11月14日に、日置市吹上町の大汝牟遅(おおなむち)神社境内にあるクスノキを紹介しましたが、参道にも千本楠というクスノキがあります。
右が境内にあるクスノキで、南薩一の大クスです。
参道の一段高いところに千本楠があります。
小さな祠。
大クスの森になっており、うっそうとしています。千本もあるわけではなく、20数本です。
ここのクスノキの特徴は、地を這ったものが多いことです。
竜が横たわっているようです。
横に伸びる枝。
明治43年の日英博覧会に切株が出品され、その樹齢は800年以上と推定されました。
神話によると、大汝牟遅命下向の時、クスノキの杖を地に刺したところ、これが根付いて親木になって増えたそうです。
今年の記事は今回で終わりです。来年もよろしくお願いします。