鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

彼岸田石井堰

2017-01-31 | 史跡

鹿児島市油須木町の彼岸田石井堰(ひがんだいしいぜき)を紹介します。

国道328号の脇に八重の里という施設があり、この近くから西へ行くと川があり、そこにあります。

 

彼岸田石井堰を上流から見たものです。川は、甲突川の支流の油須木川です。

 

石積みの堰で、弘化3年(1846年)に築かれました。

 

右岸側(写真左)に取水口があり、今でも現役です。

 

左岸より見る。

 

井堰から上流を望む。

 

前の井堰の30m下流にも井堰があり、二連式の井堰となっています。このようなものは珍しいそうです。

 

井堰から落ちる水。

 

右岸より見る。

 

井堰から上流を望む。草の陰に、最初の井堰が見えます。

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出水のツル

2017-01-30 | 生きもの

出水のツルを観に行きました。

 

ツル展望所に向かう田んぼでも、多くのツルを観ることができます。

 

飛び立ちました。

 

ツル展望所に着きました。

 

二階の展望台から、観察できます。ガイドが説明してくれます。

 

展望台から観たツルです。この日は11872羽でした。分散しているので、ここから観るツルは全体の三分の一だそうです。

 

ズームします。

 

えさを食べるツル。

 

黒いのがナベヅル、少し白っぽくて、目の周りが赤いのがマナヅルです。

 

家族単位で行動するそうです。これは両親と子供です。ツルは、シベリアで2個の卵を生みます。

ここでは、1羽(単身)、2羽(夫婦)、3羽(両親と子供1羽)、4羽(両親と子供2羽)の単位だそうです。

 

向こうの水を張っているところが、ねぐらです。外敵から身を守るため、水の中で片足で立って眠るそうです。

2月から4月にかけて、北帰行でシベリアに帰ります。

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鹿児島港

2017-01-28 | 水辺の風景

鹿児島港を散策しました。

 

ドルフィンポートの前の広場から見た桜島。

 

石積み堤防があります。明治5年に築かれた一丁台場で、向こうは埋め立てられて北埠頭になっています。

 

向こうの三角の屋根は鹿児島水族館。この水路でイルカを泳がせますが、今は休止中です。

 

堤防の一部を切り取っていますが、イルカを出入りさせる水門と思われます。

 

一丁台場と斜めに接合するのが、幕末に築かれた新波止です。この上に砲台がありました。

 

左は桜島フェリー乗り場です。フェリーが出港していきました。

 

新波止の上。ここに薩英戦争で使われた砲台がありました。

 

近くに潜水艇の「はくよう」が展示されています。1971年に建造され、2013年に引退しました。鹿児島湾にも数多く潜水したそうです。

 

前部。物をつかむアームがあります。

 

展望台から見た桜島。

 

北には高千穂峰が見えます。

 

「夏の思い出」というタイトルの少女像。

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千本楠

2017-01-26 | 巨樹・古木

日置市吹上町の大汝牟遅神社の参道にある千本楠に行きました。

 

大汝牟遅神社の参道です。

 

前の写真の右に千本楠があります。

 

楠の巨木の間を通っていきます。

 

小さなお宮があります。

 

ここに20数本の楠の巨木があります。

 

龍が寝ているように、地を這った楠が多いです。

 

倒れ伏して朽ちた楠が親木と伝えられ、当時は根回り18m余りあったそうです。

 

野口雨情の歌です。

 伊作八幡千本楠は 横へ横へと 寝てのびる

 

明治43年の日英博覧会に出品された楠の切り株は、樹齢800年でした。

 

神話によると、大汝牟遅命下向の時、楠の杖を地面にさし、これが根付いて親木となり、増えたそうです。

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後中橋他

2017-01-24 | 石橋

鹿児島市吉田町の石橋を3つ紹介します。

 

後中橋を下流から見たものです。現在、使用されていません。川は、本名川です。

 

近景。

 橋長:9.75m

 幅員:2.7m

 架設年代:不詳

 

下流右岸から見た石橋と親柱。現役の時は、拡幅されていたものと思われます。

 

上流より見る。

 

和田橋を左岸から見たものです。地域の生活道路です。

 

上流から見た和田橋。

 橋長:5.1m

 幅員:2.8m

 架設年代:大正14年

 

河床から見た近景。

 

本名小学校の前にあるテコ橋を、右岸から見たものです。現道橋の下流にあり、使用されていません。

テコは太鼓のことで、正式名は太鼓橋だったと思われます。

 

下流から見たテコ橋。

 橋長:5.77m

 幅員:3.8m

 架設年代:明治45年

 

下流左岸から見た近景。

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観音滝公園

2017-01-22 | 水辺の風景

前回紹介した、さつま町の下丁場磨崖仏の近くに、観音滝公園があるので紹介します。

 

観音滝公園にある橋です。

 

橋から下流を望む。夏はにぎわいますが、このときは閑散としていました。

 

下流にある渕です。

 

橋から上流を望む。これを上流へ行くと、観音滝があります。正面の建物は、薩摩切子の工房です。

 

左岸に水路があり、桁橋が架かっています。

 

水路に落ちる2条の滝。

 

さらに上流へ行くと、滝見台があります。

 

滝見台から見た観音滝です。2段になっています。

 

正面から見た近景。川は、川内川の支流の穴川の、そのまた支流の南川です。

 

高さはそれほどでもありませんが、滝つぼが丸くて大きいです。

 

滝見台の後ろに観音様がいて、滝を見下ろしています。

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下丁場磨崖仏他

2017-01-20 | 史跡

さつま町の史跡を二つ紹介します。

 

永野にある下丁場磨崖仏です。下丁場バス停の所にあります。

 

正面の崖に彫られています。

 

板碑、五輪塔、仏像などからなります。

 

近景。彫られたのは鎌倉から室町時代です。

 

案内板に、梵字の読みと意味が書かれています。不動、薬師、地蔵、毘沙門天、釈迦などです。

 

紫尾温泉の近くにある、神興寺僧侶の墓石塔群です。

 

紫尾山祁󠄀答院神興寺歴代住職の墓石です。総数約60基で、最も古いものは1415年のものです。

 

五輪塔。梵字が刻まれています。

 

大きな石塔です。

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火野さんが訪ねた吹上浜

2017-01-18 | 水辺の風景

火野正平さんが、「こころ旅」という番組で、昨年、日置市吹上町の吹上浜を訪ねました。

その場所を、私も訪ねてみました。

 

薩摩湖。この反対側の浜です。

 

国民宿舎吹上砂丘荘を右に見て進みます。

 

松林が続いています。

 

前の写真の右に見えるサイクリングロード。

 

ロータリーに着きました。この先が、火野さんが訪ねた吹上浜です。

 

砂丘に登っていきます。

 

キク科の花が咲いていました。ナルトサワギク(鳴門沢菊)です。

 

砂丘の上に着きました。火野さんが、ここで手紙を読みました。

 

砂丘から南を望む。右の山は野間岳です。

 

浜から北を望む。吹上浜には、あちこちに行っていますが、ここに来たのは初めてです。

 

南を望む。

 

沖の小さな島は、久多島です。

 

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吉水の田の神他

2017-01-16 | 田の神

鹿児島市の田の神を、2体紹介します。

 

鹿児島市宮之浦町吉水にある、吉水の阿弥陀堂と田の神です。集落の道路脇にあります。

 

お堂の中に阿弥陀様と田の神が祀られています。

 

右が田の神、左が阿弥陀様。

 

白粉をした田の神。右手のメシゲを頭のシキに当て、左手に大きなお椀を持っています。

メシゲとシキが一体化しているのは、珍しいです。

 

隣の阿弥陀像です。

 

下田の田の神です。下田土地改良記念碑の隣にあります。

 

田園地帯の中にあります。

 

シキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持った座像です。お金が供えられています。

 

後姿。

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宮之城伝統工芸センター

2017-01-14 | 施設

さつま町宮之城にある宮之城伝統工芸センターを訪れました。

宮之城は竹の産地で、竹細工の展示や実習をする施設です。

 

宮之城伝統工芸センター。左の建物が、竹細工の実習をする部屋です。何人か、竹細工に取り組んでいました。

 

入口を入ると、様々な竹製品の展示があります。これは自在鉤と茶釜。

 

花かご。

 

日本一の大ばら。ばらは、ざるのことです。

 

伝統工芸作家の作品が並んでいます。

 

神輿。

 

モウソウチクの奇形。

 

研究生の作品もあります。

知人が、ここで実習を受けて竹細工を始め、我が家に作品をいただきました。

 

青森県鶴田町のねぶたがあります。さつま町に、旧鶴田町があるので、その縁と思われます。

青森市や黒石市で、ねぶた祭りを観たことを思い出しました。

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