鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

吉野公園の桜

2024-03-31 | 植物

妻と娘と孫と、鹿児島市の吉野公園へ花見に行きました。

 

児童広場のところの桜(ソメイヨシノ)です。多くの花見客がいました。

 

満開の桜。

 

近景。

 

遊具で遊ぶ子供たち。家族連れが多いです。

 

なごみの庭の池と桜。

 

池の近くの桜です。右上はトンビで、花見客の弁当を襲っていました。

 

咲き誇る桜。

 

前の桜を上の広場から見たものです。

 

上の広場にも多くの花見客がいました。

 

ツツジと桜。

 

妻の手作り弁当で昼食にしました。おにぎり、キュウリの漬物です。

 

唐揚げ、卵焼き、煮物(タケノコ、ツワ、シイタケ、厚揚げ、牛肉)。他にイチゴのデザート。

外で桜を見ながら食べる食事はおいしいです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天福寺阿弥陀如来像

2024-03-30 | 史跡

薩摩川内市中村町にある、天福寺阿弥陀如来像を紹介します。

 

案内柱があり、この左の民家の庭にあります。民家なので許可を得て入ります。御主人に案内していただきました。

 

庭に鳥居と神社があります。

 

神社の裏の庭の隅に石造物が並んでいます。

 

石造物です。

 

左から二つ目が、薩摩川内市指定文化財の阿弥陀如来像です。

 

この阿弥陀如来像は、1784年、天福寺住職元堂禅師が、宮之城の仏師大磯作弥に依頼して建てたものです。下に仏師の名前がはっきり残っています。

 

廃仏毀釈を逃れて、完全な形で残っています。

 

柔和な表情の阿弥陀様。

民家の庭に、神社や文化財の阿弥陀如来があることに驚きました。

 

3つの五輪塔が彫られた石。これは珍しいです。

 

浮き彫りの地蔵。

 

右の像です。

 

庭に井戸があります。手前は石臼挽きで、蕎麦などを挽きます。

何とも魅力のあるお宅でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

照島

2024-03-28 | 水辺の風景

いちき串木野市の照島へ行きました。

 

照島橋と照島神社の鳥居です。

 

参道にパワーストーンがあります。

 

照島神社社殿。

 

この島には猫が住み着いています。似ているので、親子か兄弟でしょう。

 

島の南の海岸です。向こうの浜で、浜競馬が行われます。

 

南の海を望む。中央の山は金峰山。

 

淵が二つあります。これは小さい雌淵です。

 

雌淵の奥を望む。

 

大きい雄淵です。

 

雄淵の奥を望む。

 

驪龍巖(りりょうがん)の文字が刻まれた岩。

1790年、島津家26代斉宣(なりのぶ)は照島を訪れ、雄淵、雌淵を見て「まさにこれは、玉を抱いてうずくまる龍の姿である」といい、この文字を彫らせました。

 

島の北はヨットハーバーになっています。

 

方士徐福登陸の地。

徐福が秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて上陸したと伝わる地です。

 

徐福が訪れたとされる冠岳を望む。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸田観音

2024-03-26 | 史跡

薩摩川内市中村町の戸田観音を紹介します。川内川と樋脇川の合流地点の左岸にあります。

 

森の中の参道を進むと神社(お堂)があります。

 

戸田観音です。

 

内部。

1459年4月22日、祁答院徳重(祁答院渋谷領主)の娘が、川内川上流の宮之城で侍女7人と舟遊びをしており、藤の花を折ろうとして川に落ちました。

 

正面に木像の観音像があり、その下に2体の河童の像があります。

驚いた侍女たちは助けようとしましたが、見つけることができず、責任を負って入水自殺しました。3日後に姫の遺体は、ここ戸田の淵に浮かびました。

 

観音像。

これは河童のいたずらだとして、姫たちの冥福を祈って観音像を安置し、その足元に河童の像を置き、石の板碑に梵字を刻んで悪さを閉じ込めました。

 

2体の河童の像。

それ以来、この付近では溺死者はいないそうです。

 

左の像。

 

境内の石塔群。鎌倉末期から戦国時代の石塔です。

 

左の石塔。

 

仏像が3つ刻まれた五輪塔。

 

3つの仏像です。

 

この五輪塔は、1つの仏像が刻まれています。

 

参道の石塔。他にも多くの石塔があります。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都市農業センターの菜の花

2024-03-24 | 植物

鹿児島市の都市農業センターへ行きました。

 

建物側から見た菜の花畑です。夏はヒマワリ畑、秋はコスモス畑になります。

 

ほぼ満開でした。

 

菜の花の間を歩く人たち。高さの低い菜の花です。

 

ミツバチが蜜を吸っていました。

 

窓の外の菜の花。

 

向こうが都市農業センターの建物です。

 

シンボルツリーのタブノキの下で休む人たち。

 

咲き誇る菜の花。

 

隣には陽光桜が咲いていました。

 

陽光桜と菜の花。

 

青空に映える陽光桜。

 

菜園で畑仕事をする人がいました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜入の自現坊滝と磨崖仏

2024-03-22 | 史跡

鹿児島市喜入町の自現坊滝と磨崖仏を紹介します。

 

喜入の中心地から県道喜入知覧線を知覧方面へ行き、左に入るとここへ来るので、左の道を下ります。

 

山道を下ると、岩が露出した小さな川へ出ます。

 

自現坊滝です。渇水期で水は少ないですが、細い滝が3段に落ちており、雰囲気のいい滝です。

 

下流の滝。川は八幡川左岸の支流です。

 

滝の右岸の岩壁に磨崖仏があります。

 

正面より見る。

正徳四年(1714年)、大僧都自現覚光が読経して滝を開き、青木清右衛門という仏師が菩薩を刻んだ、と岩に書かれているそうです。滝の名前は自現覚光からきています。

 

優美な姿の如意輪観世音菩薩。300年前とは思えないほど、保存状態がいいです。

ここは訪れる人も少ないところですが、こんな立派な磨崖仏があることに感激しました。

 

穏やかな表情の観音様。

 

右手に持つ輪も風化せず残っています。

 

右の穴です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

郡原のヤクタネゴヨウ

2024-03-20 | 巨樹・古木

種子島の増田郡原にあるヤクタネゴヨウを紹介します。

 

民家の庭に、ヤクタネゴヨウ(屋久種子五葉)の巨木があります。

 

全容。幹周り3m、樹高20m、樹齢150年以上です。

 

屋久島と種子島に自生する五葉松です。種子島のヤクタネゴヨウは年々減少しており、絶滅危惧種になっています。

 

右から見る。

 

下部。

 

根元と上がほぼ同じ大きさで、軟らかく加工しやすいため、丸木舟に使われてきました。

 

上部。まだ樹勢があります。

 

庭の別の巨木です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬毛島他

2024-03-18 | 水辺の風景

種子島から見た馬毛島他の風景です。

 

種子島西岸の能野(よきの)の小高い所から東シナ海を見たもので、沖の島が馬毛島です。種子島からの距離は12kmです。

 

右を見ると、開聞岳、大隅半島が見えます。

 

能野の海岸に来ました。左から馬毛島、開聞岳、大隅半島です。

 

馬毛島です。今、自衛隊基地建設工事が進められています。

 

クレーンなどの建設機械が見えます。望遠レンズを持っていなかったので、これが限界です。

基地建設のため種子島の経済はバブルで、その恩恵を受ける人、逆に損害を被る人と、島は混乱しているようです。

 

開聞岳です。ここからの距離は68kmです。

 

左の高い島が三島の硫黄島(ここから63km)、右の平らな島が竹島です。

 

左(南)には屋久島が見えます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慈眼寺公園の桜

2024-03-17 | 植物

鹿児島市の慈眼寺公園へ行きました。

 

そうめん流しのところから、和田川を上流へ行きます。

 

モミジの新緑。ここは紅葉の名所です。

 

桜公園にはソメイヨシノが咲いていました。

 

6~7分咲でした。鹿児島のソメイヨシノはまだつぼみですが、ここが一番早いようです。

 

青空に映えるソメイヨシノ。

 

ソメイヨシノと山桜(上)。

 

ネモフィラ畑のネモフィラも咲いていました。盛りはもう少し先です。

 

美しい青色のネモフィラ。

 

谷山神社の隣の森に、山桜がたくさんあります。

 

展望台から鹿児島市街地と桜島を望む。

 

山桜と高隈山。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種子島マングローブパーク

2024-03-16 | 水辺の風景

種子島マングローブパークを紹介します。

 

種子島東岸の熊野海岸です。海水浴場になっています。

 

熊野海岸の少し南の大浦川河口を望む。

 

大浦川上流を望む。広大な干潟が広がり、マングローブがあります。

 

シーカヤックの人たち。

 

マングローブです。

 

上流のマングローブパークへ来ました。広いマングローブ林があります。

 

遊歩道を歩いて観察できます。種子島には他にもマングローブがありますが、ここが最大規模です。

 

対岸のマングローブ。

 

大浦川下流を望む。

 

上流を望む。

 

マングローブの根元。マングローブは海水と淡水が混じる水域に生える植物の総称で、ここのマングローブはメヒルギです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする