい演奏だと感じた。
また幻想曲の最初のアンダンテ・モルトのヴァイオリンをたっぷりと聴かせる部分と、3曲目のアンダンティーノの前半は私にとってはいい曲である。アンダンティーノではピアノの高音のパッセージが美しい。
他の演奏者ならどんな感じになるのだろうか。なじみのなかったシューベルト、本日はこれからは聴きなおしてみたいと感じさせてくれた。