忠元神社
2016-08-24 | 史跡
伊佐市大口の忠元神社を紹介します。
忠元神社社殿。島津家の家臣、新納忠元(にいろただもと)を祀る神社です。地頭として大口を治めました。
境内の狭野杉。宮崎の狭野神社から奉納されました。
文禄慶長の役の際、島津義弘が、新納忠元を狭野神社に遣わして、杉を植栽させたという縁があります。
忠元神社創建時(1844年)の本殿鬼瓦です。
創建時に、薩摩藩家老、調所笑左衛門が奉納した手水鉢です。
石灯籠が二つあります。島津家の家紋、丸に十の字が二重になっています。
反対側が少し変わっています。こちらは満月です。
もう一つは三日月です。何かいわれがあるのでしょうか。
忠元公が定めた「二才咄格式定目」。
青少年が守るべき決まりを定めたもので、一番は「まず武道を修練せよ」です。
隣にある忠元公園の桜。鹿児島の桜の名所です。
隣はサッカー場です。熟年カップルが木陰でくつろいでいました。