鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

洗心橋

2009-10-31 | 石橋
鹿児島市和田1丁目の、妙行寺前にある洗心橋を訪ねました。


上流から見た洗心橋。
左が妙行寺で、境内にイチョウがあります。


近景。
 橋長:9.25m
 幅員:3.83m
 架設年代:大正6年
川は、永田川の支流木之下川の右岸に注ぐ和田川です。


右岸より。
橋を渡った正面が妙行寺です。


親柱の「洗心橋」の文字。


妙行寺境内に、鹿児島市保存樹に指定されているホルトノキがあります。
 幹周り:2.1m
 樹高:11.0m
 樹齢:200年


ホルトノキの実がなっていました。


妙行寺から見た洗心橋とホルトノキ。


洗心橋のすぐ下流で木之下川に合流し、その下流に、かつて石橋の潮見橋がありました。
保存か撤去かで議論されましたが、石橋は撤去されました。
上流から見た新しい潮見橋です。
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ブログ、本に載る(2)

2009-10-30 | Weblog
以前、「ブログ、本に載る」という記事を書きました。
私のブログ写真を本に掲載したいから使用させてほしい、というもので、坊津にある鑑真の史跡でした。

また同じような依頼があり、快諾してオリジナル写真を送りました。
キリスト教関係の月刊誌で、鹿児島市にあるザビエル滞鹿記念碑です。
先日、本が贈られてきました。


ザビエルについて書かれたページに写真が掲載されています。
写真提供として、私の名前があります。

鑑真とザビエル・・・
偶然にも、二人とも、苦労して日本に来て多くの影響を与えた宗教人です。

私は無宗教ですが、せっかくいただいたので読んでみました。
本に載っている聖書の言葉より。
「正義によって得たわずかなものは
 不正によって得た多くの収穫にまさる。」
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竹屋神社と日枝神社のイチョウ

2009-10-28 | 巨樹・古木
南さつま市の神社を二つ訪ねました。


加世田益山にある竹屋神社です。


鳥居の左にあるイチョウ。


竹屋神社拝殿。
吹き抜けになっています。
神話に基づく由緒ある神社で、竹屋ケ尾にあったものが、1161年ここに移されました。


本殿の後ろの小高いところに、石が積まれたところがあります。
古代の祭りを行っていた磐境(いわさか)です。


万之瀬川を渡って、対岸の金峰町宮崎に行きました。
川の右岸の休耕田にコスモス園がありました。
地域活動の一環として、地元の子供たちやお年寄りが植えたものです。


金峰町のシンボル、金峰山(636.3m)。
手前の畑では、サツマイモの収穫が行われていました。


金峰町宮崎の日枝(ひえ)神社。
鳥居の上がイチョウです。


神社側から見たイチョウ。


根元。


日枝神社拝殿。
1192年、源頼朝の命を受けて、鮫島四郎宗家が阿多の地頭として赴任したとき、近江国の日吉大社の分霊を祭ったものといわれます。
阿多の総鎮守で、阿多総社一の宮といいます。

二つの神社は、いずれも歴史の古い由緒あるものです。
イチョウは、紅葉にはもう少しです。
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山田の凱旋門

2009-10-26 | 史跡
姶良町山田地区を訪れました。
武家屋敷跡(麓)があります。


イヌマキと石垣の通り。


武家門の家が数軒あります。


この通りの正面に山田の凱旋門があります。


山田の凱旋門。
山田村から日露戦争に従軍した人の無事な帰還を祝って、明治39年に建てられました。
アーチ式の石橋の技術を応用したもので、全国的にも貴重な文化財です。


アーチ部と「凱旋門」の文字。


「日露戦役記念」の文字。


門をくぐり、階段を上がったところに神社があります。


神社の後ろにある慰霊碑。


神社から、先ほど通った武家屋敷跡が一望できます。
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ツリフネソウ他

2009-10-24 | 植物
自宅近く(鹿児島市郊外)の野原で見かけた花です。


ツリフネソウ(釣船草)ツリフネソウ科
田んぼの脇の、少し湿ったところに群生して咲いていました。
名前の由来は、花の形が帆掛け舟を逆さにしたような形からだそうです。


ヨメナ(嫁菜)キク科
秋を告げる清楚な花。
道路脇のあちこちに咲いています。


ミズヒキ(水引)タデ科
のし袋につける紅白の水引が名前の由来です。


ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科
金平糖のよう・・・
溝に生育し、葉が蕎麦に似ていることが名前の由来です。


ヤブミョウガの実(薮茗荷)ツユクサ科
ミョウガの名が付いていますが、ミョウガはショウガ科です。


これは何の花?
答えは虫です。
テントウムシの仲間かな?

次は、自宅の庭に咲いている花です。

ホトトギス(杜鵑)ユリ科
名前の由来は、花びらの点々が、ホトトギスの胸の模様に似ていることからです。


サンパラソル キョウチクトウ科
非常に花の時期が長く、夏から咲いて玄関を飾ってくれています。


生垣のサザンカが、冬を告げています。
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球泉洞

2009-10-22 | 風景
球磨川下りの終点に鍾乳洞の球泉洞があります。


球泉洞の建物。


最初は、コンクリートのトンネルを通って行きます。


天井が高い中央ホール。


フローストーンと石筍の結合。
階段を上っていき、下には水が流れています。


色が付いたらオーロラのようです。


ツララのような鍾乳石。
下のタケノコのようなものが石筍で、上下がつながると石柱です。


ホマーテ型石筍。
杯を伏せたような形です。
上からの水が多いときにできます。

約30分の地底探検でした。
以上で人吉シリーズを終わります。
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球磨川下り

2009-10-20 | 水辺の風景
球磨川下りをしました。


発船所は、人吉駅の2つ下流の渡駅近くの右岸です。
橋は相良橋。


上流を見る。
3艘一緒に下り、私たちの船が先頭でした。


早瀬に突入です。
このような早瀬がいくつもあり、天然のウォーターシュートです。
船頭さんが二人おり、前の船頭さんが櫂で操舵します。


後ろの船頭さん。


さまざまな岩があります。
これはモスラ岩。
目玉のような白いペンキは、これ以上増水したら運行中止になる目印だそうです。


ラフティングや、岩からの飛込みをやっている若者に、たくさん出会いました。


最後の早瀬、槍倒の瀬に突入です。
参勤交代の一行も、ここでは槍を倒して通ったという難所です。
崖の下がえぐれており、ここに突入するような迫力があります。


右岸に落ちている滝。
鍾乳洞から流れています。


着船所です。
ここを上がったところに、鍾乳洞の球泉洞があります。
所要時間は通常90分ですが、増水したときは50分で下ることもあるそうです。
料金は3675円。

次回は、球泉洞を紹介します。
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石水寺の石橋

2009-10-18 | 石橋
人吉市の石水寺へ行きました。
どうしても観たい石橋があったのです。


石水寺の山門。
門の向こうに石橋があります。


下流から見た石水寺門前眼鏡橋。
アーチが高いのが特徴です。
架設年代は1854年です。


上流より。
紅葉の頃はきれいでしょうね。


石橋の上から見た石水寺。


お寺の前にある丸い石門。


石門を通して見た石橋と山門。



昼食は、球磨川左岸(国民宿舎くまがわ荘の対岸)にあるひまわり亭に行きました。
古民家風の造りです。


テラスから球磨川と人吉市街地が一望できます。
橋は、繊月大橋。


ひまわり御膳。
1575円で、これに鮎の塩焼きを1尾付けて2100円です。
私は、塩焼き付きを食べました。

次回は、球磨川下りです。
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青井阿蘇神社

2009-10-16 | 史跡
人吉市の青井阿蘇神社に行きました。
人吉駅の近くです。


神社入口。
石橋を渡って行きます。


前の写真の右から見た禊(みそぎ)橋。


反対から見たもの。
3連アーチ橋で、架設年代は大正10年です。


桜門。
かやぶき屋根です。


桜門の上部。


桜門に奉納されている木像。
弓を持っています。


本殿。これもかやぶき屋根です。
青井阿蘇神社の創建は806年で、今の建物は1610年頃建築されました。
2008年、国宝に指定されています。
ちょうど、お祭りが行われ、大勢の人で賑わっていました。
拳法、剣道などの演武が行われていました。


祭りの出店。

次回は、石水寺を訪ねます。
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相良護国神社の石橋

2009-10-15 | 石橋
人吉城内に相良護国神社があります。


石橋の御館御門(みたちごもん)橋。
橋を渡った正面に相良護国神社があります。
橋は、明和3年(1776年)に架けられました。


前の写真の右から見たもの。
5径間の桁橋です。
桜並木があり、花の季節はきれいでしょうね。


前の写真の反対側から見たもの。


相良護国神社拝殿。
人吉城の城主、相良家を祀っている神社です。


後ろの本殿。


手水鉢。
手を洗うところがいくつもある珍しい形です。


神社の庭に池があり、桁橋が3つ架かっています。


前の写真の一番奥の橋。


2つ前の写真の右にある3径間の桁橋。


カモと石橋。

明日は、国宝青井阿蘇神社を紹介します。
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