鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

モミジバフウ

2006-11-30 | 植物
鹿児島の低地は紅葉の盛りです。
といっても、北海道や東北地方のように、山全体が紅葉することはありません。
それでも、緑色の中にポツン、ポツンと点在して真っ赤に燃える紅葉や、街路樹や公園の樹木の葉が色づくのを見て、晩秋の風情を感ずることはできます。


これはある公園で見かけたモミジバフウの紅葉で、真っ赤に色づいていました。
アメリカ原産の外来種で、植栽として植えられています。
山のモミジより、葉が大きいです。
紅葉葉楓と書きますが、カエデ(楓)の仲間ではなく、マンサク科だそうです。
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雄龍雌龍の岩

2006-11-29 | 風景
前日、種子島の西海岸は砂浜が多いと書きましたが、岩場の海岸もあります。


西海岸の浜津脇に、この雄龍雌龍(おたつめたつ)の岩があります。
この付近は岩場の海岸ですが、このように大きな岩が出ているのはここだけです。
この岩のところだけ硬くて、侵食されずに残ったものと思われます。
向かって右が雄龍です。



この案内看板、向かって「右」と「左」を修正した跡があります。
ということは、以前は右を雌龍としていたのでしょう(鹿児島県ホームページの観光案内ではそうなっている)。
やはり出っ張っているほうを雄としたほうがいいと考えたのでしょうか。
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種子島の海(2)

2006-11-28 | 水辺の風景
種子島の西海岸です。
西海岸は、東海岸に比べて地形がゆるやかで、砂丘や砂浜が多いところです(もちろん岩場の海岸もあります)。
東シナ海に面しており、波も穏やかなことが多いです。


これは中種子町の西に広がる長浜海岸です。浜津脇付近から南を撮影したものです。
その名のとおり、延長12kmに及ぶ長い砂丘と砂浜からなる海岸です。
子供の頃、この海岸にハマグリが大発生し、親と一緒に取りに行ったことがあります。
その取り方が、潮干狩りのように熊手を使って取るのではなく、波打ち際に立ったままつま先をぐりぐり動かし、硬いものに当たったらしゃがんで取る、というやり方でした。
カマス(農業用の袋)いっぱい取れました。


これは西之表市の石寺海岸から南を写したもので、屋久島を遠望した写真です。
雲のかかったところが屋久島です。右側に稜線がかすかに見えます。
屋久島は、西之表からその全貌をくっきりと見ることは少ないです。


西之表港の南にある塰泊(あまどまり)から、西之表港とその向こうに西之表市街地を眺めたものです。

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種子島の海(1)

2006-11-27 | 水辺の風景
種子島の海をいくつか紹介します。
まずは東海岸から。
種子島の東海岸は、太平洋の荒波に洗われ、断崖や奇岩が多い荒々しい海岸の多いところです。その分、風光明媚なところが多く、サーフポイントもたくさんあります。


これは、中種子町の竹屋野海岸から南を撮影したもので、種子島宇宙センターを遠望したものです。
左の先端が宇宙センターで、組み立て棟などの施設が薄く見えます。


中種子町の東海岸にある犬城海岸です。
ここは断崖や奇岩が多く、馬立の岩屋(海蝕洞)がある風光明媚な海岸です。
写真の左に馬立の岩屋があります(馬立の岩屋は7月27日紹介)。


西之表市の北東にある湊海岸です。
ここも岩場の海岸で、少し入り江になっており、左の入り江の奥に湊集落があります。
集落には湊川が注ぎ、河口にメヒルギの自生地があります。
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佐多岬

2006-11-26 | 風景
佐多岬は日本の本土最南端で、ちょうど北緯31度線上にあります。
写真は、種子島に行く途中の船から写したものです。
岬の先端に小島があり、ここに佐多岬灯台があります。
岬には展望台があり、ここからは開聞岳、種子島、屋久島などの雄大な景色が広がっています。
展望台に行くには、ソテツやビロウなどの南国の植物が生い茂る有料道路(佐多岬ロードパーク)を通り、駐車場から遊歩道を歩いていきます。

佐多岬を眺めながら種子島に帰る時思うのですが、佐多岬は種子島より遠い(時間的に)のです。
種子島は高速船で1時間半ですが、佐多岬は鹿児島からフェリーを使って2時間半はかかります。なかなか行く機会がありません。

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丸山

2006-11-24 | 風景
お椀を伏せたような丸い山。その名も丸山といいます。
薩摩川内市樋脇町(旧樋脇町)にあります。
高さ218mと低い山ですが、形のよさから樋脇町のシンボルとなっている山です。
溶岩円頂丘という、溶岩でできた山です。


近くには道の駅樋脇があり、これはそこから写した写真です。


山に登っていく途中に、よく整備された運動公園があります。
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からいも餅

2006-11-23 | 食べ物
からいも(さつまいも)とお餅を混ぜて作るお菓子で、鹿児島で「からいものねったぼ」といいます。
からいもの産地の鹿児島ならではの食べ物です。


作り方
・からいもを2cmくらいの乱切りにし、15分蒸し器で蒸す。
・お餅を上に載せ、5分蒸す。
・柔らかくなったらすり鉢に移し、混ぜ合わせるようにして突く。
・丸めて、砂糖を混ぜたきな粉を表面にまぶしていただく。

普通のお餅は腹に重たい感じですが、これは腹に軽く、お茶うけとしていただくことが多いです。
お餅とからいもの味が混じりあって独特の風味があります。
ねったぼとは、練ったぼた餅というほどの意味だそうです。
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湯之平展望台

2006-11-22 | 風景
桜島の中腹に湯之平展望台があります。


ここから眺める桜島の山は、麓から眺めるのとはまた違って、迫力を持って迫ってきます。
左から北岳、中岳、南岳です。


反対側には、桜島の麓、その向こうに大河のような鹿児島湾(錦江湾)、対岸に鹿児島市街地を眺めることができる、大変景色のいい展望台です。
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レモン

2006-11-21 | 食べ物
狭い庭に、アンズ、カリン、グアバ、レモンなどの果実を植えています。
これらの果実は、豊作の年と不作の年があり、不作の年はまったくならないときもあります。
今年はレモンが大豊作でした。100個以上実をつけており、黄色く色づいてきました。

農薬をまったく使用していないため、姿かたちはよくないですが、その分安全です。
このレモン、今からおすそ分けで配ったり、酢の物、レモンジュース等にしていただきます。
買って食べるのは簡単ですが、自分で育てた作物は一味違う気がします。


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ブーゲンビレア

2006-11-20 | 植物
ブーゲンビレアも鹿児島を代表する花のひとつです。
南米原産のオシロイバナ科の植物で、いかにも南国的な花です。
今の時期、あちこちに咲き誇っていますが、今の時期に限らずよく咲いているのを見かけます。
民家の庭、公園等で見るほか、写真のように建物の壁に這わせていることが多いです。


このお宅は2階の窓が隠れるくらい成長しており、満開のときはそれはきれいです。


ビルの外壁を飾っている。


色は赤紫、赤、オレンジとさまざまなものがある。
花に見えるのは包葉で、花は中心にある黄色い小さな花です。
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