Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ベートーベン「ピアノ協奏曲」第3番

2020年01月29日 23時11分36秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等



 今晩はベートーベンのビアノ協奏曲第3番を聴き直している。この有名な曲に私の偏執的な鑑賞を披露するのは恥ずかしいが、あくまでも直観として‥。

 第1楽章の冒頭はいかにもベートーベンらしいリズミカルで覚えやすい。私の耳にはこの第1主題があまりに多く鮮明に再現されてくるので、第2主題がかすんで聴こえてしまう。私の耳というか、聴き方に問題があるのだろうが、この美しい旋律がもったいなく感じてしまう。
 第2楽章は長大である。第1楽章と第3楽章のテンポとの落差が極めて大きい。私は単独でこの楽章を聴きたいと思った。全体とおしてこの第3番を聴くとこの3つの楽章のテンポと演奏時間の落差にストレスを感じてしまう。第2楽章を単独でも十分に私の耳を楽しませてくれるし、そのような気分のときも多いと思った。
 第3楽章はベートーベンらしい軽快なテンポの曲であるが、先ほども記載したとおり、第2楽章の演奏時間の長さからするとあっという間に終わってしまう。

第1楽章 冒頭 第1主題



第2楽章 冒頭 主題





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