鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

岩下仙峡の滝群(1)

2017-08-30 | 水辺の風景

前回の藤本滝から、市比野川を上流へ行きます。

 

薩摩川内市樋脇町から入来町へ入ると、道路脇に践祚(せんそ)滝の案内板があります。

 

践祚滝の案内板。

 

河床に下りると、川が二つに分かれており、向かって右に岩下仙峡の滝群があります。

 

右の川を望む。見えているのが践祚滝です。

 

践祚滝の全景。1段に見えますが、2段の滝です。階段状の河床を落ちています。

 

下段の滝の近景。

 

下段の滝の滝つぼ。

これから滝を登って上流へ行きます。階段状のため、何とか登ることができますが、すべりやすいため注意が必要です。

 

上段の滝。

 

上段の滝の滝つぼ。

 

上から見た上段の滝。

 

左岸に柱状節理があります。

 

石塔のような柱状節理。

さらに上流へ行きます。

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藤本滝

2017-08-28 | 水辺の風景

薩摩川内市樋脇町の藤本滝を訪ねました。

 

藤本地区の県道脇に案内板があり、これに従って行くとグラウンドに土俵があります。

藤本地区は、過疎化で小学校は廃校になっていますが、相撲をとる子供や若者がいるのでしょうか。

 

鳥居の向こうにある馬頭観音。昭和9年に建立されました。

 

馬頭観音です。

 

滝へ向かいます。

 

途中にある炭焼窯。

 

竹灯籠。お盆のころは電気でライトアップするそうで、地域の方が熱心に整備しています。

 

休憩所があり、奥に藤本滝が見えます。川は市比野川(川内川の支流の樋脇川の支流)です。

 

河床から見た藤本滝全景。2段の滝です。

 高さ:上段21.3m、下段4.9m

 

下段の滝と滝つぼ。

 

河床から見た上段の滝。

 

右岸に遊歩道があり、そこから見た全景です。

 

遊歩道をさらに進んだところから見た上段の滝。

 

上段の滝の滝つぼ。

さらに上流にも滝があるので訪ねました。

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上之湯橋他

2017-08-26 | 石橋

薩摩川内市樋脇町の石橋を三つ紹介します。

 

市比野温泉にある上之湯橋を右岸から見たものです。

 

下流右岸から見た上之湯橋。

 橋長:14.1m

 幅員:5m

 架設年代:明治38年

 

下流左岸より見る。

 

上流から見たものです。

 

上之湯橋から下流の市比野温泉を望む。

 

市比野原にある大塚橋を右岸から見たものです。

 

下流から見た大塚橋。

 橋長:11.7m

 幅員:3m

 架設年代:明治39年

 

美しいアーチです。拡幅されておらず、当時のまま現役で使われています。

 

上流より見る。地域の生活道路です。

 

 

架橋記念碑。寄付者と金額が彫られています。

 

上流を望む。

 

下流を望む。田園地帯の中にあります。

 

藤本にある幸(みゆき)橋を右岸から見たものです。左奥が藤本小学校跡。

 

上流から見た幸橋。ツタでアーチが見えません。

 橋長:10m

 幅員:2.6m 

 架設年代:昭和9年

 

かろうじて右岸のアーチが見えます。

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笹原の田の神他

2017-08-24 | 田の神

薩摩川内市樋脇町の田の神を5体紹介します。

 

笹原にある田の神です。農道の脇にあります。

 

墓地の前です。

 

大きなシキを被り、メシゲを持っています。下半身が、今まで見たことのない田の神です。

 

田園風景を眺めています。

 

市比野の竹山バス停の近くにある田の神です。道路脇の、イヌマキの横にあります。

 

袴を着ているようです。表情は、はっきりしません。

 

板状の石に彫られた田の神です。

 

前の田の神から北へ行き、振り向いたところです。向こうが市比野温泉街です。

左の道路へ行くと、左にあります。

 

道路の左に田の神があります。

 

表情が見てとれます。

 

田園風景を眺めています。

 

市比野温泉にある田の神。ミラーの脇です。

 

文字型田の神です。

 

下には小さな田の神が・・・

 

上手三文字の南にある田の神です。左の木の裏にあります。

 

前の写真の反対方向から見たものです。

 

苔むして、表情がはっきりしません。

今回の田の神は説明板がなく、名前も建立年代もわかりません。

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石橋記念公園(2)

2017-08-22 | 石橋

石橋記念公園の続きです。

 

祇園之洲砲台跡があります。薩英戦争で築かれた砲台の跡です。

 

砲台跡の碑。

 

碑の近くに玉江橋があります。左岸から見たものです。

 

上流左岸から見た玉江橋。4連アーチです。

 橋長:50.7m

 幅員:4.0m

 架設年代:1849年

 

上流の橋から見たもので、ここからは3連しか見えません。

 

下流より見る。

 

近くにあるクロマツです。

 

西田橋の上流に、石橋記念館があるので入りました。入場無料です。

記念館の前は、子供たちの水遊びにいいところです。

 

内部。西田橋が見えます。

 

石橋に関する様々な資料があります。

 

石切り場の様子です。

 

石を加工しているところ。

 

木製アーチに石を載せ、木を撤去してできます。

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石橋記念公園(1)

2017-08-20 | 石橋

鹿児島市の石橋記念公園を訪れました。

甲突川にあった5石橋のうち新上橋、武之橋が、平成5年8月6日の鹿児島豪雨で流失し、残りの3橋(西田橋、高麗橋、玉江橋)がここに移設されました。

 

上流から見た西田橋。川は人工の川です。

 橋長:49.5m

 幅員:6.2m

 架設年代:1846年

 

上流右岸より見る。

 

アーチの中の桜島。親子連れが水遊びをしていました。

 

下流より見る。

 

右岸から見たものです。

 

左岸にある西田橋御門。西南戦争で焼失したと考えられています。

 

西田橋御門と西田橋。

 

稲荷川を渡ります。鹿児島市指定保存樹のクロガネモチです。

 幹周り:2.28m

 樹高:12.0m

 樹齢:約100年

 

右岸から見た高麗橋です。

 

甲突川5石橋を架けた岩永三五郎の像と高麗橋です。

 

上流から見た高麗橋。

 橋長:54.9m

 幅員:5.4m

 架設年代:1847年

 

下流より見る。

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塘之池

2017-08-19 | 水辺の風景

南九州市川辺町の勝目麓の近くにある塘之池(とものいけ)に行きました。かんがい用の溜池です。

 

池の下流側に石碑が立っています。

 

溜池浚渫工事記念碑です。昭和10年に浚渫が行われました。裏に、工費二千円と書かれています。

 

碑の所から見た塘之池全景。この溜池が築かれたのは、江戸時代の1691年です。

 

取水施設があります。

 

 取水施設です。

 

池のほとりには、桜並木があります。鹿児島の桜の名所の一つです。

 

モミジと池。

 

池のほとりから見た堤体部。

昭和24年の台風で堤が決壊し、下流の田畑に大きな被害を与えました。

 

上流側を見たものです。

 

最上流から見た池です。

 

上から見た池の上流部。池の周囲は、塘之池公園となっています。

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勝目麓

2017-08-18 | 史跡

前々回の万之瀬取水堰から、南九州市川辺町の勝目麓へ行きました。

 

勝目麓の通りです。

 

市松模様の石垣。

 

前の写真の家です。きれいなイヌマキがあります。

 

趣のある建物の椎原医院。

 

石柱の門とイヌマキの家。

 

旧勝目郵便局です。

 

正面から見たものです。

 

郵便局のマークが残っています。

 

勝目小学校跡です。今は、かつめこども園になっています。

 

校庭に2本のイチョウがあります。

 

センダンの古木も2本あります。

 

旧勝目小学校跡の碑です。

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岩下の棚田

2017-08-16 | 風景

薩摩川内市入来町浦之名にある岩下の棚田を訪ねました。

 

急峻な山の麓に、岩下の棚田があります。左が岩下集落。

 

垂直の岩壁が露出する山。

 

青々した棚田。電気柵で囲っています。

 

対岸(右岸側)の棚田です。

 

山の麓の棚田。

 

中に入って写真を撮ろうと思ったら、柵で入れませんでした。猪などの動物対策です。

棚田全体を囲ってあり、労力や経費も大変だと思います。

 

対岸に行きました。右岸側から見た棚田です。

 

ところどころに、休耕田もあります。過疎化で、棚田を維持するのも大変でしょう。

 

石垣と棚田。

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万之瀬取水堰(ラバーダム)

2017-08-14 | 水辺の風景

前回紹介した南さつま市加世田の「こせ渓谷」から、万之瀬川を上流へ行くと、九州電力の万之瀬取水堰があります。

 

下流左岸から見た万之瀬取水堰。この堰はラバーダムといわれるものです。

 

ラバーダムは「ゴム布引製起伏堰」といい、ゴムと布のチューブで出来たダムです。
せき止めるときは、チューブに空気や水を入れて膨らませ、放流するときは空気や水を排出してしぼませます。
鋼製ゲートが不要で、ポンプなどの簡単な操作で出来るのが特徴です。

 

上流右岸から見た堰。向こう(左岸)側が、発電所の取水口です。

 

右岸にある用水路(右)と魚道。魚道はこせ渓谷の魚道に通じています。

 

右岸に記念碑があります。左が「取水口改修記念碑」。

 

堰から上流を望む。橋は、万之瀬川第一水管橋です。

 

水管橋の近景。

 

左岸から見た万之瀬川第一水管橋。車も通れます。

 

橋から堰と貯水池を望む。

 

橋から上流を望む。

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