鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

薩摩湖

2024-11-30 | 水辺の風景

日置市吹上町の薩摩湖へ行きました。

 

薩摩湖のほとりにある、南薩鉄道薩摩湖駅跡です。

 

駅跡から薩摩湖を望む。吹上砂丘により、砂丘の陸側に形成された湖です。

 

右を見る。湖面から木が生えています。

 

桟橋があります。

 

湖面を散策する桟橋です。

 

湖面の水草。

 

桟橋から奥(陸側)を望む。

 

向こうの山は金峯山です。コイ、フナ、ブラックバスなどが生息しているそうです。

 

桟橋から海側を望む。

 

正面の建物が吹上高校で、その向こうに東シナ海があります。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同窓の女

2024-11-28 | エッセイ

金沢から仙台に転勤したのは、結婚した次の年だった。

転勤して間もなく、郵便局の保険係が自宅に来て妻と雑談をした。

妻が種子島出身だと言うと、その人が「自分のお客さんに、種子島出身の人がいる」と言ったそうだ。

何日かして、その種子島出身の人から電話があった。

なんと、高校の同窓生のS子だった。

次の休日、私と妻はS子の自宅を訪ねた。

S子は高校卒業後関東に就職し、宮城県出身のご主人と結婚して私の近所に住んでいたのだ。

妻は、誰一人知り合いがいない仙台で、同郷の人と出会ったので親しくなり、家族ぐるみの付き合いが始まった。

 

しばらくして、もう一人、種子島出身者との出会いがあった。

実家の近くに住んでいた2歳年上のT江である。

母から、T江が仙台に住んでいることを聞き、会いに行ったのだ。

T江も宮城県の人と結婚し、私の近所に住んでいた。

高校時代のT江は、ミス〇〇といわれる美少女だったが、再会した時は匂うような若奥さんになっていた。

こうして、よく知っている二人と再会し、ミニ種子島会ができて、私たち夫婦の仙台生活は急ににぎやかなものになった。

 

S子は、結婚してしばらくは、宮城県の山あいにある主人の実家で暮らし、種子島とあまりに違う寒さと雪、言葉や風習の違いに、それはそれは苦労したと言った。

彼女もまた、私たちと出会って心強かったのだ。

種子島の海辺の集落で育ったS子は海が好きで、一緒に海水浴に行ったり、貝拾いに行ったりした。

だが親潮が流れるその海は、種子島の暖かい海と異なり、夏でも冷たいことが多かった。

 

運動神経抜群のS子は、高校時代陸上部に所属しており、運動会の短距離走ではいつも先頭を走っていた。

仙台ではママさんバレーをやっており、宮城県代表として全国大会へ出場した。

私はそれをテレビで観戦したが、画面の中で躍動する姿は、普段会っているS子より輝いて見え、誇らしくもあった。

 

私の転勤が決まり、仙台を離れることを告げた時、S子はとてもつらそうな顔をした。

仙台を去ってからは、会うこともめったになくなったが、S子が種子島に帰省する途中、鹿児島の我が家に泊まったりした。

ふるさとから遠く離れた仙台で6年間を共に過ごし、彼女の苦労もそばで見てきた私には、戦友のような思いがする。

 

S子が鹿児島に来た時の記事はこちらです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干し柿作りとツガニ

2024-11-26 | 食べ物

入来の道の駅で、干し柿用の柿を買ってきました。

 

愛媛県産の立派な渋柿です。

 

皮をむきます。

 

ひもを通します。

 

軒下に下げて乾燥させます。

鹿児島は暖かいので、うまくできないことがありますが、できるでしょうか。

 

皮も乾燥させて、漬物などに入れて使います。

 

同じ店で、ツガニ(山太郎ガニ)も買ってきました。川にいるカニで、まだ生きています。

一晩水に入れて泥を吐かせます。

 

かわいそうですが、生きたまま茹でます。

 

赤く茹で上がったツガニ。

 

カニ味噌たっぷりの中です。

 

味噌汁に丸ごと入れました。いい出汁が出ます。

子供のころ食べた懐かしい味です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曽木の滝

2024-11-25 | 水辺の風景

伊佐市大口の曽木の滝へ行きました。

 

滝の下流の新曽木大橋です。

 

橋から上流の曽木の滝を望む。

 

近景。

 

下流を望む。鶴田ダムのダム湖になっています。

 

紅葉と曽木の滝上流部。紅葉は5~6分くらいでした。

 

展望台から見たものです。

 

別のところより見る。紅葉見物の客で、すごい人出でした。

 

右岸側の滝です。取水用の堰があります。

 

取水設備。

 

横から見た滝。

 

下流より見る。

 

中央部の滝です。

 

近景。これがメインの滝です。

 

柳原白蓮の歌碑があります。

 もののふの 昔がたりを 曽木の滝 水のしぶきに ぬれつつぞ聞く

 

滝を下流から見る船上体験の船が運行しています。

 

紫尾温泉に入って帰りました。

紫尾神社の下から湧いている温泉で、神の湯と言われます。肌がスベスベする美肌の湯です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴丸城跡

2024-11-24 | 史跡

鶴丸城跡へ行きました。

 

石垣と堀です。ハスは枯れています。

 

鶴丸城跡の碑と石橋と御楼門(ごろうもん)。

 

石橋です。1810年に板橋から石橋に架け替えられました。

 

御楼門です。令和2年に復元されました。

 

門の前から右の石垣を望む。

 

左の石垣です。

 

天井は大きな梁で支えられています。

 

門の奥の石垣には、西南戦争の時の無数の銃弾・砲弾跡があります。

 

城跡から見た御楼門。

 

城跡には、歴史資料センター黎明館があります。

 

七高ゆかりの竜舌蘭。この地にあった第七高等学校にも竜舌蘭がありました。

 

クスノキの古木。根元は空洞化しており、植物が寄生しています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の野菜

2024-11-22 | 食べ物

家庭菜園の野菜は少ない時期ですが、まだ少しあります。

 

夏野菜のピーマン。

 

ピーマンは小さい実や花があり、まだなりそうです。

 

シシトウ。赤くなったものは乾燥させて、保存して使います。

 

黄色いパプリカ。

 

緑のパプリカ。

ピーマン、シシトウ、パプリカは、毎年、夏から初冬までなり続けます。

 

オカワカメ。バナナとジュースにしたり、炒め物などにします。繁殖力が強く、冬以外は収穫できます。

 

バジルは香味野菜として使います。花が咲きました。

 

レモン。汁を焼き魚にかけたり、焼酎に入れたりしています。

 

冬野菜も育っています。これはサラダかぶ。

 

ブロッコリー。

他に、スナップエンドウなどを植えています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦江湾公園のバラ

2024-11-20 | 植物

鹿児島市の錦江湾公園へ行きました。

 

バラ園です。盛りは過ぎていましたが、まだ咲いていました。

 

上品な紫の「しのぶれど」(日本)。

名前は、平兼盛の和歌「しのぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで」からとったものです。

 

美しい黄色のレヨン ドゥ ソレイユ(フランス)。

 

リラ トロプフェン(ドイツ)。

 

アップ。上品なピンクです。

 

深紅のスカーレット ポニカ(フランス)。

 

薄いピンクのG.Dルイーズ(ドイツ)。

 

斜面の上から見たバラ園。

 

赤くてやや小ぶりな「岳の夢」(ドイツ)。

 

アダージョ(ドイツ)。

 

キバナコスモス園です。盛りは過ぎていました。向こうは平川動物公園。

 

オレンジ色のコスモス。これが一番多いです。

 

黄色いコスモス。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慈眼寺公園のコスモス

2024-11-19 | 植物

鹿児島市の慈眼寺公園へ行きました。

 

コスモス園です。

 

コスモス園の間を散策しました。

 

混合種です。盛りは過ぎていました。

 

それでも、多くの人が見に来ていました。

 

ピンクのコスモス。

 

白いコスモス。

 

赤いコスモス。ミツバチが蜜を吸っていました。

 

白にピンクの筋が入ったコスモス。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊作郷お仮屋跡と武家門

2024-11-18 | 史跡

日置市吹上町の伊作郷お仮屋跡と武家門を紹介します。

 

お仮屋跡の門です。

 

門から吹上の町を望む。

 

門の左に金峯山が見えます。

 

伊作郷の地頭仮屋(現在の役場)跡です。その後、伊作小学校、県立伊作高等女学校などになり、今は中央公園になっています。

最初の写真の門は、学校時代のものと思われます。

 

向こうに武家門の家があるので行ってみます。

 

白壁の蔵があります。

 

武家門と白壁の蔵。絵になる風景です。

 

立派な武家門です。今にも侍が出てきそうな雰囲気があります。

 

武家門とお屋敷。

 

庭や生垣に立派なイヌマキがあります。

 

反対から見たイヌマキ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海蔵院跡と南方神社の巨木(2)

2024-11-16 | 巨樹・古木

日置市吹上町の海蔵院跡から参道を進みます。

 

参道の正面に南方神社があります。

 

鳥居の右に、クスノキの巨木が2本あります。

 

クスノキの全容。

 

根元。

 

上部。

 

ここで伊作太鼓踊が奉納されます。赤い鳥居の前に、杉の巨木があります。

 

階段横に巨木の切り株があります。杉でしょうか。

 

南方神社(諏訪神社)社殿。鹿児島5社の第1で、島津氏の氏神として崇敬されました。

 

石祠の中の像です。

 

杉の巨木です。

 

根元。

 

上部。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする