鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

中組の田の神他

2022-12-30 | 田の神

いちき串木野市川上の田の神を3体紹介します。

 

中組バス停近くにある中組の田の神です。向こうは八房川です。

 

田んぼの脇の、堤防の下にあります。

 

大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。下にも小さな田の神があります。

 

あごひもを結んでいます。

 

下の小さな田の神です。

 

田園風景を眺めています。

 

河上小学校の近くにある内門の田の神です。

 

これも大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

表情が少し残っています。

 

道路の向こうの田んぼを眺めています。

 

前の田の神から、八房川右岸に行ったところにある田の神です。

 

小さくてかわいい田の神です。

 

田園風景を眺めています。

田の神たちに、今年も豊作を願っていただきありがとうございます、と言いたいです。

今年の記事は今日で終わりです。来年もよろしくお願いいたします。

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滝の観音

2022-12-28 | 史跡

いちき串木野の冠嶽神社の近くにある滝の観音を紹介します。

 

神社入口の県道脇に滝の観音があります。

 

お堂の下を水が流れ、小さな滝になっています。お堂は頂峯院末社の一つです。

 

この時は渇水期で、水はほとんど流れていませんでした。豊水期や雨の後は流れるのでしょう。

 

小さな祠です。

 

中に観音様が祀られています。

 

台座に乗った木製の観音座像です。

 

隣に冠嶽八十八ケ所第二十七番があります。

 

穏やかな表情の十一面観世音菩薩像です。

ここには観音様が二つあります。両方参拝したら、御利益があるでしょう。

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仙寿院跡

2022-12-26 | 史跡

鹿児島市入佐町の仙寿院跡を紹介します。

 

案内板に従って、薄暗い藪の中に入っていきます。

 

竹藪の中に案内板があり、石塔などが並んでいます。

 

この寺は伊集院妙円寺の末寺でした。

 

正面から見る。

 

観音像です。

 

薄暗い中で穏やかな表情の観音様。

 

字が刻まれた塔。

 

案内板に卵塔とあるのはこれでしょうか。

 

僧侶の墓と石灯篭。灯篭の部分は失われています。

仙寿院は明治2年の廃仏毀釈で廃寺になりました。鹿児島には、このような廃寺跡がたくさんあります。

 

近くにスダジイの巨木があります。

 

上部。

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日枝神社のイヌマキとタブノキ

2022-12-24 | 巨樹・古木

南さつま市金峰町白川の、日枝神社のイヌマキとタブノキを紹介します。

 

右がタブノキ、左がイヌマキです。どちらも南さつま市名木に指定されています。

 

鳥居を正面より見る。

 

鳥居の左のイヌマキの全容です。

 

根元。右もイヌマキです。

 

中部。枝分かれしています。

 

上部。

 

道路から見たタブノキです。

 

境内から見た下部。

 

上部。どちらも勢いがあります。

 

社殿へ行きます。

 

階段横に、対の石祠があります。

 

日枝神社社殿。1212年、橋口又太郎は京都から御神体を背負って白川に安置しました。

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白川の堰と湧水

2022-12-22 | 水辺の風景

南さつま市金峰町白川の堰と湧水を紹介します。

 

堰(頭首工)です。両岸から取水しています。

右岸(左)から取水する用水路は、今から260年以上前に開発された阿多御新田用水路です。

 

完工記念碑。頭首工、水門などは平成3年に完成しました。

 

記念碑から左岸側を望む。中央に日枝神社があり、イヌマキとタブノキの巨木があるので次回紹介します。

 

下流から見た堰。川に羽を広げたサギがおり、右の土手にも白いサギがいます。

 

左岸下流の導水路トンネルです。

 

以前撮影した写真ですが、右岸下流の阿多麓を流れる阿多御新田用水路です。豊かな水が田んぼを潤しています。

 

堰から上流側へ行くと、道路法面の下に湧水があります。向こうは白川小学校跡。

 

渇水期の晴天続きでしたが、豊富な湧水があります。

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熊野神社のイスノキ

2022-12-20 | 巨樹・古木

日置市伊集院町飯牟礼の熊野神社へ行きました。

 

鳥居の両側にイチョウがあります。

 

左のイチョウ。

 

右のイチョウ。

 

対の仁王像があります。

 

右の像。ツタが面白い模様を作っています。

 

左の像は腕が欠けています。

 

社殿です。

 

イチョウの隣に、日置市保存樹のイスノキ(柞の木、マンサク科)があります。

 幹回り:2.4m 樹高:20m 樹齢:540年

 

上部。

 

下部。イスノキはそれほど巨木になる木ではないですが、風格があります。

 

根元の田の神です。

伊集院の地名は、イスノキが多い地であり、平安朝の租税である稲穂を貯蔵する倉院が置かれたことから、「いすいん」と呼ばれるようになったことに由来するそうです。

 

下に破壊された仁王像や石塔があります。

 

表情豊かな瓦です。

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坊野のコスモス畑と坊野小学校跡

2022-12-18 | 風景

前回の日置市吹上町の永吉麓から、永吉川を上流へ行くと坊野地区があります。

 

永吉川左岸の休耕田にコスモス畑があります。向こうは坊野小学校跡です。

 

咲きほこるコスモス。冬のコスモスを楽しみました。

 

ピンクのコスモス。

 

コスモスの間にヒマワリも咲いています。

 

まだつぼみもあり、しばらく楽しめそうです。

 

アップ。

 

小学校跡へ行きます。入口のサザンカです。

 

坊野小学校跡です。

 

紅葉に包まれた小学校跡。今は公民館になっています。

 

校庭に猪が現れました。逃げもせず、近づいてきます。

 

5mくらいまで近づきました。子供のようです。

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永吉麓

2022-12-16 | 史跡

日置市吹上町の永吉麓へ行きました。

 

永吉麓の通りです。右は永吉小学校。

 

小学校のイチョウ。スリムな姿です。

 

校門です。

 

校門の向こうにソテツがあります。

 

校舎。

 

小学校の道路向かいに武家屋敷跡があり、白壁の蔵が見えます。

 

武家門とイチョウです。

 

風情のある武家門を正面より見る。

 

門から中を見たものです。人は住んでいませんが、管理はされているようです。

 

柿の実が実った家がありました。

 

六地蔵塔です。1533年の南郷城合戦で戦死した敵味方の霊を慰めるため、日新公(島津忠良)が建てました。

 

上部の六地蔵。

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御仮屋跡のモミジ

2022-12-14 | 風景

鹿児島市春山町の御仮屋跡へ行きました。

 

第16代藩主島津義久が狩猟の時使っていた御屋敷跡です。今は民家になっています。

 

前の写真の右の、ユス(イスノキ)の巨木が並ぶ道を進みます。

 

フジの巨木もあります。花のころはきれいでしょう。

 

この左にヤマモミジの巨木があります。

 

ヤマモミジの下部。

 

上部。

 

紅葉は盛りを少し過ぎたくらいでしたが、曇りで暗いところなので色が映えません。

 

枝を伸ばしたヤマモミジ。

 

センリョウの栽培をしています。

 

正月用に出荷するのでしょう。

 

ツタの紅葉。

 

近くにあるイチョウと皇帝ダリアです。

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明楽寺の紅葉

2022-12-12 | 巨樹・古木

12月6日に、鹿児島市山田町の明楽寺の石橋とイチョウを紹介しましたが、紅葉の盛りでなかったため再訪しました。

 

石橋の明楽寺前橋とイチョウ、モミジです。

 

近景。

 

石橋から下流を望む。

 

対の仁王像とイチョウです。

 

イチョウの全容。今回は紅葉の盛りでした。

 

上部。曇りで、あまり映えませんでした。

 

中部。

 

下部。

 

イチョウとモミジ。このモミジは紅葉の盛りはもう少し先でした。

 

鐘とモミジ。

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