鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

湧水町の日本一のタブ

2016-08-20 | 巨樹・古木

湧水町吉松の国道268号を走っていたら、「日本一のタブの原生林」の案内板があったので、観に行きました。

案内板に従って行ってもタブがわからないので、湧水町役場吉松庁舎に行って聞きました。

役場の方が、上床牧場(アンの家)のご主人に電話してくれてわかりました。

 

案内板に従って、国道から沢原高原へ進むと、このような三差路があります。

 

前の写真の看板。これに従って左へ行きます。

 

しばらく進むと、このような三差路があります。右は上床牧場、左は自衛隊演習場へ行く道です。

 

三差路のところにある案内板。

 

三差路から100mほど戻り(三差路は向こう側)、電柱の反対側から斜面を登ります。

ここに案内板はなく、国道の案内板を見て来ても、タブに着くことはできません。案内板を設置したら最後まで案内してほしいものです。

 

広葉樹の緩やかな斜面を登ります。木に目印があるので、これに従って進みます。

 

近くには、このような巨木の株があり、この辺が巨木の森だということがわかります。

 

道路から200m位進むと、木々の向こうに、ひときわ大きな木が見えてきました。タブです。

 

さらに近づきます。

 

前の写真の右から見たものです。確かに、今まで見たことのない大きなタブです。

 幹周り:6.5m

 根回り:14.8m

 樹高:28m

 樹齢:500年

 

人と比べて大きさがわかると思います。上床牧場のご主人の話によると、この辺には多くのタブの巨木があり、これはその中で一番か二番目に大きいそうです。

 

上部。樹勢がいいです。

 

真下から見上げたものです。

 

多くの植物が寄生しています。

コメント (6)
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