鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

湯之元散策(5)

2019-03-31 | 風景

湯之元散策を再開します。これから先は、湯之元市街地から離れているので車で移動しました。

 

市街地の北にある開田池です。

 

いつ頃造られた溜池かわかりませんが、堤体の上が広く、池側は急傾斜の石積みになっており、今の溜池とは構造が違います。

 

貯水池を望む。

 

さらに北へ行くと、上野の棚田があります。

 

棚田を上流へ行きます。

 

この上流に溜池があります。

 

右岸の道路から見た棚田。

 

溜池に着きました。

 

堤体の上から下流の棚田を見たものです。

 

貯水池を望む。上流に二つの沢があり、それぞれに棚田があります。

 

上流に向かって左の棚田。

 

上流に向かって右の沢です。

 

右の棚田。

 

堤体右岸に木があり、根元に水神碑があります。

 

水神碑。明治二年と刻まれているので、溜池もその頃造られたのでしょうか。

 

下には、村長などの役職と名前が刻まれています。

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マリンポートかごしま

2019-03-30 | 水辺の風景

鹿児島市のマリンポートかごしまへ行きました。

 

豪華客船が寄港していました。

 

オランダのウェステルダム(82862トン)です。

 

側部。大きくて、ここからは全容が写せません。

 

船首部を望む。

 

観光から帰ってきた客です。

 

船首です。

 

操舵室。

 

広場から見た全容。この後、横浜へ向かいます。

 

桜島を望む。かすんでいました。

 

船と桜島。

 

海を見つめるカップル。

 

ヘリポートで、救助訓練をしていました。

 

アコウの木。

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阿久根のハマジンチョウ

2019-03-28 | 植物

阿久根市のハマジンチョウを紹介します。

 

阿久根市役所の南東に、はまじんちょう公園があります。右がハマジンチョウの池、左が古墳です。

 

湿地状の池にハマジンチョウがあります。

 

海水と淡水が混じるところに生育し、マングローブを形成します。

 

反対側より見る。

 

メヒルギに似ています。

 

ハマジンチョウ(浜沈丁、ゴマノハグサ科、ハマジンチョウ科とも)の花。

名前の由来は浜に生えるジンチョウゲからですが、ジンチョウゲとの関係は薄いそうです。香りはあまりしません。

 

五島列島や天草にも自生するそうですが、ここは九州本土唯一の自生地として、県の天然記念物に指定されています。

 

案内板。

ちなみに、メヒルギの花はこちらです。

 

隣にある鳥越古墳群1号墳。波留鳥越にあったものを移設しました。

 

4世紀に造られた県内最古のものです。

 

内部の石室。安山岩の扁平な平石を積んだもので、隙間の少ない積み方です。

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川平の巨石群

2019-03-27 | 風景

前回の阿久根の高松ダムから東へ少し行くと、出水市川平に川平の巨石群があります。


入口から進むと、この巨石があります。


前の写真の巨石。溶結凝灰岩です。


最初の写真の左に見える巨石。


山頂にも巨石があります。中央が川平観音(岩野観音)が祀られている巨石です。


近景。


反対側の祠に川平観音があります。


扉を開けたところです。


内部の川平観音。馬の神様の馬頭観世音です。1575年頃、笠山麓に瀬崎野牧場があり、早馬大明神を祀って良馬を産しました。


側面には蟻乃神があります。ここの砂を蚕室にまくと、蚕の天敵の蟻の害を免れるそうです。


山頂の展望台。


展望台からの眺め。下に見えるのが最初の巨石です。


右を望む。

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高松ダムと陰陽石

2019-03-26 | 風景

阿久根市の高松ダムと、いこいの森を訪ねました。

 

下流から見た高松ダム。重力式コンクリートダムです。

 

右岸から見た堤頂部。昭和44年3月竣工です。

 

ダムから下流を望む。川は高松川です。

 

上流を望む。洪水調節ダムであるため、普段は水がありません。昔の道路が見えます。

この上流に、いこいの森があるので行きました。

 

いこいの森の右の階段を登ると陰陽石があります。

 

桜並木の山道を登っていきます。

 

左の岩が陰石です。

 

陰石。高さ15m、幅9m。

 

ヒノキの山道を登っていきます。

 

山頂に陽石があります。

 

陽石。高さ4.1m、周囲21m。

 

裏は高さが高いです。

 

陽石からの眺め。先ほどの高松ダムが見えます。

 

前の写真の右にレーダーのドームが見えます。

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湯之元散策(4)

2019-03-25 | 史跡

大里川から、右岸側にある稲荷神社へ行きます。

 

稲荷神社です。クスノキの巨木があります。

 

大小ペアの仁王像が計4体あります。

 

阿像のペアの仁王像。

 

大きな阿像。

 

小さな阿像。

 

吽像のペアです。

 

大きな吽像。

 

小さな吽像。この像の左腕が欠けている以外は、破壊されていません。

 

神社側から見たクスノキの巨木です。

 

クスノキの下部と仁王像。

 

境内から見た稲荷神社です。

 

稲荷神社社殿。1221年の創建で、鹿児島県最古の稲荷神社です。島津氏が代々氏神としてきました。

 

青面金剛像。

 

石仏。

 

大里川を上流へ行くと、堰があります。

 

堰の近景。

 

上流から見た堰です。

湯之元散策を一休みし、次回の散策は棚田と溜池を訪ねます。

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湯之元散策(3)

2019-03-24 | 水辺の風景

田の神から大里川へ行きます。

 

石橋の姶良河(いらこ)橋を左岸から見たものです。

 

上流から見た姶良河橋。洪水の時水没する潜り橋です。

 橋長:7m

 幅員:2.7m

 架設年代:大正9年3月

 

下流より見る。

 

右岸にある水神碑。

 

橋の下流にある大滝と滝つぼを上流から見たものです。下流の河床に下りるのは難しいです。

 

これは以前撮影した大滝です。この時は水量が多く、豪快に落ちていました。

 

大里川を上流へ行きます。早瀬です。

 

さらに上流にある小滝。

 

上流の橋から見た小滝。

次回は、近くの稲荷神社へ行きます。

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湯之元散策(2)

2019-03-23 | 史跡

湯之元の田の神から、諏訪神社へ行きます。

 

諏訪神社です。対の仁王像があります。

 

右の阿像。破壊されていません。

 

アップ。

 

吽像。左腕が欠けています。

 

アップ。

 

鳥居が二つあります。

 

諏訪神社社殿。約千年前に建立されました。

 

市街地へ下りて、西(串木野方面)へ行きます。途中にある石祠です。

 

八幡神社です。

 

社殿は小さな祠です。

 

石塔があります。

 

八幡神社から市街地を望む。向こうの森に稲荷神社があるので、この後行きます。

 

八幡神社の近くに、いろいろな碑と一緒に、田の神が2体あります。

 

2体の田の神です。

 

右の田の神。右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

左の田の神。これも似た姿です。

次回は、大里川の桁橋と滝を訪ねます。

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湯之元散策(1)

2019-03-22 | 田の神

日置市東市来町湯之元を散策しました。湯之元温泉があるところです。

 

元湯・打込湯です。後でこの温泉に入りましたが、二つの泉源から性質の違う湯が湧いており、浴槽が二つあります。

 

湯之元温泉は古くから湯が湧いていましたが、1640年代初期、黒川大煩兵衛(おおいびょうえ)が元湯温泉を掘り、一般に入浴させたのが起源です。島津家の殿様や奥方様、西郷隆盛も訪れました。

上に温泉神社があります。

 

前の写真の正面に、お湯かけ薬師像があります。

 

願い事の箇所に、右の温泉をかけます。

 

昔の市来温泉(湯之元温泉)の絵。御前湯(おまえゆ)、地頭(じとうゆ)、所湯(ところゆ)と、身分によって分けられていました。

 

温泉神社へ行きました。

 

「温泉発見記念」の碑。

 

温泉神社社殿。

 

温泉神社から湯之元の街を望む。

 

温泉神社から下りて諏訪神社へ向かうと、道路脇に湯之元の田の神があります。

 

道路反対を向いて建っています。

 

左手にお椀を持っています。1739年の建立です。鹿児島県の有形民俗文化財に指定されています。

 

顔のアップ。

 

右手のメシゲは頭のシキに乗せています。この形は珍しいです。

 

石倉がありました。

次回は諏訪神社へ行きます。

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左箙の滝

2019-03-20 | 水辺の風景

姶良市蒲生町の左箙(ひだりえびら)の滝は以前紹介しましたが、掛橋坂を訪ねた時再訪しました。

蒲生の街から県道を西へ行くと、「くすの湯」という温泉があり、さらに西へ進むと道路右側にあります。

 

以前何かの施設があったところですが、今は営業していません。その庭の奥にあります。

 

滝を眺める庭園だったようです。背後には岩壁がそびえています。

 

滝の右にはお堂があります。木はモミジで、新緑や紅葉の時はきれいでしょう。

 

滝を見学するイスやテーブルが残っています。

 

左箙の滝全景。箙は、矢を入れて肩や腰に掛け、携帯する容器のことだそうです。

岩盤を滑り落ちる末広がりのきれいな滝です。落差25m。

 

上部。イワツツジが咲いていました。

 

下部と滝つぼ。

 

滝を登る階段があります。以前滝の中腹から取水する管があったので、その点検のためのものと思われます。

 

お堂です。

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