鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

川内川源流を訪ねて(17)

2011-07-31 | 源流を訪ねて

伊佐市菱刈の湯之尾滝と湯之尾堰まで来ました。

川内川が2つに分かれており、右岸側に湯之尾滝が、左岸側に湯之尾堰があります。

 

湯之尾滝。

 

近景。 

 

右岸から見たもの。高さはそれほどでもありませんが、幅の広い滝です。 

 

滝の下流右岸にある碑。

湯之尾滝用水路工事のとき、人柱になったという伝説があるそうです。 

 

滝の上流にある星流橋。 

 

河童の像があります。この付近は公園になっており、多くの河童があります。河童は川内川のシンボルです。 

 

湯之尾堰です。左の川を上流へ行くと 湯之尾滝があります。

湯之尾滝の堰上げにより、上流の湯之尾温泉街が氾濫するため、滝の左岸側を開削して堰を造ったのです。

 

上流から見た湯之尾堰 。

 

堰から落ちる水。 

 

堰の上流です。上流右岸に湯之尾温泉街があります。

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川内川源流を訪ねて(16)

2011-07-30 | 源流を訪ねて

川内川源流の旅を再開します。

前回は、伊佐市大口の下殿橋まででしたから、これより上流を訪ねます。

川沿いの風景、河川構造物、史跡などを見て行きます。

 

伊佐市菱刈の森山橋で、下流から見たものです。 

 

森山橋から下流を望む。 平野部でゆったりした流れです。

 

 森山橋から上流を望む。

 

森山橋の左岸に広がる水田地帯。伊佐米の産地です。 

 

少し上流へ行くと湯之尾橋があります。 

上流から見たもので、堤防の草の焼却作業をしていました。

 

湯之尾橋から下流を望む。増水した時のごみがあちこちに残っています。

 

湯之尾橋から上流を望む。煙は焼却作業です。 

 

焼却作業。これは草刈機です。 

 

炎天下の焼却作業はさぞ暑いことでしょう。私は、写真を撮っているだけで汗をかきました。

次回は、湯之尾滝と湯之尾堰を紹介します。

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ハマナタマメ他

2011-07-28 | 植物

海辺や野の花を紹介します。

 

ハマナタマメ(浜鉈豆) マメ科

海岸に生えるつる性の植物です。

 

 

アップ。ナタマメ に似た大きな実がつきます。

 

ハマボウ(浜朴) アオイ科

浜に生えるホオノキ(朴の木)の意味です。ハイビスカスやオクラの花に似ています。

 

ウバユリ(姥百合) ユリ科

林地に生えます。

 

アップ。花は、あまり開きません。 

 

ユウスゲ(夕萓) ユリ科

草原に咲く花ですが、7月中ごろが見ごろで、もう終わりかけていました。 

 

ヤブカンゾウ(薮萓草) ユリ科

田んぼの脇に咲いていました。ヤブカンゾウは八重、ノカンゾウは一重です。

 

メリケンムグラ(米利堅葎) アカネ科

北アメリカ原産の植物です。

川の脇に咲いていました。1cmくらいの小さな白い花で、花びらに産毛が生えています。

 

今日の絵手紙。

いっしいさんへ。

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家庭菜園

2011-07-26 | 食べ物

我が家の家庭菜園です。

 

庭の隅に小さな菜園があります。

植えているのは、キュウリ、トマト、ミニトマト、ピーマン、シシトウ、青ジソなど ・・・

 

ミニトマト。 

 

キュウリ。いつでも新鮮なサラダが食べられます。 

 

内側から見た緑のカーテン。ニガウリ(ゴーヤ)です。 

 

ニガウリ。 

 

車庫の屋根には、日よけにヘチマをはわせました。 

 

ニガウリの中にメロンも植えました。

まだ小さいですが、収穫できるでしょうか。 

 

ニガウリ、ヘチマ、豚肉、豆腐の味噌炒めを作りました。

野菜(他にピーマン、ニンニク)は全て家庭菜園で採れたものです。

夏バテ防止にいいです。

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中福良の田の神他

2011-07-24 | 田の神

田の神を5体紹介します。

 

鹿児島市小野4丁目の水門橋のたもとにある中福良の田の神です。 

住宅地の脇にあります。

 

右手にメシゲを持っています。 

 

鹿児島市の下荒田2丁目にある荒田八幡宮です。拝殿の隣に田の神があります。

境内には、鹿児島市保存樹のクスノキがあります。 

 

 左は恵比須様。

 

田の神。 顔は風化し、大きなシキをかぶっています。

 

姶良市姶良町平松にある山之口の田の神です。

県道から希望ケ丘病院に行く途中の駐車場の隅にあります。

 

左は1772年、右は1775年の像立です。 

 

風化していません。右手に持っていたものは壊れたのでしょうか。 

 

 鹿児島市松元の、松元支所の裏にある田の神です。

人形の形をしておらず、自然石です。

 

田之神と書いているから、これも田の神なんですね。

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豊玉姫神社と陵

2011-07-22 | 史跡

南九州市知覧の豊玉姫神社を紹介します。

 

豊玉姫を祭る神社です。

神話の世界で、豊玉姫は山幸彦と結婚しウガヤフキアエズの尊を生みます。

ウガヤフキアエズの尊と、豊玉姫の妹玉依姫との間に生まれたのが、初代天皇の神武天皇です。

つまり、豊玉姫は神武天皇のおばあさんです。

 

本殿。 

 

豊玉姫神社で有名なものは、水からくりです。これは水からくりやかた。

水車の動力で動かす人形劇です。 

 

裏の水路に水車があります。

 

水車から、建物の床下に動力を伝えています。

 

 

今年の演題は「因幡の白兎」で、ガラス越しに覗くと鮫の人形がありました。

今年の上演は、7月9,10日、7月16日(終わりましたが)、8月15日です。

 

知覧の町から、県道谷山知覧線を東へ行くと、豊玉姫陵と書いた看板があり、田んぼの中に陵があります。

豊玉姫の墓です。 

 

 豊玉姫陵。

神武天皇のおばあさんという割には小さな陵です。

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カワラナデシコ他

2011-07-20 | 植物

なでしこジャパンの世界一の快挙・・・

そんなニュースにぴったりの花を見つけました。

 

カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科

別名ヤマトナデシコ(大和撫子)。単にナデシコともいいます。

川原ではなく、海岸の崖に咲いていました。 

 

世界一を祝福するかのようです。 

 

 

 カワラナデシコの近くに咲いていました。 

名前がわかりません。

追:いっしいさんに教えていただきました。

コフジウツギ(小藤空木、フジウツギ科)です。

  

ボタンボウフウ(牡丹防風)  セリ科 

これも海岸に咲いています。若葉は、長命草といって食用にするそうです。

 

ヤブミョウガ(藪茗荷)  ツユクサ科

ミョウガの仲間ではありません(ミョウガはショウガ科)。

 

ヤブミョウガのアップ。 

 

タケニグサ(竹似草)  ケシ科

高さ1.5mほどの背の高い草です。枯れた茎が竹に似ていることからです。

 

タケニグサのアップ。

 

今日の絵手紙

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果物の種

2011-07-18 | エッセイ

果物の皮のあとは、種について考えてみたい。

 

果物の種というのは、普通果肉の中心部にある。

ところがスイカはどうだ。

果肉の中に種がバラバラに散らばっている。

まとまりのない奴らといわざるを得ない。

スイカと同じ仲間のメロンは、種が中心部に集まっており、種と果肉を分離して食べることができる。

スイカを食べるときは、常に種の存在を気にして、口の中で種を感じたら吐き出す、という作業をしなければならない。

 

そのスイカでさえ、種は表面には出ていない。

果実の表面に種が出ている果物がある。

イチゴである。

イチゴの表面に小さな硬い粒粒があるのが種である。

イチゴの種は、なぜ小さくなり表面に出ようと思ったのか。

種が中心にあると、動物は種をその場に捨てるから、遠くへ移動することができない。

イチゴは、種ごと食べざるを得ず、動物の移動に伴って繁殖地を広げることができる。

イチゴは高等戦術を考えたものである。

 

スイカにしろ、リンゴにしろ、ミカンにしろ、果実に対する種の大きさの割合は小さい。

ところがビワはどうだ。

ビワの種は、果実の大きさに対してあまりにも大きい。

果実の半分近くは種が占めている。

果物だって、人間に気に入られるように進化しているが、ビワは進化しようという気がまったく見られない。

頑固な奴といわざるを得ない。

 

バナナには種がない。

中心部にその痕跡らしいものがあるが、種は退化している。

バナナは、皮は剥きやすく、種はなく、一房にたくさんなり、おいしくて栄養があり、しかも安い。

人間に気に入られるように進化した賜物である。

バナナは、果物界の優等生といえる。

でも、バナナは、種がなくてどうやって増えるのだろう。

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清浦ダムと内之尾の棚田

2011-07-16 | 風景

薩摩川内市入来町の清浦ダムと、内之尾の棚田を紹介します。

 

清浦ダムから見たダム湖。 

上流に見える橋が「ゆめかけ橋」です。

 

上流左岸から見た「ゆめかけ橋」。人道橋です。

なお、橋の右岸(写真の右)に国道328号があり、これを挟んで反対側に、前回紹介した石橋の清浦橋(ゆめかけ橋)があります。

 

橋から清浦ダムを望む。 

 

ダム左岸の道路を上へ行くと内之尾の棚田があります。 

 

前の写真を上から見たものです。 中央の山は鷹ノ子岳。

 

日本の棚田百選に選ばれている棚田です。 

 

整然と積まれた石垣。 

 

上から見た棚田。 

 

草取りをしていました。

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松尾橋他

2011-07-14 | 石橋

久しぶりの石橋探訪です。

今回は、薩摩川内市入来町の樋脇川(川内川支流)の支流にある石橋を訪ねました。

 

大馬越小学校の少し上流に左岸から合流する支流があり、そこに架かる松尾橋です。 

 

下流から見た近景。

 橋長:10.2m

 幅員:3.46m

 架設年代:大正11年3月 

 

下流にある堰・魚道と石橋。 

 

架橋記念碑。 

 

樋脇川を上流へ行くと、山之口に左岸から合流する支流があり、そこに架かる弥生橋です。 

 

下流から見た近景。 

 橋長:6.7m

 幅員:3.7m

 架設年代:昭和初期 

 

 

上流より。

 

 

清浦ダム湖に「ゆめかけ橋」という橋が架かっていますが、この橋と国道を挟んで反対側に架かっている清浦橋です。 

下流から見たものです。

 

上流より。

 橋長:5.85m

 幅員:5.6m

 架設年代:不詳 

 

左岸より見た上部。ダム湖の橋と同じゆめかけ橋という看板があります。

今回の石橋は、いずれも地域の生活道路として現役で使用されています。

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