鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

大隅バス旅行(1)串良の戦争遺跡

2011-11-30 | 史跡

NPO法人「鹿児島案内人」主催の、大隅半島へのバス旅行に行きました。

 

鹿屋市串良町有里の平和公園です。

ここは、旧海軍の航空隊があったところで、特攻の基地となりました。

565名が散ったところで、正面は慰霊碑です。 

 

戦争中、ここにV字滑走路があり、正面のまっすぐな道がその跡です。 

V字の交点付近から撮っています。

 

もうひとつの滑走路跡です。

案内してくれたのは、くにの松原ガイドツァーで、おおさき観光案内所の堀之内さん。大隅半島の戦争遺跡を紹介している人です。 

堀之内さんが私に「以前お会いしたことがありますよね」といいます。

私は覚えていなかったのですが、堀之内さんは以前鹿児島市でアウトドア用品店を経営していて、私が登山靴を買ったのを覚えていたのです。

 

滑走路跡の近くにある、串良海軍航空基地地下壕電信司令室 を案内していただきました。

普通の民家の横にあります。

 

入口です。 

 

コンクリート壁に囲まれた階段を下りていきます。 

 

下に下りると大きな空間があります。特攻隊員との連絡を取っていた場所です。

電灯を新しく設置したくらいで、当時のまま残されています。 

 

入ってきた入口と反対の出口。

 

前の写真の地表の出口です。目立たない林の中にあり、敵の襲撃を防いでいたのです。

大隅半島には、このような戦争遺跡が他にもたくさんあるそうです。

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おまけの野菜

2011-11-28 | 食べ物

夏野菜が終わり、庭の畑の手入れをしていた9月上旬のことです。

 

植えた覚えのない野菜が芽を出し、花を咲かせていました。畑に野菜くずを埋めるので、それが芽を出したのでしょう。 

どんな野菜になるのか楽しみです。

 

産毛が生えています。何の実でしょう。 

 

ここまで成長すればわかります。トウガンです。 

 

11月下旬、大きく成長しました。 

 

収穫です。実が詰まって、ずっしり重たいです。

 

薩摩料理のとんこつです。

大根の代わりにトウガンを入れました。軟らかい歯ごたえで、利尿作用があります。

他の材料は、骨付き豚肉、厚揚げ、こんにゃく、卵です。 

 

トウガンのスープ。他には、しいたけ、しめじ、ベーコン、昆布です。

思いがけず庭で採れたおまけのトウガンでした。

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奄美の花

2011-11-26 | 植物

奄美大島に咲いていた花です。

 

オオヤブツルアズキ(大薮蔓小豆) マメ科 

日当たりのいい道路脇に咲いていました。

 

別の角度から。 

 

ハマナタマメ(浜鉈豆) マメ科

海岸に生えており、ナタマメに似た大きな実をつけます。 

 

ウスベニニガナ(薄紅苦菜) キク科

道端にたくさん咲いています。 

 

ホソバワダン(細葉わだん) キク科

海岸の岩場や道端にたくさん咲いています。

苦味があり、沖縄では食用にするそうです。 

 

アゲラタム(キク科)

別名、オオカッコウアザミといいます。

 

人の背丈より高い、巨大なクワズイモ(食わず芋、サトイモ科)。

名前のとおり、食べられません。

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指江古墳群

2011-11-24 | 史跡

長島の西海岸にある指江(さしえ)古墳群を紹介します。

長島町役場(指江庁舎)のすぐ西の海岸にあります。

 

海岸沿いに小高い防風林があり、その中に古墳群があります。 

 

指江古墳群の碑と案内板。 

 

古墳は、玉石積みの素朴なものです。

 

このような古墳が140基あるそうです。防風林の中は古墳だらけです。

築造年代は、古墳時代終末期、6世紀後半~7世紀だそうです。

 

直径4~5mで一応円墳の形態ですが、盛土は一切なく、玉石による積石塚です。

わが国でも、ほとんど類を見ない古墳形態だそうです。 

 

海岸には玉石がごろごろ分布しています。南を見たものです。

 

北を望む。向こうの陸地は天草下島です。

右の林の中に古墳があります。

 

海岸にはこのような玉石がたくさんあります。

すぐ近くの玉石を利用して古墳を造ったのですね。

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吹上の石橋

2011-11-22 | 石橋

日置市吹上町の石橋を3つ紹介します。

 

吹上町和田上和田にある立神橋です。

下流から見たもので、右にあるのは上和田集会施設。

 

下流から見た近景。 

 橋長:14.4m 

 幅員:4.2m

 架設年代:大正3年11月25日

 

右岸に水神の碑があります。 

 

吹上町興倉藤元にある藤元橋です。

右上に流れるのが伊作川で、石橋はその支流にあります。

 

下流から見た近景。

 橋長:8.5m 

 幅員:5.5m

 架設年代:昭和12年

 

 上流より。手前は国道の橋です。 

 

藤元橋のある川を上流へ行くと駒瀬橋があります。右岸から見たものです。 

 

下流左岸より。

 

下流から見た駒瀬橋。石材は、赤褐色の溶結凝灰岩です。

 橋長:6.8m 

 幅員:3.1m

 架設年代:昭和15年3月

昭和20~23年、この橋を通って町内の学校の建築材が運ばれたそうです。

今回の石橋は、全て地域の大事な道路として現役で使用されています。

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庭の花

2011-11-20 | 植物

晩秋の我が家の庭を彩ってくれる花です。

 

インパチェンス。ピンク、真紅、薄紅の3種類があります。

非常に花の時期が長く、夏から咲いています。 

 

八重咲きのピンクのインパチェンス。 

 

ホトトギス。 

 

ブーゲンビレア。

紫の花に見えるのは苞で、花は真ん中の白いものです。 

 

サンパラソル。これも花の時期が長いです。

 

初冬の花、サザンカ。生垣にしており、白もあります。 

 

晩秋から初冬の花、ツワブキ。春は新芽を食べます。

 

ミカンも色づきました。毎年たくさんなりますが、今年は不作です。

そういえば、今年はカリンもなりませんでした。

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川内川源流を訪ねて(31)

2011-11-18 | 源流を訪ねて

分かれ道がありました。

 

右は、温迫峠を通って熊本県上村に行く道ですが、オフロードバイクでないと行けそうにありません。

正面はこの先で行き止まりになっています。

左へ行くと、川内川を渡って狗留孫(くるそん)神社へ行きます。ここに車を置いて左へ行きました。 

 

前の写真の正面の道は行き止まりです。この先の道は荒れていて、通行が困難です。 

 

狗留孫神社に行く小道。川内川は左下です。 

 

川内川に丸木橋が架かっています。狗留孫橋です。 

 

下流から見た狗留孫橋 。左へ行くと狗留孫神社です。

 

右岸の道を行くと、狗留孫神社へ行きます。

曲がりくねった山道をかなり登らなければなりません。そこまでは行きませんでした。 

 

狗留孫橋の少し上流です。 

 

源流まではまだありそうですが、これ以上遡上できません。

川内川源流の旅はここまでとします。

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川内川源流を訪ねて(30)

2011-11-16 | 源流を訪ねて

さらに上流へ行きます。

 

道路から上流を望む。 

 

川内川の左岸にキャンプ場がありました。10月とあって誰もいません。

 

キャンプ場内にある山神社です。 

 

キャンプ場横の河床から下流を望む。 

 

前の場所から上流を望む。

 

通行止めとなっているのは、林業会社の道です。

支流の橋を渡ると熊本県です。 

 

川内川の看板。 

 

さらに遡上して、河床から上流を望む。

大きな岩がごろごろしています。

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川内川源流を訪ねて(29)

2011-11-14 | 源流を訪ねて

狗留孫(くるそん)大橋から河床に下りてきました。

 

狗留孫峡への案内板があります。 

 

川内川左岸の道を上流へ行き、所々で河床に下りて写真を撮ります。

渓谷らしくなってきました。 

 

小さな堰がありました。 

 

道路脇にある山神社。 狗留孫峡には山神社がいくつかあります。

 

河床から上流を望む。 

 

下流を望む。河床に岩盤が露出しており、早瀬となっています。 

 

橋がありました。 

 

前の橋の少し下流に、支流に架かる橋があり、背後に滝が落ちています。 

 

前の写真の滝です。 

 

本流の橋から上流を望む。青々とした清流です。

留守をするので、コメント欄閉じています。

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川内川源流を訪ねて(28)

2011-11-12 | 源流を訪ねて

川内川源流の旅を続けます。

 

えびの市小牧にある小牧橋を上流から見たものです。 

 

小牧橋から上流を望む。さすがに、この付近まで来ると川内川も小さくなります。 

 

坂下にある橋です。上流に見えているのは狗留孫(くるそん)大橋 です。

 

前の写真の橋から上流を望む。 

 

狗留孫(くるそん)大橋の近景。 

全長325m、橋高70.5mで、非常に長くて高い橋です。平成18年の完成です。

 

狗留孫大橋まで行ってみました。 左岸から見たものです。

非常に立派な橋ですが、通る車がほとんどありません。

 

狗留孫大橋から下流を望む。稲藁を焼いていました。 

狗留孫大橋から上流を望む。川内川源流の渓谷、狗留孫峡です。

これから、川内川左岸(写真右側)にある道を上流へ行きます。

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