鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

黒ニンニク他

2021-06-30 | 食べ物

黒ニンニクを作りました。

 

家庭菜園で収穫したニンニクです。

 

炊飯器を使用しますが、臭いがつくので専用にする必要があります。新しい炊飯器を買い、古いものを使いました。

炊飯器の底に竹かごを敷き、ニンニクを並べます。

 

保温にして放置します。臭いが出るので、外の雨のかからないところに置きました。

 

時々上下を入れ替え、霧吹きで酒を吹き付けます。

 

約2週間で黒ニンニクができました。

 

トロリと軟らかい黒ニンニク。完成品はニンニク臭はしません。

黒ニンニクは健康に対して多くの効能があり、お店で買うと高いので重宝します。

 

娘婿が釣りに行って、イサキを持ってきてくれました。

 

釣れたばかりのものを刺身でいただきました。

 

塩焼きです。他に、煮物にもしました。

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喜入旧麓(2)香梅ヶ渕

2021-06-29 | 水辺の風景

鹿児島市の喜入旧麓の通りから、香梅ヶ渕(こべがふち)へ行きます。

 

この先を進むと左にあります。

 

香梅ヶ渕へ着きました。川は八幡川で、正面の木の向こうが渕です。

 

先客が渕を眺めていました。

 

紺碧の渕。ここには悲しい物語があります。

昔、領主が家来たちとここで花見の宴を開きました。給仕役だった侍女の香梅は、領主の前を退こうとしたとき、帯が触れ合って異様な音がしました。

 

美しく領主の寵愛を受けていた香梅のことを、快く思っていなかった他の侍女たちは、それが「おなら」であるとささやきました。

それが領主の耳にも入り、顔色が変わりました。香梅はそれが衣擦れの音とわかっていましたが、言い訳もせず、身の置き所がないほど苦しみました。

 

その時、家来の一人が香梅を助けようと「この清流に盃を投ぜよ。川下に流れれば、音は衣擦れであり、潔白が証明されるだろう」と叫びました。

これを聞いた香梅は、盃を投げましたが、上流へ流れていきました。香梅は絶望し、渕に身を投げて亡くなりました。

 

渕の下流です。

 

渕の上流に滝があります。

 

近景。

 

下流を望む。渕はこの先です。

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喜入旧麓(1)

2021-06-28 | 史跡

鹿児島市の喜入旧麓(きいれもとふもと)を散策しました。ここを含む鹿児島県の九つの麓が、日本遺産に認定されています。

 

旧麓の田の神です。

 

右手にメシゲ、左手にスリコギを持っています。1736年、ここに移設されました。

 

隣の像。

 

旧麓の通り。石塀に沿って水路があります。

平安時代末期、この地に居を構えた給黎(きいれ)氏が約400年治めました。

 

その後、喜入小学校の所に麓が移ったので、旧麓といいます。

 

 

牧瀬家の武家門。前には桁橋があります。鹿児島市の景観重要建造物です。

 

石柱の門の家。

 

杉の葉で作った牛がありました。

 

水路に架かる桁橋。

 

背後の山は給黎城跡です。

 

石柱の門と桁橋。

 

水路の脇に咲く花。

 

イヌマキのある家。

次回は、香梅ヶ渕を訪ねます。

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八瀬尾の滝

2021-06-26 | 水辺の風景

南九州市川辺町の八瀬尾の滝へ行きました。

 

道路脇にあって、簡単に見ることができます。

 

末広がりのきれいな滝です。これは一の滝で、上に二の滝が見えます。

 

滝の上部と二の滝。

 

中部。

 

下部と滝つぼ。

 

下流左岸の支流から落ちる小さな滝です。

 

明治3年、鹿児島の歌人八田知紀が、ここを訪れて詠歌会を開催し、詠んだ歌碑があります。

しら雲のいくえかさなる高嶺より 落ち来る滝のながれなるらむ

 

二の滝へ行きます。

 

八瀬尾大権現です。

 

中に祀られている像。

 

二の滝です。これもなかなか迫力のある滝です。

 

上部。この上流にも多くの滝があり、八瀬尾の八は8つの滝という意味ではなく、数が多いという意味だそうです。

 

下部と滝つぼ。

 

右岸にある水神碑。

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スモモジャム他

2021-06-25 | 食べ物

種子島から、スモモが送られてきました。

 

生食もできます。

 

ジャムを作りました。種付きのまま氷砂糖と鍋に入れて煮ると、汁が出てきます。

 

アクを取りながら煮詰めて行きます。

 

果肉が柔らかくなり、ジャムになります。種は食べるときに出します。

 

スモモジャムの完成です。ヨーグルトに混ぜて食べたりします。たくさんできたので、冷凍保存しました。

 

ミョウガも送られてきました。洗って水気を切ります。

 

酢漬けと梅酢漬けにしました。

 

ミョウガ独特の風味がよく、さっぱりした味わいです。

 

庭のゲットウの花。アジサイと共に、梅雨の庭を彩ってくれます。

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烏帽子嶽神社

2021-06-24 | 史跡

鹿児島市の烏帽子嶽神社を紹介します。平川から自然遊歩道を登る道もありますが、指宿スカイラインから行きました。

 

スカイラインを指宿方面へ行くと、左に看板があります。

 

車は通れないので、ここから歩いて行きます。

 

途中にある祠です。

 

「烏帽子嶽神社発祥之地」の碑。

 

さらに遊歩道を歩いて行きます。

 

最初の鳥居です。

 

階段の参道を進みます。

 

歩き始めてから約10分で神社へ着きました。

 

烏帽子岳山頂(564m)にある烏帽子嶽神社拝殿です。ここが本社で、麓に分社があります。

 

本殿。山の上に立派な神社があります。

 

本殿の横にある祠です。

 

神社の裏にスダジイの巨木があります。

 

上部。多くの植物が寄生しており、花が咲いたものもありました。

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ラッキョウ漬け

2021-06-22 | 食べ物

ラッキョウを漬けました。

 

南さつま市産の砂丘ラッキョウです。

 

皮をむきます。水の中で、軍手でこすると皮がむけます。

 

皮をむいたところです。

 

上下をカットし、水を切ります。

なお、この生ラッキョウをスライスし、酢、味噌、砂糖で和えて食べてもさっぱりした味でおいしいです。

 

塩をまぶします。

 

塩を落とし、赤トウガラシと一緒にラッキョウ酢に漬けます。夏の食欲がない時食べると、食が進みます。

 

4月29日にUPした段ボールコンポストのその後です。

所定の量の生ごみを入れた後、1週間かき混ぜ、その後1か月置くと、水分が抜け堆肥になります。

 

堆肥をニガウリにやりました。

 

バラにもやりました。生ごみが処理でき、堆肥もできるので重宝しています。

 

庭のヒマワリです。

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錦江台展望公園他

2021-06-20 | 風景

指宿スカイラインの展望台を2か所紹介します。

 

錦江台展望公園(スカイぱれっと)です。吊橋を右へ行くと展望台へ行けますが、工事中で通行止めです。

 

森の中の遊歩道を展望台へ行きます。

 

森を抜けると展望台が見えます。

 

展望台に着きました。

 

展望台からの眺め。

 

錦江湾と桜島を望む。港は谷山港で、桜島の左に薄く霧島連山が見えます。右が高千穂峰、左が韓国岳。

 

須々原展望台です。

 

左は桜の木。桜の花と桜島の組み合わせもきれいでしょう。

 

桜の前からの眺望。

 

近景。少しかすんでいました。

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宮ヶ浜まち歩き(2)日本一のアコウ

2021-06-18 | 巨樹・古木

国道226号から報國神社へ行きます。

 

上に見えるのがアコウです。

 

アコウの所に来ました。向こうは墓地です。

 

墓地から見たアコウの全容。

 幹周り:14.6m

 樹齢:約300年

 

下部。

 

根元。幹周り14.6mは日本一です。ツタや草が生えています。

 

反対より見る。アコウは他の木に絡んで枯らせるので、別名「絞め殺しの木」と言います。

 

中部。

 

上部。樹勢がいいです。

 

隣にもアコウがあります。

 

下部。

 

根元。

今回は行きませんでしたが、近くに宮ヶ浜港と石橋の湊川橋があるので、併せて散策するのがお勧めです。

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宮ヶ浜まち歩き(1)商家群

2021-06-16 | 風景

指宿発祥の地、宮ヶ浜のまち歩きをしました。

 

かわいい宮ヶ浜駅舎。

 

鹿児島方面から山川行の列車が来ました。右の山は松尾城跡です。

 

反対方面を望む。正面の山は魚見岳。

 

駅前の坂本いもあめ店。

 

国道226号沿いに、明治から昭和初期の古い商家が残っているので見て行きます。中俣家住宅です。

 

明治37年に建てられた呉服店でした。

 

坂本家住宅。左は蜷川菓子店。

 

大正10~11年の建設で、大谷鉱山(金山)の作業服を扱っていました。

 

農機具店です。

 

正面より見る。

 

丸十金物百貨店。後ろは蔵です。

 

創業は明治初年です。

 

大山甚七商店の焼酎蔵、甚七伝承蔵。

 

ツタに覆われた廃屋。

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