阿多麓の後、南さつま市金峰町白川の田の神を訪ねました。
白川東の田の神です。建立は1720年です。
右手にクワ、左手にメシゲを持っています。長い袖を垂らしています。
顔と手のアップ。顔は風化しています。
ワラヅトを背負っています。
白川中の田の神です。建立は1813年です。右奥は金峰山。
右手にクワ、左手にメシゲを持っています。帯が立派です。
ワラヅトを背負っています。
白川西の田の神です。
大きなシキを被り、右手にクワ、左手にメシゲを持っています。建立年代は不明です。
ワラヅトを背負っています。
これらの田の神、クワ、メシゲ、ワラヅトが共通しており、この地域の標準のようです。田の神は、やはり田んぼの脇に立って、田んぼを見つめているのが似合います。少し前の写真なので、今は田植えが終わっているかもしれません。