NPO法人「鹿児島案内人」主催の、大隅半島へのバス旅行に行きました。
鹿屋市串良町有里の平和公園です。
ここは、旧海軍の航空隊があったところで、特攻の基地となりました。
565名が散ったところで、正面は慰霊碑です。
戦争中、ここにV字滑走路があり、正面のまっすぐな道がその跡です。
V字の交点付近から撮っています。
もうひとつの滑走路跡です。
案内してくれたのは、くにの松原ガイドツァーで、おおさき観光案内所の堀之内さん。大隅半島の戦争遺跡を紹介している人です。
堀之内さんが私に「以前お会いしたことがありますよね」といいます。
私は覚えていなかったのですが、堀之内さんは以前鹿児島市でアウトドア用品店を経営していて、私が登山靴を買ったのを覚えていたのです。
滑走路跡の近くにある、串良海軍航空基地地下壕電信司令室 を案内していただきました。
普通の民家の横にあります。
入口です。
コンクリート壁に囲まれた階段を下りていきます。
下に下りると大きな空間があります。特攻隊員との連絡を取っていた場所です。
電灯を新しく設置したくらいで、当時のまま残されています。
入ってきた入口と反対の出口。
前の写真の地表の出口です。目立たない林の中にあり、敵の襲撃を防いでいたのです。
大隅半島には、このような戦争遺跡が他にもたくさんあるそうです。