鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

竹林寺跡のイチョウ

2019-09-30 | 巨樹・古木

さつま町鶴田の竹林寺跡のイチョウを紹介します。国道267号から鶴田ダムへ行く道に入るとすぐ左にあります。

 

道路から見たイチョウの全容。

 

前の写真の右から見る。根元から若木が何本か生えています。

 根回り:7.8m

 樹高:30m

 

根元。右から2番目が一番大きな木です。

 

反対から見た根元。

 

中部。

 

上部。樹勢がいいです。

 

イチョウから斜面を上がると、竹林寺石塔群があります。

 

宝塔や僧侶の墓などが並んでいます。

 

イチョウの隣に南方神社があり、鳥居の横に巨木があります。

 

ムクノキでしょうか。

 

根元。

 

枝を広げた上部。

 

南方神社社殿。

 

境内にノカンゾウ(野萱草)の花が咲いていました。

 

ホシアサガオ(星朝顔)。小さなアサガオです。

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曽木発電所遺構

2019-09-28 | 史跡

曽木の滝から、下流の曽木発電所遺構へ行きました。

 

前回の薬草の杜から、遊歩道を曽木発電所遺構へ向かいます。

 

川内川左岸にある見学所です。高校生が見学に来ていました。

 

曽木発電所遺構です。この発電所は明治42年に造られ、曽木の滝右岸から導水していました。下は鶴田ダム湖で、季節によって発電所が水没します。

 

鹿児島県に唯一残る明治時代建造のレンガ造り建造物です。

 

西洋のお城を思わせます。

 

斜面の上には導水管があります。

 

案内板の発電所の写真です。

 

以前撮影した、水没した発電所遺構。

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野草薬草館

2019-09-26 | 植物

曽木の滝公園にある野草薬草館を紹介します。

 

野草薬草館です。

 

さまざまな薬草が、写真と現物で展示されています。

 

ヤブラン。

 

ユキノシタ。

 

実のビン詰です。

 

イノコズチ。

 

イノコズチの葉のてんぷらをいただきました。左は薬草茶です。

 

曽木の滝の下流にある曽木発電所遺構の近くに、薬草の杜があり、多くの薬草が植えられています。

 

ジンチョウゲ。

 

ヒオウギ。

 

ゲンノショウコ(現の証拠)。下痢止めや胃薬になり、名前の由来は「実際に効く証拠」からです。

 

ゲンノショウコの花。

他にも多くの薬草が植えられており、身近な植物が薬草になることがわかりました。

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曽木の滝

2019-09-24 | 水辺の風景

伊佐市大口の曽木の滝へ行きました。

 

滝の下流にある新曽木大橋です。

 

橋から曽木の滝が見えます。川は川内川です。

 

近景。左下は放水路から落ちる滝です。

 

橋から下流を望む。

 

曽木の滝公園に来ました。右岸の展望台から見た滝です。

 

右岸の取水口です。

 

滝の下流の展望台から見た滝。これがメインの滝で、左右にもあります。

 

近景。

 

中央の岩はドクロ岩です。

 

柳原白蓮の歌碑。白蓮は、昭和32年、世界平和運動の講演でここを訪れました。

 もののふの 昔がたりを曽木の滝 水のしぶきにぬれつつぞ聞く

 

右岸の取水口から落ちる滝。

 

取水口の近景。

 

取水口からの導水路。かつて曽木発電所に導水して発電していました。

 

下流に展望台があります。

 

展望台から真下を見ると、導水路から放水している滝が見えます。3枚目の写真の滝です。

 

展望台から下流の新曽木大橋を望む。

 

曽木発電所への導水路トンネルが残っています。

 

トンネルの上にある清水神社。縁結びの神社で、結婚願いやお礼の札がありました。

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門前の田の神他

2019-09-22 | 田の神

伊佐市大口の田の神を3体紹介します。

 

門前にある田の神です。

 

岩の下にあります。

 

祠と並んでいます。

 

赤く塗られ、両手にメシゲを持った座像です。

 

田園風景を眺めています。青い看板の所は国道267号です。

 

針持にある田の神です。針持小学校の南にあります。

 

大きなシキをかぶった座像です。

 

ヒガンバナと田の神。

 

田んぼを見つめています。豊作を願っているでしょう。

 

曽木の滝公園にある田の神です。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

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諏訪神社のイスノキ

2019-09-20 | 巨樹・古木

薩摩川内市入来町にある諏訪神社のイスノキを紹介します。

 

諏訪温泉から山へ上がっていきます。ここから諏訪神社まで600mです。

 

車1台がやっと通れる細い道を歩いて行きます。

 

マムシグサの実。秋には真っ赤になります。

 

猪の罠がありました。

 

諏訪神社に着きました。

 

参道の階段の横にイスノキがあります。薩摩川内市指定天然記念物です。

 幹周り:3m

 樹齢:約600年

 

神社側より見る。向こうにもイスノキがあります。

 

根元。

 

中部。

 

上部。

 

諏訪神社社殿。上代から山王神社がありましたが、17世紀中ごろから諏訪神社を合わせ祀りました。

 

この後、諏訪温泉に入りました。

 

地元住人が愛する名湯です。

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梅ケ渕観音

2019-09-18 | 史跡

鹿児島市伊敷町の梅ケ渕観音へ行きました。

 

駐車場から歩いていくと、道の上に田の神があります。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

途中に滝があります。

 

滝見台にある地蔵です。

 

梅ケ渕観音に着きました。

 

階段の登り口。

 

前の写真のお地蔵様。

 

階段の上にお百度石があります。

 

正面の窓の向こうの岩に梅ケ渕観音が彫られており、ここに座ってお参りします。合格祈願や商売繁盛の観音様で、受験シーズンはにぎわいます。

 

窓越しの観音様。

 

彫られた年代や製作者は不明だそうです。

 

柔和な表情の観音様。

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鶴ケ岡八幡神社

2019-09-16 | 史跡

いちき串木野市大里の鶴ケ岡八幡神社を訪ねました。

 

神社入口。

 

参道の石の階段を登っていきます。

 

手水鉢。

 

参道にキノコが生えていました。名前はわかりません。

 

傘の下のヒラヒラがきれいです。

 

社殿に着きました。

 

鶴ケ岡八幡神社社殿。

 

隣の祠に仏像が祀られていますが、鍵がかかっていて見れません。神社に仏像とは珍しい、と思って来たのです。

 

案内板です。

 

案内板の仏像の写真です。

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内之尾の棚田

2019-09-14 | 風景

薩摩川内市入来町の内之尾の棚田を紹介します。

 

清浦ダムの左岸から山側へ行くと、内之尾の棚田があります。

 

前の写真の上の棚田です。

 

上から見た棚田。尖った山は鷹ノ子岳です。

 

川の右岸の棚田。

 

近景。

 

下から見た棚田。

 

休耕田もあります。

 

作業をしていました。

 

横から見た棚田。あと1か月くらいで稲刈りです。

 

休耕田に生えているメリケンムグラ(米利堅葎、アカネ科)。北アメリカ原産で、湿地に生えます。

 

五右衛門風呂が捨てられていました。

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キンメイモウソウチク他

2019-09-12 | 植物

キンメイモウソウチク(金明孟宗竹)を紹介します。

 

キンメイモウソウチクの群落。普通の孟宗竹より少し小さいです。

 

上部。

 

この竹の特徴は、黄色い竹に一節ごとに緑の縦の線があることです。モウソウチクの突然変異と言われています。

 

緑の線がない節にも痕跡はあります。

 

鹿児島市喜入の国道226号脇に、メヒルギ(リュウキュウコウガイ)群落の北限地の看板があります。

 

メヒルギの群落。向こうは桜島です。

 

右が国道です。

 

見学台が整備されています。

 

海水と淡水が混じるところに生え、マングローブを形成します。

 

花はほぼ終わりでした。

 

少し咲いていました。

 

以前撮影した実です。この実が琉球のコウガイ(かんざし)に似ていることから、リュウキュウコウガイとも呼ばれます。

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