鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

尾崎橋他

2012-07-31 | 石橋

阿久根市の石橋を三つ紹介します。

 

尾崎にある尾崎橋を右岸から見たものです。現道橋の上流にあり、車の通行は出来ません。

 

上流から見た尾崎橋。川は山下川です。

 橋長:11.4m

 幅員:3.62m

 架設年代:大正7年4月

 

下流の現道橋の上から見たもの。

 

現道橋の下から見たもの。

 

尾崎橋(右上)の下流に、右岸から合流する支流があり、ここに有田橋があります。

 

有田橋近景。

 橋長:11.5m

 幅員:3.6m

 架設年代:大正初期

  

有田橋と尾崎橋のツーショット。

 

山下川に沿って県道を上流へ行くと、弓木野バス停があり、ここを左折します。

少し行ったところにある弓木野橋を左岸から見たものです。おとんぼの滝に行く途中にあります。

 

下流から見た弓木野橋。

 橋長:12m

 幅員:3.6m

 架設年代:大正末~昭和初期

  

近景。

 

右岸部。

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河内の田の神他

2012-07-30 | 田の神

田の神を3体紹介します。

 

いちき串木野市上名にある河内の田の神です。

串木野インターの北に河内バス停があり、その近くにあります。

 

双体の田の神です。

 

袖が立派です。左の田の神は、大きなシキを被り、両手で大きなメシゲを抱えています。

 

薩摩川内市楠元町にある田の神です。

 

自然石をくりぬいた中に彫られ、全身が赤く塗られています。

 

横から見たもの。県道市比野東郷線の脇にあります。

 

薩摩川内市陽成町にある田の神です。

道路の先の左に、一條神社があります。

 

田園地帯の中にあります。

 

双体の田の神で、右が男、左が女のようです。

男女ペアの田の神というのも、ほのぼのとしていいものです。

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イチゴジャムとアンズジャム

2012-07-28 | 食べ物

庭のイチゴが熟れました。

 

アーチにしているイチゴが赤く色づきました。

5月には野バラのような花を楽しみました。

 

柵に這わせているイチゴ。赤から黒へ熟れていきます。

 

こちらは庭のアンズです。花を楽しんだあと、6月に熟れたのを冷凍保存していました。

 

カリンの実もなっています。秋に黄色く色づき、カリン酒やカリンジュースにします。

 

イチゴジャムです。

アクを取りながら煮て、砂糖を加え、水分が少なくなるまで煮詰めます。

 

こちらはアンズジャム。色がいいです。

 

イチゴジャムとアンズジャムの完成です。

パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜたりしていただきます。自宅の庭の果物を、自分でジャムにして食べるのは味が違います。

たくさん作って、おすそ分けしました。

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永吉川源流を訪ねて(4)

2012-07-26 | 源流を訪ねて

永吉の中心地を後にして遡上を続けます。

 

新永吉橋を下流から見たものです。新しい橋です。

 

新永吉橋から上流を望む。

 

小さな滝がありました。滝つぼが広いです。

 

とどろ橋を下流から見たものです。

橋を渡って左岸(写真右側)へ行くと、山神(やまんかん)の郷公園があります。

 

とどろ橋の下には、甌穴(おうけつ)があります。

 

甌穴。河床の窪みに入った石が、水流で回転して岩を削り、穴になったものです。

 

手水鉢になりそうな甌穴もあります。

 

とどろ橋から下流を望む。親水公園になっています。

 

とどろ橋から上流を望む。

 

とどろ橋の上流は、早瀬と小さな滝になっています。

 

小さな滝。岩は溶結凝灰岩で、ここにも甌穴が見られます。

永吉川源流の旅を一休みします。

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永吉川源流を訪ねて(3)

2012-07-24 | 源流を訪ねて

浜田橋の少し上流の右岸側に、天昌寺跡があるので立ち寄りました。

 

天昌寺跡。永吉島津家の菩提寺であった寺です。

 

領主や夫人の墓がたくさん並んでいます。

 

観音像。

 

仁王像。

 

庭に、昔懐かしい「はねつるべ」の井戸がありました。横棒の左端に錘が付いていて、これでバケツの水を持ち上げます。

子供の頃、実家にありました。

 

 

永吉川に戻り、遡上を続けます。川久保橋を下流から見たものです。

 

川久保橋から上流を望む。

 

右岸に広がる田園風景です。

 

農作業の様子。畦の草刈りをしていました。

 

永吉の中心地が見えてきました。橋は永吉橋です。

 

永吉橋から上流を望む。

なお、この付近に永吉麓がありますが、カテゴリーを変えて改めて紹介します。

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永吉川源流を訪ねて(2)浜田橋

2012-07-22 | 源流を訪ねて

今回は、石橋の浜田橋を紹介します。

 

3連アーチ橋の浜田橋が見えてきました。

手前(下流)の4本の柱は、南薩鉄道の橋脚の跡です。

 

南薩鉄道の橋脚跡。昭和59年に廃線となりました。

 

下流右岸から見た浜田橋。日置市指定文化財です。

 橋長:44.8m

 幅員:4.1m

 架設年代:大正2年

元は2連アーチ橋でしたが、大正2年に現在の3連に架け替えられました。鹿児島県で使用されている石橋で一番長いです。

 

右岸のアーチ。

 

中央部。

 

左岸から見た浜田橋。車の通行が出来ます。

 

浜田橋から下流を望む。向こうに見える鳥居が、前回紹介した久多島神社です。

 

上流の国道の橋の下から見た浜田橋。

 

国道の橋の上から見た浜田橋。

 

国道の浜田橋を上流から見たものです。

 

国道の浜田橋から上流を望む。まだまだゆったりした流れです。

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永吉川源流を訪ねて(1)

2012-07-20 | 源流を訪ねて

永吉川は、鹿児島市平田町を源流とし、日置市吹上町永吉の東シナ海に注ぐ川です。比較的小さな川ですが、石橋、滝、ダムなどの見どころがあります。

下流から、川沿いの風景、史跡などを観て行きます。 

 

砂丘の上から見た永吉川河口。河口は砂でふさがれ、川は左方向へ流れています。

向こうに薄く見えるのは、薩摩半島南部の野間半島です。

 

前の写真を撮った位置から右を見たもので、吹上浜です。

砂丘の植物はハマゴウで、前回の記事のハマゴウの写真はここです。

 

やや上流から河口を望む。

 

上流を望む。サーフィンで遊んでいる人がいました。

 

さらに上流を見たものです。

石橋の浜田橋が小さく見えています。

 

河口の右岸に久多島神社があるので訪ねました。対の仁王像があります。

 

向かって右の阿像。

 

向かって左の吽像。

 

久多島神社社殿。

久多島は吹上浜の沖合いにある無人島です。天智天皇のお后が沖合いで皇女を死産され、死体を船に乗せて流したところ船が沈み、そこから大岩が湧き出し、それが久多島だそうです。皇女の霊を慰めるため、この神社を建てました。

 

浜田橋の少し下流から河口付近を望む。

次回は、浜田橋を紹介します。

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ハマボウ他

2012-07-18 | 植物

海岸や野山で見かけた花です。

 

ハマボウ(浜朴) アオイ科

海岸(吹上浜)に咲いていました。

 

浜に生えるホオノキの意味です。オクラやハイビスカスの花に似ていますが、同じアオイ科です。

 

ハマゴウ(浜栲) クマツヅラ科

吹上浜の砂地に生えていました。

 

 

いい香りがして、線香に使われたり、灰汁は染料になるそうです。

 

ノアサガオ(野朝顔) ヒルガオ科

海岸近くに咲いていました。野生化したアサガオで、繁殖力が強いです。昼もしぼみません。

  

ヒメヒオオギズイセン(姫檜扇水仙) アヤメ科

田舎の道路脇に咲いています。

 

園芸種として導入したのが野生化したものです。

葉で、草笛を作ることが出来ます。

 

ヤブミョウガ(薮茗荷) ツユクサ科

林地に生えています。ミョウガ(ショウガ科)の仲間ではありません。

  

コオニユリ(小鬼百合) ユリ科

オニユリと違って、ムカゴがつきません。

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川平の巨石群と観音

2012-07-16 | 風景

出水市野田町川平にある巨石群と観音を紹介します。

 

県道阿久根東郷線の川平バス停近くに農村公園があり、ここに巨石群があります。

 

丸い形をした巨石がたくさんあります。

出水市指定天然記念物です。

 

前の岩を別な角度から見たもの。不安定な状態で、よく転げ落ちないものです。

 

こけしのような岩。

 

岩は、石橋の材料となる溶結凝灰岩です。

岩が風化によって丸くなるのは花崗岩でよく見られ、屋久島に多いです。

 

山頂に特に大きな岩があります。

 

前の岩を反対側から見たもの。左が川平(岩野)観音です。

 

川平(岩野)観音。馬頭観音を祭っています。

 

蟻之神。

ここの砂を蚕小屋にまくと、蚕の天敵である蟻の害を免れることが出来るそうです。

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下牛徳の田の神他

2012-07-14 | 田の神

姶良市蒲生町の田の神を3体紹介します。

 

下牛徳にある下牛徳の田の神です。蒲生高校の西にあります。 

 

高さ130cmの自然石の前面を舟形にくぼめ、高さ80cmの田の神を浮き彫りにしています。 

 

袴をはいた農作業姿で、右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

1768年の像立で、石碑型の田の神では県内最古です。鹿児島県指定民俗文化財です。

 

白男の中福良公民館の庭にある田の神です。

 

 

これも石碑型の田の神で、右手にメシゲを持ち、顔には白粉が塗られています。

 

田園地帯を見つめています。

 

くすの湯から県道を少し西に行ったところにある田の神です。

 

赤い帯を締め、大きなシキを被り、顔には白粉が塗られています。

 

前は県道と田んぼです。

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