鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

菜の花

2011-03-31 | 風景
南さつま市金峰町で見かけた菜の花です。


川の土手に広がる菜の花。
田んぼでは、田植えが始まっていました。


川の両岸の一面の菜の花。


日本人の郷愁をそそります。


田植えが終わったばかりの田んぼと金峯山。


堤防に咲いた菜の花。


菜の花と金峯山。
山腹には山桜が・・・


なぜか、田んぼに犬の人形がありました。
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花かごしま2011

2011-03-30 | 植物
花かごしま2011(第28回全国都市緑化かごしまフェア)が開催されています。
会場は、メイン会場が吉野公園、サブ会場が鹿児島市中山町の鹿児島ふれあいスポーツランドです。
3月26日、メイン会場の吉野公園へ行きました。


入口を入ると、花壇の正面に桜島が見えます。


マスコットキャラクターの、ぐりぶー君。


鹿児島の島々を表現した「島の華園」。
向こうの細長いのがふるさと種子島です。


前の写真の水色の花、ネモフィラです。


武家屋敷庭園の「さむらいの庭」。
ここには、お茶のサービスと足湯があります。
足湯に入りながら、この風景を眺めました。


フリチラリア。


吉俣良のトークとライブがありました。





花絵巻。


ソメイヨシノは、三分咲きくらいでした。


祝福するように、桜島が花火をあげてくれました。

開催期間:5月22日まで
入園料:メイン会場 800円、サブ会場 無料
メイン会場は駐車場なし(鹿児島中央駅から無料シャトルバスが出ています)
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舞鶴城跡の石橋

2011-03-28 | 石橋
前回紹介した国分の舞鶴城跡の水路に、3つの石橋があるので紹介します。


国分小学校の朱門(あかもん)の前にある太鼓橋です。





側面から見た太鼓橋。
 橋長:5.8m
 幅員:2.44m
 架設年代:不詳


もうひとつの太鼓橋です。


正面から見る。
橋の向こうが国分小学校の校庭です。
欄干は新しいです。


側面から見る。
 橋長:5.6m
 幅員:2.4m
 架設年代:不詳
向こうに、3つ目の石橋も見えています。


前の写真の反対から見たもの。
向こうに、朱門前の石橋が見えます。


道路下にも石橋があります。


近景。
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舞鶴城跡と大隅国分寺跡

2011-03-26 | 史跡
霧島市国分の、舞鶴城跡と大隅国分寺跡を紹介します。


国分小学校の朱門(あかもん)。
ここに、島津義久の御屋形(舞鶴城)がありました。
1604年に完成した屋形造りの城です。


朱門。
当初、舞鶴城内にあったものを移築したといわれています。


城跡の国分小学校。


城跡の石垣と堀の跡。
なお、この堀に石橋がありますが、次回紹介します。


左が国分小学校、右が国分高校です。


国分高校の塀と堀跡。


与謝野晶子、寛(鉄幹)の歌碑。
 むら雨と山のあらしの末見せて 川波をどる国分郷かな 晶子
 今日あへる国分の町のをとめたち 皆静かなりこの浦のごと 寛


少し西へ行くと、国指定史跡の大隅国分寺跡があります。
聖武天皇の詔によって、奈良時代末から平安時代初期に建立されました。


国分寺跡の仁王像。
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三拾町の田の神他

2011-03-24 | 田の神
姶良市の田の神を紹介します。


姶良市姶良町三拾町にある田の神です。
県道川内加治木線に三拾町というバス停があり、その近くの田んぼにあります。
2体の田の神が並んでいます。
向こうが県道。


左の田の神。
メシゲを抱えています。


右の田の神。
これもメシゲを抱えています。


後姿。
リボンがかわいい。


前の田の神から少し北へ行くと、中川原というところがあり、そこの崖下にある田の神です。


田の神。
右手にメシゲを持っています。


右のものは地蔵様でしょうか。


近くに水車がありました。
田んぼに水を揚げるためのものでしょう。


これは以前紹介しましたが、近くの県道下手山田帖佐線の保育園前バス停近くにある西田の田の神です。


田の神舞の姿で、右手にメシゲを持っています。
1805年の像立です。
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トロッコ

2011-03-22 | エッセイ

小学校低学年の頃、種子島の自宅近くの山で工事が始まった。
地表から斜め下に穴が掘られ、入口から外にレールが100mくらい敷かれて、掘削した土をトロッコで運搬していた。
石炭の採掘であった。
父が若いとき、この近くで石炭の採掘が行われ、そこが火事になって何日か燃えたそうだ。
この付近には、石炭の層があるらしかった。

私は、土工がトロッコを押して土を運搬する作業を眺めた。
休日には友達と、作業員のいない工事現場へ行き、トロッコに乗ったり押したりして遊んだ。
トロッコは、子供の力でも動かすことが出来た。

ある日、一人で工事現場へ行ったことがある。
坑は、暗い口を開けており、入口には柵もなかった。
今なら、安全管理上、考えられないことだが、当時は杜撰だったのだ。
私は、斜め下に掘られた暗い坑に入っていった。
龍の口から、体内に入っていくような感じだった。
しばらく進むと水が溜まっており、それ以上進めなかった。
工事現場には、黒い石炭があったが、それは軟らかい泥炭質のもので、子供の目にも燃えそうにないものだった。
品質が悪いということで、やがて石炭採掘工事は中止されてしまった。

芥川龍之介の「トロッコ」を読んだのは、中学生のときだった。
これを読んだとき、自分の体験と似ているのに驚いた。
「トロッコ」は、良平が土工とトロッコに乗って遠くまで行き、たった一人で帰らなければならない不安な心情を綴ったものだ。
そこのところは私の体験と異なるが、土工がトロッコを押す作業を眺めるところ、自分でも動かしてみるところは同じだった。
何より、トロッコに興味を抱く少年の心理が共通していた。

今、石炭採掘現場は荒れた山野になっており、当時の痕跡を見つけることは難しい。

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宮之浦の史跡

2011-03-20 | 史跡
屋久島の、宮之浦にある史跡をめぐりました。


伊能忠敬は、文化9年(1812年)3月27日から4月25日にかけて、屋久島を測量しました。
それを記念した碑です。唐船橋の左岸のたもとにあります。
屋久島は、伊能が測量した最南端地です。


伊能の碑の近くにある山口神社。
江戸時代から明治時代、屋久杉を伐採するとき、入山安全、作業安全を山の神に祈った神社です。


小さな祠。
島民は、奥嶽を神が棲む所として崇め、嶽参りの習慣がありましたが、山に入る人を見送ったり迎えたりした神社でもあります。


祠の内部。


久本寺。


町指定文化財の、正徳五年銘石灯籠。
対になっていますが、これは向かって右のものです。


同じく町指定文化財の、法華経三千部供養塔。
宮之浦に女性ばかり110人の講があり、その人たちによって建てられたそうです。


寺の近くの道路脇にある西之河(にいのこ)の杉と湧水。
この湧水は、渇水期でも涸れることがなく、人々の飲料水や生活水として利用されてきました。
近くに大杉やアコウが茂り、人々は木陰で憩い、情報交換をしたそうです。
杉の木は枯れましたが、アコウは生きています。


湧水と、その向こうに2本のアコウの木があります。


アコウの木。
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宮之浦

2011-03-18 | 水辺の風景
屋久島の表玄関、宮之浦の風景です。


宮之浦港。
左は、ジェットフォイルの浮き桟橋です。


隣接する漁港。
三角の建物は、屋久島環境文化村センター。
屋久島の自然や文化を学ぶのにいい施設です。


港の近くにある世界遺産登録記念の碑。
屋久島は、19993年に世界遺産に登録されました。


宮之浦川を見てみましょう。
これは河口にある宮之浦大橋。


宮之浦大橋から河口を望む。


宮之浦大橋から上流を見る。
橋は、古い橋の宮之浦川橋です。


下流左岸から見た宮之浦川橋。昭和5年12月完成です。
橋台部は玉石積みです。
今は、人道橋となっています。


少し上流へ行くと、唐船橋があります。
屋久島の山は、霧でかすんでいました。


唐船橋から上流を望む。
宮之浦川は、河口付近は幅が広くゆったりした流れです。

仙台の友人二人と連絡が取れ、家族ともども無事だったそうすが、ガソリン、灯油などの物資がなく、悲惨な生活をしているそうです。
早く落ち着いた生活が出来るよう祈ります。
節電、義援金など、出来ることからやりたいと思います。
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野の花

2011-03-16 | 植物
だいぶ暖かくなり、野の花が咲きだしました。


キランソウ(シソ科)
地面にへばりつくように生えています。
別名、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)というそうです。


カキドオシ(籬通)シソ科
蔓が延びて、垣根の下を通るためこういうそうです。


オイイヌノフグリ(大犬のふぐり)ゴマノハグサ科
実が、犬のふぐり(陰嚢)に似ているためです。 


カラスノエンドウ(烏野豌豆)マメ科
子供の頃、この実で草笛ををつくっていました。


ホトケノザ(仏の座)シソ科
花の下の葉を、仏の蓮華座に見立てたものです。
畑や花壇に侵入しています。


レンゲ畑が広がっていました。
子供の頃は、レンゲ畑がいっぱいありました。


レンゲソウ(蓮華草)マメ科
正式名ゲンゲです。


ツクシ(土筆、トクサ科)が出ていました。
スギナの胞子体です。


国分の民家に、山桜が満開に咲いていました。
こんな平穏な日常に、改めて感謝したいと思います。
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石橋とのツーショット(2)

2011-03-14 | 石橋
未曾有の大震災となった東北の地震と津波…
東北地方に10年間住んでいたので、よく知っている街が壊滅し、心が痛みます。
仙台、福島に、友人・知人が何人もいますが、連絡がとれません。
今は、無事を祈るだけです。

石橋と他のもの(滝、巨木、石橋、石造り構造物など)とのツーショット写真の2回目です。

南さつま市加世田新下木屋にある花渡橋と、その下流にある新下木屋の滝です。


花渡橋。


新下木屋の滝。
溶結凝灰岩を落ちる滝です。
最初の写真に見えているのは右の滝です。


日置市吹上町の、大汝牟遅(おおなむち)神社境内にある石橋とクスノキ(鳥居の向こう)です。


クスノキの全容。
 幹周り:14m
 樹齢:1000年以上
南薩一の大クスです。


鹿児島市喜入町旧麓にある桁橋と、その上流の玉繁寺橋です。


桁橋の中にアーチ橋が・・・


下流から見た玉繁寺橋。


鹿児島市玉里町の、玉里庭園(鹿児島女子高の敷地内)の池に架かる桁橋と石灯籠です。
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