鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

錦江湾公園のバラ

2010-06-30 | 植物
鹿児島市平川町の錦江湾公園へ、バラを観にいきました。


錦江湾公園のバラ園。平川動物公園の隣にあります。
バラは、盛りは過ぎていますが、まだ咲いていました。


シャルル ドゥ ゴール 
赤紫のバラです。


うらら


プリンセス ミチコ
「プリンセス○○」という種類が多いです。


琴音
和風の名前で、清楚なバラです。


ツル ゴールドマリー


ハーモニィー


ザ マッカートニー ローズ


緑光
薄い緑色ををしています。

大きい花、小さい花、派手な花、質素な花、色もさまざまで、実に多くの種類があり、それぞれ名前が付いています。
バラの香りに包まれて、いい時間を過ごしました。

次は、自宅の庭に咲いている花です。

ゲットウ(月桃)ショウガ科
種子島の実家の庭にあったものを移植しました。
葉で、おにぎりなどを包むと、いい香りがします。


サンパラソル(キョウチクトウ科)
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明ケ窪湧水

2010-06-28 | 水辺の風景
鹿児島に、名水といわれる湧水がいくつかありますが、明ケ窪(みょうがくぼ)湧水もそのひとつです。
前回紹介した、七窪水源地の近くにあります。
地元の人に、七窪水源地の場所を聞いたら、この湧水も教えてくれました。


鹿児島市伊敷台7丁目明ケ窪の、県道坂元伊敷線の脇に伊勢神社があります。


伊勢神社社殿。


神社の崖下に明ケ窪湧水があります。


枡のところから湧水がありますが、ふたをしています。
町内会で管理している湧水で、利用者は100円を支払います。
1年に1回、水質検査をしているそうです。
神社の下から湧いているため、神聖な気がします。


多くの人が、たくさんの容器を持参して水を汲んでいました。
100円でも安いものです。
私も飲んでみましたが、ミネラルウォーターのようにおいしい水です。
市街地に近いため、訪れる人が絶えません。


隣に水源施設らしいものがあります。
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七窪水源地と上之原配水池

2010-06-26 | 史跡
土木学会選奨土木遺産の七窪水源地を紹介します。


鹿児島市下田町七窪にある七窪水源地。
鹿児島市水道局の施設です。


入口の扉の隙間から、重厚な石造りの建造物が見えます。
これ以外にも、石造り建造物があります。


土木学会のホームページから引用した石造りアーチ建造物です。
外からは見ることができず、水道局に問い合わせたところ、一般公開はしていないそうです。


下流にある水道橋。

七窪水源地から上之原配水池に導水しています。

鹿児島市西坂元町にある上之原配水池。


上水道記念碑。


施設の隣に、このトンネルがあります。


これも上水道施設のひとつとして、資材などを運搬するために造られたトンネルです。
今は、人道トンネルとなっています。プレートに大正8年の文字があります。
戦時中は、市役所の書類などを保管する施設として利用されたそうです。
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元祖コピペ

2010-06-24 | エッセイ

10年以上前、長女が高校に入学した時、お祝いにパソコンを買ってあげた。
たちまちインターネットに夢中になり、ホームページを立ち上げた。
当時、インターネット人口は今ほど多くなく、高校生が個人でホームページを立ち上げることもあまりない時で、時代の先端を行っていると思った。

1年生の夏休み、宿題のレポートを作成したが、それを見て驚いた。
高校生のレポートといえば、図書館で調べ、手書きの文章というイメージだったが、「O-157について」というワープロで書かれたそのレポートは、病理学用語を駆使して解説した詳細なもので、高校1年生のレポートとは思えなかった。
何のことはない。
インターネットの記事をコピーし、つなぎ合わせて文章を作った、いわゆるコピペ(コピーアンドペースト)なのであった。

今、大学生のレポートにコピペが多いと問題になっているが、そんなことなど話題にもならない時だった。
そういう意味でも、時代の先端を行っていたのであった。
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原田城跡と金比羅神社

2010-06-22 | 史跡

指宿市の原田城跡を訪ねました。
指宿駅から国道226号を挟んで反対側の山にあります。


城跡にある金比羅神社。


鳥居の下にある方柱四方梵字。
4面に梵字が刻まれており、南北朝、室町時代にかけて、民衆の浄土への願いが刻まれているそうです。
指宿市指定文化財です。


鳥居の下には、仁王像と地蔵様があります。


右の仁王像。


金比羅神社社殿。


神社の脇を通って山の上へ行くと、城の遺構と思われる掘割があります。


城跡と思われるところですが、畑になっており、石垣や土塁などの遺構は見られませんでした。
原田城は、原田一族の居城でした。


近くに、千手観音木造があります。
お堂の、ガラスケースの中に安置されています。


千手観音木造。
五百数十年前、大円寺の虎森和尚の作と伝えられています。
廃仏毀釈のとき、集落の人が山中に隠して難を逃れました。
指宿市指定文化財です。
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向湯田の滝

2010-06-20 | 水辺の風景

前回紹介した、日置市東市来町湯田にある姶良河(いらこ)橋の下流に滝があります。
国道3号の向湯田信号を北へ行くと橋があり、そのひとつ下流の橋が姶良河橋です。
滝は姶良河橋のすぐ下流です。


石橋の姶良河橋を上流から望む。
下流で、滝が落ちているのがわかると思います。


滝の下流に行って見ました。
右岸から河床に下りることが出来ます。
幅が広く、なかなか迫力のある滝です。


近景。雨のあとで、豪快に落ちて水しぶきが上がっていました。
名前はわかりませんが、向湯田という場所にあるので、仮に向湯田の滝とでもしておきましょうか。


滝と石橋の2ショット写真を撮りたくて、滝の落ち口に行ってみました。
上流に石橋があるのがわかると思います。
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穴川橋他

2010-06-18 | 石橋

石橋を3つ紹介します。


さつま町宮之城にある穴川橋です。
穴川が川内川に合流するところに架かっています。
現道橋の上流にあります。
写真の下は川内川で、右が下流です。


下流の現道橋から見た穴川橋。
 橋長:44.1m
 幅員:4.71m
 架設年代:大正9年
人道橋となっています。


上流左岸から見たもの。
右岸で工事中でした。



日置市東市来町湯田にある姶良河(いらこ)橋です。
国道3号の向湯田信号を北へ行くと橋があり、そのひとつ下流の橋です。
増水時に水没する潜り橋です。


下流から見たもの。
 橋長:7m
 幅員:2.7m
 架設年代:大正9年3月


下流右岸にある姶良河橋の碑と、その向こうの橋。


上流左岸より。
なお、この下流に滝がありますが、次回紹介します。


いちき串木野市芹ケ野にある北口屋橋で、上流から見たものです。
国道3号が南九州自動車道の高架の下を通りますが、そこにあります。


下流から見た近景。
 橋長:7.3m
 幅員:2.6m
 架設年代:嘉永5年7月
旧街道(出水筋)に、同じ形の石橋が5つ架けられ、そのうちのひとつです。
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紫陽花

2010-06-16 | 植物
鹿児島は、平年よりずっと遅れて、6月12日梅雨入りしました。
6月の、我が家の庭の花です。


アジサイ(紫陽花)ユキノシタ科
梅雨にはアジサイが似合います。
これは白っぽい花。


青いアジサイ。
アジサイの色は、時間とともに変化します。
また土壌のペーハーによっても変わるそうです。


テッポウユリ(鉄砲百合)ユリ科


コオニユリ(小鬼百合)ユリ科
ムカゴが付くのが、オニユリです。


黄色いユリですが、名前がわかりません。


クチナシ(梔)アカネ科
玄関脇に植えていますが、いい香りを届けてくれます。


ホテイアオイ(布袋葵)ミズアオイ科
葉の根元が膨らんでいるのを、布袋さんのお腹に見立てたものです。


ニンニク(大蒜)ネギ科
芽が出たニンニクを畑に捨てたら大きくなり、花を咲かせました。
家庭菜園では、思わぬ野菜の花を見ることがあります。
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曽於の岩屋観音

2010-06-14 | 史跡
曽於市大隅の岩屋観音を紹介します。
岩川から国道269号を南へ行くと案内看板があり、志布志市との境界付近にあります。


駐車場から、よく整備された階段を下りていきます。


垂直の崖があり、この下にあります。


岩に彫られた多くの磨崖仏や石塔。 


文明18年(1486年)と彫られた文字があり、この頃の開基と考えられています。
また、江戸中期、明治時代にも活動があったそうです。


観音様。


本尊の十一面観音菩薩。


お堂。
右には、大きな岩が落ちています。


お堂の上の崖に彫られた文字と龍。
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喜入旧麓

2010-06-12 | 史跡
鹿児島市に「景観重要建造物」という制度があります。
喜入旧麓にある、牧瀬家武家門と石塀がこれに指定されたので訪ねました。


石塀が続く喜入旧麓の通り。


これが景観重要建造物に指定された牧瀬家です。
武家門と石塀が指定の対象です。


正面から見る。
立派な石柱の武家門で、前の水路には石橋が架かっています。
この石橋は、以前紹介しました。


石橋を下流から見る。


武家門の家は牧瀬家だけですが、石柱の門は他に何軒かあります。


石塀と水路。


旧麓の田の神。


ここは給黎城の跡で、正面の山が城跡です。
その麓が、武家屋敷跡です。


給黎城址の案内看板。
現在の喜入麓は喜入小学校付近ですが、そこに移るまで、ここが政治の中心でした。
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