鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

十里塚の榎

2024-06-30 | 巨樹・古木

前回のいちき串木野市の旭小学校近くにある、十里塚の榎を紹介します。

 

十里塚の榎。電柱の右が国道3号です。

 

正面から見た2本の榎。左が親、右が子と思われます。

1706年の覚書によると、出水筋、大口筋、高岡筋に、鹿児島城下より一里ごとに塚を設け(一里塚)、榎、松又は桜を植えたそうです。

 

下部。ここは出水筋の十里(40キロメートル)の塚です。

 

根元。

 

親の榎です。これは初代から4代目で、樹齢約130年と推定されています。

 

大きく曲がり、幹は支えられています。

 

根元は大きく空洞化しており、倒木が近いかもしれません。

 

子の榎の上部。こちらは勢いがあり、まだ当分大丈夫でしょう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旭小学校

2024-06-28 | 風景

いちき串木野市の旭小学校を紹介します。

 

校門のイチョウです。門扉を閉ざして入れない小学校もありますが、ここは入れました。

 

校門の横に蒸気機関車の車輪があります。

 

校舎は赤い屋根の木造校舎です。休日で子供たちの姿はありません。

 

左より見る。木造と言っても割と新しいです。

 

正面。

 

複式学級で、この3つが子供たちの教室です。

 

左の建物は職員室などです。

小さいながら、懐かしい雰囲気のある学校です。

 

校庭にクスノキの巨木があります。小学校を訪れると、このような巨木に出会えることがあるのも楽しみです。

 

根元。

 

上部。

 

中庭の池です。

 

池のホテイアオイ。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家庭菜園

2024-06-26 | 食べ物

庭の家庭菜園が収穫時期を迎えています。

 

ミニトマトは大量になるので、夫婦では食べきれません。

 

キュウリ。

 

ピーマン。天ぷらや炒め物に使います。

 

ニガウリ(ゴーヤ)。葉の陰にあるのを見落とすと、赤く熟れて食べられなくなります。

 

ナス。

 

ズッキーニ。

 

ブラックベリー。

 

熟れたものから収穫して冷凍し、まとまってからジャムにします。

 

毎日、何らかの野菜を収穫しています。

 

ニンニクも収穫しました。すりおろして、カツオのたたきに添えています。

 

キュウリのキューちゃんを作りました。輪切りにしたキュウリを、塩、醤油、砂糖、酢の調味料の鍋に入れ、沸騰させます。

 

ポリポリした食感の、おいしい漬物です。

 

キュウリ、ミニトマト、ワカメの酢の物。

 

ニガウリは、ゴーヤチャンプルにしました。

 

ナスは、塩もみにしてシラスを混ぜていただきました。他に天ぷら、焼きナスにしました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青松の森と吹上浜

2024-06-25 | 水辺の風景

前回のいちき串木野市の吹上浜フィールドホテルから、大里川左岸の青松の森と吹上浜へ行きます。

 

日の出橋を渡ります。

 

下流を望む。右が泊まった吹上浜フィールドホテルです。

 

近景。手前がトレーラールーム、向こうがホテル棟、左のドームが温泉です。

 

上流を望む。

 

大里川左岸の青松の森です。

 

松林を通って吹上浜へ行きます。

 

吹上砂丘の上から北を望む。

 

南の吹上浜を望む。

 

砂丘に生えるハマゴウ。花はまだです。

 

波打ち際から沖を見たものです。

 

北の吹上浜を望む。

 

松林を南へ行くと、漁業や商いの神、恵比須大神があります。

 

中には石が祀られています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹上浜フィールドホテル

2024-06-24 | 食べ物

いちき串木野市の、吹上浜フィールドホテルに泊まりに行きました。大里川河口の右岸にあるグランピングのホテルです。

 

私たちが泊まったホテル棟です。他にトレーラールーム、テントルームがあります。

 

隣の市来ふれあい温泉センターが、ホテルの温泉を兼ねています。

 

部屋です。

 

部屋からの眺め。大里川右岸に、トレーラールームが並んでいます。

ここでは、夕食にデッキでバーベキューが食べられ、キャンプ気分が味わえるでしょう。

 

庭にドッグランがあります。

 

夕暮れの大里川河口を望む。右から八房川が合流しています。向こうの島は甑島。

 

夜のホテル。

 

夕食です。これは鶏むね肉のスモーク。

 

ブリヒラのカルパッチョ。赤いのは赤大根のピューレ。

 

トマトの冷たいスープ。

 

亜麻仁豚の煮込みソテー。

他に鯛料理もありました。アルコール、ソフトドリンク飲み放題です。

 

デザート。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皿山天主堂跡

2024-06-22 | 史跡

薩摩川内市皿山の皿山天主堂跡を紹介します。前回の平佐焼窯跡の隣にあります。

 

橋を渡って左(右岸)へ行きます。

 

階段の上の、木の向こうにあります。

 

階段を上がって行きます。

 

皿山天主堂跡の碑。

 

右手に石垣のある階段を進みます。

 

石垣は平たい石が積まれています。

 

皿山天主堂跡です。パリ外国宣教会のヨセフ・ベルナール・フェリエ神父により、明治24年に設立されました。

川内中心地から離れた辺鄙なところですが、当時は多くの窯があり、にぎわっていたでしょう。

 

十字架。荘厳な雰囲気が漂っています。

明治24年、大工の棟梁天辰忠兵衛によって石造り教会が完成しました。

 

造成時の崖に古木があり、根元にマリア像があります。

明治40年に市街地の向田町に教会ができるまで、川薩におけるカトリック宣教の中心地でした。

 

マリア像。

昭和26年に皿山天主堂が解体されました。

 

造成によって出た、このような平たい石を先ほどの石垣にしたのでしょう。

 

天主堂跡から、前回の平佐焼窯跡を見たものです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平佐焼窯跡

2024-06-20 | 史跡

薩摩川内市皿山の平佐焼窯跡を紹介します。川内川左岸側の山あいにあります。

 

民家の横から小川を山側へ行きます。

平佐窯は、平佐領主本郷家が天草や肥前から陶工を呼び寄せて築いた磁器窯です。

 

民家の裏に屋根のある窯跡が見えます。

1780年代に創業し、椀や皿などの日用品から、高価な美術品まで生産しました。

 

平佐焼の原料は、天草産の陶石と地元産の粘土で、釉(うわぐすり)にはイスノキの皮を焼いた灰を用い、青味がかった色を帯びていました。

川内川に近い、山あいのここに窯を築いたのは、原料や製品運搬の水運がいいのと、燃料の薪を手に入れやすかったからと思われます。

 

窯跡です。ここ以外にも多くの窯があり、薩摩焼史上最大の規模を誇り、欧州へも輸出されていました。

薩摩焼といえば美山が有名ですが、こんなところに大規模な薩摩焼の窯があったとは意外です。

 

昭和12年が最後の窯入れとなりました。窯跡は草が生え、劣化が進んでいます。

 

入口のアーチはパイプで支えられ、崩落しそうです。

 

内部。ここもパイプで支えられ、いずれ崩落するかもしれません。

 

隣の窯はシートで覆われ、ここも劣化しているようです。

 

案内板の平佐焼です。

次回は、隣の皿山天主堂跡を紹介します。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スモモケーキ他

2024-06-18 | 食べ物

種子島からスモモが送られてきました。

 

妻の妹から送られてきたスモモです。

 

スモモケーキを作りました。スモモの種を取ります。

 

小麦粉、バター、卵、砂糖、白ワインで作った生地を耐熱皿に入れます。

 

上にスモモを乗せます。

 

オーブンレンジで焼いて、スモモケーキができました。生地の甘さとスモモの酸味が調和したおいしいケーキです。

 

スモモジュースも作ります。ビンにスモモ、酢を入れ、氷砂糖を乗せて冷暗所に置くとジュースができます。その後の果肉はジャムにします。

 

種子島名物、ニガダケのタケノコも送られてきたので、天ぷらにしました。ナス、ピーマンは家庭菜園のものです。

ニガダケと言っても苦くもなく、アクもないので、煮物、炒め物、みそ汁など幅広く使えます。

 

庭のゲットウの花。梅雨に似合う花です。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都市農業センターのスイレン他

2024-06-16 | 植物

鹿児島市の都市農業センターへ行きました。

 

ヒマワリ畑と、シンボルツリーのクスノキ、タブノキです。夏は一面黄色になります。

 

ブルーベリーの実。他にヤマモモ、ムベなど食べられる木の実があります。

 

ネムの花。

 

水生植物園へ行きます。

 

スイレン池です。

 

ピンクのスイレン。

 

白いスイレン。

 

大賀ハスは咲き初めでした。

 

大賀ハス。大賀博士が、1951年、千葉県で出土した約2000年前の古代ハスの実から咲かせたものです。

 

ハナショウブは、そろそろ終わりで少なかったです。

 

少し残っていた青紫のハナショウブ。

 

ネムの花と水生植物園。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寺山いこいの広場

2024-06-15 | 風景

薩摩川内市の寺山いこいの広場へ行きました。川内市街地東方の山の上にあります。

 

いこいの広場の公園です。

 

蒸気機関車の動輪があります。

 

せんだい宇宙館です。

 

右上の高いところにレストハウスがあり、横に展望台があります。

 

展望台から、公園や宇宙館を見たものです。向こうの山の一番高いところは、串木野の冠岳。

 

川内市街地と川内川を望む絶景が広がっています。

 

近景。煙突から煙が出ているのは中越パルプです。

 

中央のドームがあるところは、陸上自衛隊川内駐屯地。

 

レストハウスで景色を眺めながら、昼食をいただきました。

 

野菜カレー、ドリンク付き(980円)。

 

ロコモコ丼(1200円)。

 

珍しい石が展示販売されています。これは紫水晶。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする