鹿児島市の史跡を3つ紹介します。
小野4丁目にある六地蔵塔です。住宅街の道路脇にあります。
1560年頃、島津家第15代貴久公が、敵味方の戦死者の霊を弔うため、六面に地蔵を刻んだ塔を、鹿児島宮崎県下に50基建てました。
六地蔵塔の中では大きいほうです。
上部の地蔵様。
小野3丁目の幸加木神社入口の所に、木村探元の墓があります。石碑や墓石が並んでいます。
ここにも六地蔵塔があります。
上部。
木村家の墓が並んでいます。
木村探元の墓。
木村探元は、1679年に甲突河畔で生まれ、23歳のとき江戸へ出て狩野探信の弟子となり、狩野派の絵師として活躍しました。磯別邸に、探元が描いた襖絵があるそうです。
伊敷7丁目の肥田の田の神の近くに、桜島爆発記念碑があります。
「大正三年四月十日建之」と刻まれています。
桜島大爆発は、大正3年1月12日ですから、3か月後のことで、意外に早く建てられています。
後ろに観音様が祀られています。
聖観世音菩薩像。
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