鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

阿多麓

2010-02-28 | 史跡
加世田麓を訪ねたとき、近くの阿多麓を訪ねました。
南さつま市金峰町の、阿多小学校の少し南にあります。


近くを流れる新田川。
江戸時代に拓かれた人工の川です。
堰の上流の橋は高札橋。


高札橋の案内板。


新田川に架かる木橋。
昔の高札橋も、こんな橋だったのでしょうか。


石垣とイヌマキが続く阿多麓の通りです。


武家門と石倉の家がありました。


立派なイヌマキがあります。


前の写真の奥に見える石倉を反対から見たものです。


武家門の家が数軒あります。
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庭の花

2010-02-26 | 植物
だいぶ春らしくなって、我が家の庭も華やかになってきました。


玄関にある岩根絞という種類の椿です。
絞りの花と、赤い花が混じって咲きます。
1月から3月にかけて次々と花を咲かせ、1本でふたつの色の花を楽しめます。


絞り模様の花。


しだれ梅。
右の緑の葉はゲットウです。これにおにぎりを包みます。


しだれ梅のアップ。


サクランボの花です。
今年は花がいっぱい咲いているので、実がなるのが楽しみです。


サクランボの花のアップ。


シクラメンは、いまだに咲いています。


白モクレンのつぼみ。
もうすぐ白い花を咲かせます。


追:その後咲いた白モクレン
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姶良の石橋(2)

2010-02-24 | 石橋
姶良町木津志の石橋の続きです。


県道下手山田帖佐線の、農協下バス停の少し下流にある向江橋で、上流から見たものです。
 橋長:6.1m
 幅員:3.97m
 架設年代:大正6年12月


下流側は拡幅されています。


向江橋の下流にある小川内橋で、下流から見たものです。
 橋長:9.4m
 幅員:6.1m
 架設年代:大正初期


左岸部。
二つの石橋を隣接して架設したような構造です。
最初からこのような構造だったのか、追加して架設したのかはわかりません。


向江橋を上流へ行くと、川が二つに分かれており、右の川を上流へ行くと、青木迫橋があります。
農道に架かる橋で、左岸から見たものです。


下流から見た青木迫橋。
 橋長:4.8m
 幅員:1.85m
 架設年代:不詳


左の川を上流へ行くと、有村橋があります。
上流から見たものです。
 橋長:2.6m
 幅員:3.22m
 架設年代:不詳


下流側は拡幅されています。

これらの石橋は、いずれも現役で活躍しています。
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姶良の石橋(1)

2010-02-22 | 石橋
姶良町木津志にある石橋を訪ねました。


県道下手山田帖佐線の中村下三文字バス停を北にいくと、三叉路があり、その手前に木津志橋があります。
左岸から見たもので、地域の幹線道路に架かる橋です。


下流右岸より。


下流から見た木津志橋。
 橋長:8.4m
 幅員:3.95m
 架設年代:大正初期


上流より。
川は木津志川です。



三叉路を右へ行き、木津志川を上流へ少し行くと下段橋があります。
右岸から見たものです。


木津志の石橋には、全て石造りの標識があります。
地元の方が大事にしていることがわかります。


下流から見た下段橋。
 橋長:9m
 幅員:3.65m
 架設年代:大正3年2月


上流に堰があり、そこから見た下段橋です。



菅野バス停の少し北に樫木橋があります。
右岸から見たものです。


上流から見た樫木橋。
大正10年の架設です。


下流より。

姶良町の石橋が続きます。
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津貫の石倉

2010-02-20 | 風景
南さつま市加世田津貫を散策しました。


国道270号の脇に、焼酎メーカー本坊酒造があります。


大きな甕が・・・


川のほとりに、趣のある石倉があります。


前の写真の石倉を正面から見る。


蔦の絡まる石倉。


ここにも石倉が・・・


本坊酒造の脇を通って、津貫小学校へ行きました。


津貫小学校。


小学校の校庭にある落羽松。
明治38年に植林されたそうです。
葉が茂る頃は、またきれいでしょうね。


国道を挟んで反対側にある、蔦の絡まる石倉。

津貫地区は多くの石倉があり、趣のあるところです。
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花鳥園

2010-02-18 | 
灘の酒蔵めぐりのあと、ポートアイランドの花鳥園に行きました。


ポートライナーから見た神戸港。


花鳥園の中です。
温室の中に花が咲き乱れています。
寒い日でしたが、中はぽかぽかです。


華やかなベゴニア。


ハス園のハス。


オオオニバス。
小さな子供なら、葉の上に乗れるそうです。


パピルス。
古代エジプトで紙の原料として用いられ、ペーパーの語源となっています。


鴨と鯉に、えさをやって遊びました。
鳥と魚が奪い合って食べます。


フクロウのショー。
このあと、フクロウと一緒に写真を撮ったり、腕に乗せたりすることが出来ます。
(腕に乗せるのは有料で500円)。


オオハシ。

花鳥園は、花を鑑賞したり、鳥と触れ合える施設です。
入園料:大人1500円、小人700円。
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灘の酒蔵めぐり

2010-02-16 | 
娘二人と、灘の酒蔵めぐりに行きました。


菊正宗酒造記念館。


庭に、懐かしい撥ねつるべの井戸がありました。
六甲山からのきれいな水です。
水は、日本酒の命ですからね。


昔の酒造りの様子が展示されています。
団体客には、案内が付きます。


ふなば。
発酵したもろみを酒袋に入れ、圧縮して搾る装置。


菊正宗のポスター。



次は、白鶴酒造資料館です。


大きな樽を吊り上げています。
人間はレプリカです。


二階にある阿弥陀車。
これで樽を二階まで吊り上げます。


床揉みという作業。


浜福鶴の展示館です。


井戸と大樽は、酒蔵のシンボルのようです。
これは滑車のつるべ。


ここは前の2箇所と異なり、実際の稼動している施設を窓越しに見学できるようになっています。
これは発酵タンク。

これらの酒蔵めぐりは、いずれも入場無料で、試飲もできます。
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大滝

2010-02-14 | 水辺の風景
鹿児島市中山町にある大滝を紹介します。
ふれあいスポーツランドの南に滝之下川が流れており、指宿スカイラインのすぐ下流側にあります。


滝を見ることができる広場。
左に滝が小さく見えます。
右に見えるレンガ煙突は、ここにかつて、そうめん流しの施設があった名残です。
滝を眺めながら、そうめんを食べたのでしょうね。


レトロなレンガ煙突。


滝の遠景。
上に小さく見えるのが、スカイラインに架かる橋。


近景。
高さ20m程度で、まっすぐ落ちており、なかなか迫力のある滝です。


大滝の上流にも滝があるので、滝の上に行ってみました。
スカイラインに架かる橋の下から、河床に降りることができます。
上から見た大滝です。


この上流に2段の滝があります。


下段の滝。
細い滝がいくつかあります。


上段の滝。
高さ5m程度ですが、斜めの岩盤を滑り落ちる滝で、滝つぼも広く趣のある滝です。
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高田の磨崖仏

2010-02-12 | 史跡
前回紹介した南九州市川辺町高田にある石の堰から、川沿いの道路を上流へ行きます。


道路脇の崖に高田の磨崖仏があります。


垂直の溶結凝灰岩の崖に、複数の仏像などが彫られています。


これらの磨崖仏は、1687年に鹿児島の石工久保田太右衛門と、1711年に頴娃脇七兵衛が彫ったそうです。


仏像。


大黒様。


いずれも精巧な像で、保存状態もいいです。


蓮や梅と思われる植物も彫られています。

近くにお寺などはありません。
南九州市指定文化財(史跡)です。
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高田のタービンと石の堰

2010-02-10 | 史跡
南九州市川辺町高田に、高田タービン揚水場という施設があります。
高田小学校の少し上流です。


道路脇の看板。


小屋の横の永里川に堰があります。
堰から導いた水でポンプを回して揚水し、水をかんがいする施設です。


小屋の外に、揚水管と思われる施設があります。
ポンプ自体は見ることができません。
水を汲み上げる高さは8m、量は毎分6.8立方メートルといいますから、相当な量です。
この施設は昭和10年に造られ、電気を使わない究極のエネルギーとして、今日まで使用されてきました。


詳しいことが知りたい方は、この案内板をどうぞ。



さて、タービンから上流へ行くと、永里川の河床に溶結凝灰岩が広がっており、小さな滝もあります。
上流に堰が見えます。


石造りの堰です。


右岸から見た堰。


右岸の導水路から落ちる滝。
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