鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

花渡橋他

2024-10-10 | 石橋

南さつま市加世田の石橋を二つ紹介します。

 

花渡橋(高熊橋、高隈橋)を右岸から見たものです。集落の重要な生活道路です。

 

下流左岸より見る。川は花渡(けど)川です。

 

下流より見る。河床の岩が飛び石のようです。

 橋長:10.2m

 幅員:3.5m

 架設年代:明治28年頃(石橋記念館HPより。現地の案内板では大正5年)

 

近景。なかなか立派な石橋です。

 

アーチ部。

 

左岸部。

 

上流より見る。

 

石橋の下流で、この先に新下木屋の滝(グーグルマップでは、しんしもん滝)があります。

 

以前撮影した滝と石橋のツーショットです。

 

前の石橋の上流にある久木野橋を右岸から見たものです。向こうは久木野小学校跡。

 

上流右岸より見る。草でアーチが良く見えません。

 橋長:10.3m

 幅員:3.5m

 架設年代:明治40年

 

アーチ部。

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立神橋とヒガンバナロード

2024-09-26 | 石橋

日置市吹上町上和田の立神橋へ行きました。

 

右岸から見た立神橋。集落の生活道路です。

 

前の写真の右にある水神碑。

 

上流から見た立神橋。

 橋長:14.4m

 幅員:4.2m

 架設年代:大正3年

 

下流より見る。

 

アーチ部。

 

右岸部。

 

橋から下流を望む。右岸にヒガンバナロードがあります。

 

道路と田んぼの間にヒガンバナがあります。少し盛りを過ぎていました。

 

ヒガンバナと立神橋。

 

近くに上和田の田の神があります。

 

右手に鍬、左手にメシゲを持っています。建立は明治23年です。

 

後ろ姿。ワラヅトを背負っています。向こうがヒガンバナロードです。

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咄合橋他

2024-02-29 | 石橋

指宿市山川成川の石橋を二つ紹介します。

 

九州土木遺産に選定されている咄合橋(はきあいばし)を左岸から見たものです。

 

上流から見た咄合橋。

 

合掌型桁橋という非常に珍しい構造の石橋です。ここ以外では見たことがありません。

 橋長:2.2m

 幅員:3.8m

 架設年代:不明

 

頂部。アーチのルーツとも言われています。

 

内部。

 

下流から見た内部。下流は拡幅されています。

 

咄合橋の下流にある山神上橋を右岸から見たもので、立派な現役の石橋です。

 

上流より見る。

 

近景。

 橋長:6.2m

 幅員:8.3m

 架設年代:昭和2年

 

アーチ部。

 

下流から見たもので、拡幅されています。

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穴川橋他

2024-01-12 | 石橋

さつま町の穴川橋を紹介します。川内川と支流の穴川の合流地点付近に架かっています。

 

右岸から見た穴川橋。車両通行止めで、人道橋になっています。

 

下流右岸より見る。川は穴川で、この下流で川内川に合流します。

 橋長:44.1m

 幅員:4.71m

 架設年代:大正9年

 

下流の橋から見た右岸アーチ部。

宮之城から横川、大口に通じる重要な道路で、明治8年に石橋が架けられましたが、大正9年、現在の3連アーチ橋に架け替えられました。

 

中央と左岸アーチ部。鶴田ダム建設に伴い、拡幅補強工事が行われました。

 

上流右岸より見る。

県内に現存している3連石橋は3橋で(他は市柴橋、浜田橋)、これは北薩唯一の3連橋です。

 

上流から見た右岸アーチ部。向こうが、前回紹介した川内川の轟の瀬です。

 

上流左岸より見る。左奥は紫尾山。

 

穴川橋から上流を望む。

 

薩摩川内市東郷町の南瀬橋です。

 

下流の橋から見た全景。川は川内川の支流の山田川です。

 橋長:17m

 幅員:4.4m

 架設年代:不詳

 

アーチ部。上は竹が茂っています。

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旧木場田橋

2023-10-20 | 石橋

南九州市川辺町の旧木場田橋(きゅうこばんたばし)を紹介します。

 

上流右岸から見た旧木場田橋。

 

近景。

 橋長:16.3m

 幅員:3.96m

 架設年代:大正10年頃。

 

左岸部。

 

下流右岸より見る。

 

下流左岸より。

 

左岸から見たものです。車両通行止めで、人道橋になっています。

 

石橋から上流を望む。川は野崎川です。

 

橋の下流左岸の家の庭に、石風呂がありました。

 

橋のたもとに、ホシアサガオが咲いていました。小さなアサガオです。

 

近くの道の駅川辺やすらぎの郷で、昼食にしました。

かわなべ牛ステーキ丼定食(1480円)。

 

かわなべ鶏飯定食(780円)。本場奄美大島ではパパイヤの漬物ですが、ここは大根です。

 

名物の豆腐を買って帰りました。

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川田橋と水車跡

2023-10-10 | 石橋

鹿児島市川田町の川田橋を紹介します。

 

下流から見た川田橋。川は、甲突川の支流川田川です。手前は桜で、花との組み合わせもきれいでしょう。

 

下流左岸より見る。

 

上流左岸より見る。甲突川水系に架かる唯一の2連アーチ橋です。

 橋長:18.7m

 幅員:2.84m

 架設年代:明治34年1月4日

 

左岸アーチ部。アーチは二重になっています。

 

右岸アーチ部と水切り部。

 

右岸より見る。現役の石橋です。

 

橋から上流を望む。この上流に川田轟滝があります。

 

左岸にある架橋記念碑です。

 

右岸にある川田橋架橋記念碑と猿田彦大神の石碑。

 

橋の上流左岸に、立派な石倉のお宅があります。

 

家の裏(上流側)に水車跡があります。立派な鉄製の水車で、歯車も残っています。滝の上流から導水しており、その水路もあります。

骨粉製造に使っていたようですが、いつまで使用していたのかは不明です。

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大塚橋とうつむくミラー

2023-04-06 | 石橋

薩摩川内市樋脇町の大塚橋を紹介します。

 

右岸から見た大塚橋。

 

橋にミラーがあります。カーブミラーを改良したものですが、水平にうつむいています。

 

反対より見る。このミラーは、ナニコレ珍百景で放送されました。

 

上流左岸から見た大塚橋です。

石橋のアーチ橋で、上に湾曲していて向こう側が見えません。幅員が狭く離合できないため危険なのです。

 

ミラーで対向車がないか確認できます。

 

上流右岸から見た大塚橋。

 橋長:11.7m

 幅員:3m

 架設年代:明治39年

 

下流右岸より見る。

 

アーチ部。

 

右岸部。

 

架橋記念碑です。

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石橋記念公園(2)

2023-03-15 | 石橋

鹿児島市の石橋記念公園の続きです。

 

上流から見た高麗橋。

 橋長:54.9m

 幅員:5.4m

 架設年代:1847年

 

右岸より見る。

 

橋の上から桜島を望む。

 

下流側。

 

左岸側に見事なクロマツがあります。

 

左岸から見た玉江橋です。

 

下流側。

 

上流側。

 橋長:50.7m

 幅員:4.0m

 架設年代:1849年

 

上流の橋から見た玉江橋です。一番左のアーチは見えません。

 

薩英戦争で使用された砲台跡です。西洋との力の差を知った薩摩藩は、開国へ舵を切りました。

 

正面より見る。向こうが高麗橋です。

 

西南の役官軍戦没者慰霊塔。官軍将兵1270人余がここに埋葬されました。戦死者は両軍合わせて13240人余です。

 

桜島が噴火しました。

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石橋記念公園(1)

2023-03-14 | 石橋

鹿児島市の石橋記念公園へ行きました。

平成5年の豪雨で、甲突川五石橋のうち新上橋と武之橋が流失し、残りの玉江橋、西田橋、高麗橋をここに移設しました。

 

記念館から見た西田橋。

 橋長:49.5m

 幅員:6.2m

 架設年代:1846年

 

河床より見る。川は隣の稲荷川から引いた人工の川です。

 

アーチの中の桜島。

 

右岸より見る。

 

敷石も立派です。

 

欄干と桜島。

 

左岸の西田橋御門です。現役の時は、この先が鶴丸城へ行く道で、城下の玄関口としての役割がありました。

 

門から見た西田橋。

 

稲荷川の左岸へ行きます。

 

稲荷川河口を望む。

 

鹿児島市指定保存樹のクロガネモチです。樹齢100年以上。

 

多賀山公園を望む。像は東郷平八郎です。

 

五石橋を架けた岩永三五郎の像です。

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荻前田橋

2023-01-26 | 石橋

日置市東市来町の荻前田橋を紹介します。

 

右岸から見た荻前田橋。

 

立派な架橋記念碑があります。

 

下流より見る。日置市指定文化財です。

 橋長:21.6m

 幅員:5.5m

 架設年代:昭和6年4月

 

上流左岸より見る。

 

右岸アーチ部。水切りは、甲突川五石橋をまねたそうです。

 

左岸アーチ部。

 

上流右岸の河床から見たものです。なかなか立派な石橋です。

 

石橋から上流を望む。川は大里川です。

 

左岸にこのような記念碑があります。石橋の記念碑ではないようです。

 

左岸にある石蔵です。

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