鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

多賀山公園

2017-07-31 | 史跡

鹿児島市の多賀山公園を訪ねました。

 

高台に、東郷平八郎の像があります。

 

鹿児島市加治屋町の生まれです。日露戦争で、連合艦隊司令長官として、ロシアのバルチック艦隊を破りました。

 

像の所から見た桜島。

 

鹿児島港を見下ろす。

 

鹿児島市指定保存樹のアコウがあります。

 幹周り:4.77m

 樹高:14m

 樹齢:160年

 

アコウの根元。

 

東福寺城跡です。長谷場永純が1053年に築いた城ですが、1343年、島津氏が勝ち取り、鹿児島を治める本拠地としました。

 

城跡です。

 

スダジイの古木があります。

 

城跡に残る遺構。

 

龍の形の献燈です。

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稲荷神社の史跡群とクスノキ

2017-07-30 | 史跡

日置市東市来町湯田にある、稲荷神社の史跡群とクスノキを紹介します。

 

大小の仁王像、計4体があります。このようなものは、他では見たことがありません。

 

向かって右の阿像のペア。クスノキの根元にあります。

 

神社側から見たクスノキの全容。

 幹周り:6.5m

 樹高:25m

 樹齢:300年

 

大きな阿像。高さ2.34mで、1715年の建立です。鹿児島では珍しく、破壊されていません。

 

小さな阿像。

 

向かって左の吽像のペアです。

 

大きな吽像。高さ2.40mです。

 

小さな吽像。4体のうち、この像の左腕だけが破壊されています。

 

青面金剛像。憤怒の形相で、髪を逆立てています。1803年の建立です。

 

階段を登って神社へ行きます。

 

狛犬の阿像。

 

吽像。

 

稲荷神社。島津家初代忠久公の母、丹後局が1221年に創建しました。鹿児島最古の稲荷神社です。

 

稲荷神社はヤッコウソウ発生地です。10月から11月初旬に、椎の木の根元に生えます。

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赤水の岩堂磨崖仏

2017-07-28 | 史跡

霧島市横川町にある赤水の岩堂磨崖仏を紹介します。

霧島温泉駅のすぐ南に三叉路があり、これを西へ行くと案内板があるので、これに従って行きます。

 

車1台がやっと通れる道を1.4km進みます。離合する場所もあまりなく、対向車が来たら大変です。

ここが車で来れる終点で、この先は歩きます。

 

急な坂道をかなりの距離下ると、鳥居の正面に岩壁があります。帰りが大変です。

 

約80度前傾した岩壁に、岩堂磨崖仏があります。

 

反対側から見たものです。直接雨に打たれないため、風化防止の効果があると思われます。

 

岩を45cm掘り込んで、3体の磨崖仏があります。

 

中央が阿弥陀如来坐像、左が観音菩薩立像、右が勢至菩薩立像です。岩に描かれた蓮台に乗っています。

高さはいずれも140cmです。彫られたのは1334年で、鹿児島県で2番目に古い磨崖仏です。

 

阿弥陀如来坐像。鎌倉期の様式を残すものです。

 

観音菩薩立像。

 

勢至菩薩立像。

 

奥にあるお堂と石像。

 

岩堂磨崖仏からさらに200m下ると、天降川右岸に子産恵宮(このみや)神社があります。

 

ほぼ垂直の岩壁となっており、下に洞窟があります。

 

洞窟の中に神社があります。

 

洞窟内部の子産恵宮神社。

昔、子供のいない夫婦が岩堂磨崖仏にお参りしたところ、下に子宝の神社があるといわれ、苦労してここまで来てお参りしたら、子宝に恵まれたという伝説があるそうです。

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川辺の田んぼアート

2017-07-26 | 風景

南九州市川辺町の田んぼアートを見に行きました。

 

会場です。展望台が設置されています。

 

道路から見た田んぼアート。ここからではよくわかりません。

 

前の写真の右です。

 

色の違う稲を植えて、絵や字を描いています。

 

展望台に上りました。

 

二人の人物が描かれています。上には、「南九州市祝10周年」の文字があります。

 

左の人物。これはすぐわかります。西郷隆盛です。下には「敬天愛人」の文字が。

 

右の人物は、わかりませんでした。下で作業している人に聞くと、南九州市のマスコットキャラ「お茶むらい」だそうです。

お茶と侍をかけたもので、南九州市特産のお茶と、知覧の武家屋敷の武士からとっています。ちょんまげは、お茶の葉です。

 

展望台からの眺め。田んぼや芋畑が広がっています。

 

川辺の町を望む。

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宮崎旅行(4)青島

2017-07-24 | 

宮崎神宮から青島へ行きました。

 

弥生橋を渡っていきます。

 

青島に到着です。熱帯植物で覆われています。

 

青島で有名なものが、波状岩(鬼の洗濯岩)です。硬い地層と軟らかい地層が交互に堆積し、軟らかい地層が浸食されてできたものです。

岬の先端が、今晩泊まる青島サンクマールです。

 

青島神社にお参りしました。

 

青島神社社殿。

 

社殿の横の熱帯植物の中を進みます。

 

青島の中心にある元宮です。

 

真砂の貝文。青島は貝殻が堆積してできた島で、別名真砂島というそうです。

 

瓦投げです。瓦が磐境に納まるか、割れれば願いがかなうそうです。

 

青島サンクマールの夕食です。

 

白身魚のホワイトソース掛け。この他に、刺身の盛り合わせ(5点)、ご飯もの、フルーツ、アイスが付きました。

温泉があり、部屋の見晴らしもよく、一人1万円はお得感がありました。

 

翌朝、部屋からの眺めです。左奥が、昨日訪ねた青島です。

宮崎旅行を一休みします。

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宮崎旅行(3)宮崎神宮

2017-07-23 | 

綾から宮崎神宮へ行きました。

 

参道の橋を渡っていきます。

 

橋から池を望む。

 

池の近くに、国指定天然記念物の宮崎神宮のオオシラフジがあります。

 

中国原産で、わが国で最も大きいオオシラフジです。花のころ来たことがあります。

 

鳥居をくぐって参道を進んでいきます。

 

立派な門があります。

 

明治32年、皇族御手植えの杉です。

 

根元に、願かけ絵馬があります。

 

これも、御手植えのモミです。

 

宮崎神宮本殿。祭神は、初代天皇の神武天皇です。

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宮崎旅行(2)綾城と酒泉の杜

2017-07-22 | 

綾城に行きました。

 

大手門を通っていきます。

 

綾城の天守閣です。

 

内部は博物館になっています。これは火縄銃。

 

刀です。

 

天守閣の最上段に登りました。

 

天守閣から綾の町を望む。

 

隣の建物に、昭和30年代を再現したコーナーがあります。我が家にも、足踏みミシンがありました。

 

レコードプレーヤー。

 

酒泉の杜のワイナリーを見学しました。

 

ガラス越しに、ワインの製造工程を見学できます。

 

売店では、ワイン、焼酎、清酒などの試飲ができます。車だったので、飲めませんでしたが。

 

酒泉の杜で、昼食に鮎定食をいただきました。今年の初物でした。

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宮崎旅行(1)綾の照葉大吊橋

2017-07-20 | 

梅雨の最中でしたが、宮崎旅行へ行きました。

 

綾町の照葉大吊橋を下流右岸から見たものです。

 

これから吊橋を渡ります。

 

入口。これは平成23年完成の2代目吊橋で、橋長250m、高さ142mです。

 

吊橋を渡っていきます。

 

上流を望む。小さな吊橋があり、遊歩道になっています。

 

下流を望む。一面の照葉樹林帯です。川は、大淀川の支流の本庄川です。

 

真下を望む。

 

足元です。スリット越しに川が見えます。

 

対岸(左岸)に到着しました。

 

左岸から右岸を見たものです。奥の建物に、照葉樹林の植物や動物の展示があります。

 

そこにあるキジの剥製です。

 

フクロウの剝製。

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城山散策(4)城山自然遊歩道

2017-07-18 | 植物

薩摩義士の碑から、城山へ登っていきます。

 

黎明館の裏の道を城山へ向かいます。

 

枯れたエノキです。

 

城山自然遊歩道を登っていきます。

 

近衛の水。1723年に造られた水道施設です。冷水町の水源から城下まで、いくつかのトンネルを結ぶ1.2kmの水路でした。

 

遊歩道を散策する人が何人かいました。

 

バリバリノキ(クスノキ科)。

名前の由来は、葉が硬く、揺れるとばりばりと音を立てる、葉や枝に油分があり、燃やすとばりばりとよく燃える、などだそうです。

 

クスノキの巨木が多いです。

 

バクチノキ(博打の木、バラ科)

絶えず古い樹皮がうろこ状に剥がれ落ちます。これを、博打に負けて衣を剥がれるのにたとえたことに由来するそうです。

 

緑のトンネルの遊歩道を登っていきます。

 

クスノキの古木がありました。

 

根元は空洞化しています。

 

城山展望台に着きました。照国神社で会った中国人観光客に、ここでも会いました。

 

展望台から、桜島と錦江湾、鹿児島市街地を望む。

 

駐車場にあるクスノキです。

この後、駐車場の向こうから歩道を下りました。2時間半の散策でした。

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城山散策(3)

2017-07-16 | 史跡

鶴丸城跡をもう少し見ていきます。

 

黎明館の裏にある御池。

 

池に架かる桁橋。

 

石灯籠と桁橋です。

 

田の神が4体あります。本物ではなく、鹿児島の有名な田の神のレプリカです。

これは、加治木町日木山上(里)の田の神。

 

姶良町平松触田の田の神。

 

武家屋敷の二つ家。横川町の海老ケ迫家を移築したものです。

 

「おもて」(左)と「なかえ」が合体した造りです。

 

武家屋敷の裏には、本物の田の神があります。

以上が、黎明館の裏側でした。

 

西郷隆盛が設立した私学校跡の石垣。西南戦争の引き金となったところです。

 

石垣には、西南戦争の銃弾跡が生々しく残っています。

 

私学校跡の門。

 

薩摩義士の碑です。

 

薩摩藩は、幕府から木曽川治水工事を命じられましたが、工事は困難を極め、84名の犠牲者と40万両を費やして完成させました。

総奉行の家老の平田靭負(ゆきえ)は、犠牲者と工事費の増大の責任をとって自刃しました。

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