鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

湊川橋他

2015-02-28 | 石橋

石橋を3つ紹介します。

 

指宿市宮ケ浜の湊川橋を右岸から見たものです。路面と欄干は、最近修復されました。

 

下流から見た湊川橋。川は湊川です。

 橋長:17.15m

 幅員:4.01m

 架設年代:天保15年

石工は、甲突川五石橋を架けた岩永三五郎です。

 

上流より見る。アーチが大きく、美しいです。

 

アーチ部。写真を撮っていたら、珍しそうにのぞき込まれました。

 

湊川を上流へ行くと、狩集(かりやずまり)橋があります。右岸から見たものです。

 

上流から見た狩集橋。

 

上流から見た近景。

 橋長:11.12m

 幅員:3.95m

 架設年代:不詳

 

右岸部。上下流ともコンクリートで拡幅されています。

 

下流より見る。

 

鹿児島市喜入前之浜の貝底(けぞこ)橋を下流から見たものです。国道226号のすぐ上流にあります。

 

下流から見た近景。赤い溶結凝灰岩で出来ています。

 橋長:16.2m

 幅員:4.1m

 架設年代:明治43年

  

上流より見る。

 

上流から見た近景。左岸のアーチはコンクリートで補強されています。

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木之下の田の神他

2015-02-26 | 田の神

田の神を4体紹介します。

 

指宿市東方木之下にある田の神です。左の二つの石碑は、島津斉彬公掘井碑新旧二基です。

 

右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

 

クロスの帯がかわいい。

 

島津斉彬公掘井碑新旧二基。

農民がかんばつで苦しんでいるのを見て、島津斉彬公が井戸を掘らせた記念碑です。

 

指宿市今和泉にある田の神です。豊玉媛神社の近くにあります。

 

長いシキをかぶり、顔は風化しています。

 

大きなワラヅトを背負っています。

 

鹿児島市喜入古殿にある田の神です。

 

右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

 

田んぼを見つめています。

 

鹿児島市喜入生見にある田の神です。NTTの施設の脇にあります。左奥が生見小学校。

 

右手に大きなメシゲを持っています。

 

頭の上に穴が開いています。初めて見ましたが何でしょうか。

 

田んぼを見つめています。

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吹上浜

2015-02-24 | 水辺の風景

日置市日吉町の吹上浜へ行きました。帆ノ港という海岸です。

 

サイクリングロードのスタート地点です。永吉川の浜田橋まで続いています。

 

ここに二つの祠があります。

 

右の祠の中に、2体の像があります。

 

吹上砂丘に登ります。

 

砂丘に咲く花。ナルトサワギク(鳴門沢菊、キく科)

外来種ですが、最近吹上浜に増えているそうです。

 

砂丘の上に着きました。

 

砂丘に引き上げられた舟。

 

吹上浜と吹上砂丘です。

 

浜に打ち寄せる波。

 

南を望む。右の山は野間岳です。

 

帆ノ港から少し北に行くと、砂丘の上に恵比寿様がいて海を見ています。

 

恵比寿様です。

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深固院跡と乳地蔵

2015-02-22 | 史跡

日置市日吉町吉利の深固院跡と乳地蔵を紹介します。扇尾小学校の近くにあります。

 

深固院跡。1386年、石屋真梁(せきおくしんりょう)によって開かれましたが、明治の廃仏毀釈で廃寺になりました。

石屋真梁は、鹿児島の福昌寺、伊集院の妙円寺などを創建した名僧です。

 

対の仁王像は、破壊されて頭部がありません。

 

左の石像も破壊されています。

 

前の写真の右の地蔵。これは一部が破壊されただけで残っています。

 

この像も、頭部がありません。

 

庭の池。

石屋和尚は、貧しい農民のために、落穂を拾って粉にして餅をつき、醤油をかけて焼いて食べさせました。これが鹿児島のしんこ団子の始まりです。

 

深固院跡の近くに乳地蔵があります。

 

子供を抱いた乳地蔵。建立は深固院創建時と考えられています。

妊婦がお参りすると、母乳が良く出るといわれています。

 

乳地蔵の前にある像です。

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花瀬望比公園

2015-02-20 | 水辺の風景

指宿市開聞の花瀬望比公園を紹介します。

 

開聞岳の麓にあります。フィリピンで戦死した人を慰霊する公園です。

 

石柱の間がフィリピンの方角です。

 

フィリピンの方を望む。右の島は硫黄島で、噴煙が上がっています。

 

傷ついた兵士の像。

 

母子像です。

 

フィリピンの方を見つめる母子像。

 

五重塔。向こうの鐘は200円で突くことができます。私も祈りをこめて突きました。

 

開聞岳の北にある鏡池です。波がないときは、開聞岳が鏡のように写ります。

 

カモが泳いでいました。

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平田の里山

2015-02-18 | 風景

前回紹介した永吉ダムを上流へ行くと、鹿児島市平田町の平田の里山があります。

 

永吉川水系二俣川の源流です。

 

水源になっています。

 

源流の近くに平田地区があります。山あいの集落です。

 

平田の里山の施設です。NPOが運営しているようです。右が田舎暮らし体験棟。

 

田舎暮らし体験棟に囲炉裏があります。

 

キャンプ施設もあります。

  

山の麓の民家。

 

畑は山あいにあって狭いです。

 

わらの下に野菜を保存しているのでしょうか。

 

今日の絵手紙。

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永吉ダム

2015-02-16 | 水辺の風景

前回紹介した永吉川の甌穴から上流へ行きます。

 

下流から見た永吉ダムです。手前が洪水吐です。

 

右岸から見た堤体。

 ダム型式:傾斜コア型ロックフィルダム

 堤高:37.0m

 堤長:148.0m

 

堤体から下流を望む。

 

上流右岸から見た堤体。洪水防止とかんがい用のダムです。

 

堤体からダム湖を望む。

 

ダム湖に架かる永吉ダム大橋です。

 

左岸から見た永吉ダム大橋。

 

橋からダム湖を望む。

 

堤体の近景です。

 

橋から上流を望む。この上流に、平田の里山があります。

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永吉川の甌穴

2015-02-14 | 水辺の風景

日置市吹上町永吉にある永吉川の甌穴を紹介します。

 

永吉川左岸にヤマンカンという山神の郷公園があり、その前の橋から上流を見たものです。

 

橋の下流は親水公園になっています。

 

橋の下の河床に見られる甌穴。石が岩のくぼみに入り、流れで回転し、岩を浸食して出来た穴です。

 

上流から下流を望む。最初の写真を撮った橋が見えます。

 

上流を望む。溶結凝灰岩が露出した河床で、浸食が激しく凹凸のある岩です。

 

早瀬になっています。

 

ここにもきれいな甌穴が見られます。まるで手水鉢のようです。

 

上流部。ここも早瀬になっており、このような急流が甌穴を造ったのです。

次回は、永吉ダムを訪ねます。

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本誓寺の仁王像他

2015-02-13 | 史跡

前回紹介した片浦漁港に本誓寺(ほんせいじ)があります。

 

港から石の階段を登っていきます。

 

本誓寺です。

 

庭に対の仁王像があります。南さつま市指定有形文化財です。ソテツの向こうが片浦漁港。

 

正面より見る。1843年の片浦の大火で焼けた青松山東光寺の境内にあったものです。

 

阿像。

 

吽像。

鹿児島の仁王像は、廃仏毀釈で破壊されているものが多いですが、この二つは完全です。

 

加世田万世の都仁塚です。

 

島津氏が伊地知季随(すえみち)の霊を慰めるために建てました。

 

笠沙赤生木にある宝塔。

 

弘法大師の真言密教の影響を受けて建てられたものです。

コメント欄は閉じています。

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南さつま海道

2015-02-12 | 水辺の風景

南さつま市笠沙は、美しい海岸が続き、南さつま海道といわれます。

 

沖の島は桟敷島です。

 

岩礁。陸地は薩摩半島です。

 

笠沙の御前の碑。笠沙は神話のふるさとです。

 

「とこしえに」の碑。

 

防波堤の向こうは片浦漁港です。

 

片浦漁港を望む。

 

浮き桟橋です。

 

カモメ。魚のおこぼれを狙って、漁港はどこも鳥が多いです。

 

水揚げされた魚。

 

展望台があります。

 

小島が点在しています。

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