鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

樋脇麓

2012-09-30 | 史跡

薩摩川内市樋脇町の、樋脇麓を散策しました。

樋脇支所から県道を挟んで反対側に行きます。

 

古い武家門の家がありました。

 

歴史のありそうな母屋がありますが、今は誰も住んでいません。

 

地頭仮屋跡です。明治4年に学校が設立され、これが樋脇小学校の起源だそうです。今は、何もない空間になっています。

 

仮屋跡の案内板です。

 

石積みと武家門の通りが続きます。

 

こちらは新しい武家門です。

 

広い邸宅の武家門の家がありました。

 

樋脇小学校に立ち寄ってみました。休日には門を閉ざして立ち入れない小学校もありますが、ここは入ることができました。

 

校内に、メタセコイアの木がありました。

小学校の巨木といえば、センダン、イチョウが多いですが、メタセコイアは珍しいです。

 

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桜木橋他

2012-09-28 | 石橋

曽於市財部町の石橋を3つ紹介します。

 

北俣西村にある桜木橋を左岸から見たものです。集落の生活道路です。

 

上流から見た桜木橋。アーチに蔦が絡んでいます。

 

上流から見た近景。

 橋長:13.55m

 幅員:4.16m

 架設年代:昭和24年12月

 

下流から見たものです。河床に降りることはできませんでした。

 

夏木にある夏木橋を左岸から見たものです。夏木バス停からJR線を越えていくとあります。

これも集落の生活道路になっています。

 

下流から見た夏木橋。

 橋長:7.24m

 幅員:3.96m

 架設年代:大正2年

 

上流から見た近景。

 

大隅大河原駅の少し上流にある井出谷橋を上流から見たものです。

現在使用されていません。

 

上流から見た近景。

 橋長:6.15m

 幅員:3.95m

 架設年代:大正2年

 

下流より。上流に見えるのは県道都城隼人線の橋です。

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花尾神社(2)

2012-09-26 | 史跡

花尾神社の続きです。

 

刃物に関係のある神社なのでしょうか。露店に、刃物の店が何軒かありました。

 

島津家初代当主「島津忠久」の母、丹後局の墓です。

 

墓は多宝塔になっています。島津家の家紋、丸に十の字があります。

 

隣にある御苔石(おこけいし)。安産のお守りです。

前の写真の墓は近世になってから建てられたもので、これがもともとの丹後局の墓塔ではないかと考えられています。

 

丹後局荼毘所跡。荼毘に付されたところです。

 

古木もあるので見ていきます。境内の大杉です。

 幹周り:3.2m

 樹高:30m

 樹齢:150年

前回の記事の太鼓踊りは、ここで舞われました。

 

下部。

 

カヤ。

 

イチイガシです。

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花尾神社(1)

2012-09-24 | 史跡

鹿児島市花尾町の花尾神社を訪れました。

 

赤い鳥居。一の鳥居です。

 

この日(9月22日)はお祭りでした。御局年忌祭です。

花尾太鼓踊保存会の人がやってきました。

 

参道を進むと、二の鳥居があります。露店が並んでいました。

 

花尾神社社殿。

御祭神は、島津家の始祖「源頼朝」と、島津家初代当主「島津忠久」の母「丹後局」(たんごのつぼね)です。

丹後局は、源頼朝の乳母の子です。

 

花尾神社は「さつま日光」といわれ、華やかな装飾が施されています。

 

華麗な装飾。

 

動物の彫り物。

 

境内で、太鼓踊が奉納されました。

 

太鼓と鐘をたたいて踊ります。

 

子供の踊り手もいました。

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向田七社神社のイチイガシ

2012-09-22 | 巨樹・古木

霧島市霧島川北の、向田七社(ななやしろ)神社にあるイチイガシを紹介します。

 

鳥居の左に、クスノキとイチイガシがあります。手前はクスノキ。

 

イチイガシ(一位樫、ブナ科)の全容。

 根回り:14.8m

 幹周り:6.5m

 樹高:30m

 樹齢:300年以上

霧島市指定天然記念物です。

 

イチイガシは、カシ類では最も大木になり、材質が硬いため、櫓(ろ)、農具の柄、やりの柄などに使われてきました。名前は「最良の樫」という意味です。

 

下部。

 

根元。

 

反対から見た根元。

 

向田七社神社。創建は室町時代以前です。

 

社殿。

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刈原田の田の神他

2012-09-20 | 田の神

田の神をいくつか紹介します。

 

曽於市財部町の刈原田公民館にある、刈原田の田の神です。

田の神は電柱の右です。

 

普通の大きさの田の神の下に、ミニサイズの田の神があります。

 

両手でメシゲを抱えています。表情がユニークです。

建立は1811年です。

 

下にある小さな田の神。右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

双体の田の神は多いですが、親子のような田の神は珍しいです。

 

曽於市財部町の閉山田公民館の庭にある田の神です。

 

向かって左の田の神。

右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

 

向かって右の田の神。

 

日置市伊集院町飯牟礼に三文字というバス停があり、三文字を西に行ってすぐ右にある田の神です。記念碑の脇に建っています。

 

中腰で、右手にメシゲ、左手に椀を持っています。

 

後姿。田んぼを見つめ、ワラヅトを背負っています。

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藤本滝

2012-09-18 | 水辺の風景

薩摩川内市樋脇町市比野の藤本滝を紹介します。

県道川内郡山線の木場バス停のところに案内板があり、これに従って行きます。(9月12日に紹介した岩下の棚田と同じ案内板です。)

 

滝に行く道です。正面に炭焼き窯があります。

 

炭焼き窯。

 

藤本滝が見えてきました。立派な見物席があり、周辺はよく整備されています。

 

前の写真の橋から見た遠景。

 

近景。2段の滝ですが、ここからは上段の滝の下がよく見えません。

高さ:上段21.3m、下段4.9m  幅:13m

 

右岸部から見た滝です。

 

右岸から見た上段の滝。

 

正面から見た上段の滝。

 

下段の滝。滝つぼの深さ7mです。

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龍虎城跡

2012-09-16 | 史跡

曽於市財部町にある龍虎城跡を紹介します。

 

龍虎城跡の門。

 

階段を登って山頂へ向かいます。シラス台地にある城跡です。

山城で、12の砦があり、虎が臥して龍が翻る姿に似ていることから、龍虎城というそうです。 

 

山頂に着きました。ここは中丸跡です。

 

隣にある本丸跡。塔は忠霊塔です。

 

本丸跡からの眺めです。正面の学校は財部中学校。

どこの城跡も、本丸からの眺めはいいものです。

 

麓に下りました。これは、財部小学校です。

 

財部小学校は、地頭仮屋跡です。

 

近くにある財部駅。赤い屋根の、雰囲気のいい木造駅舎です。

 

駅舎の内部です。

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キンミズヒキ他

2012-09-14 | 植物

野山で見かけた花です。

 

キンミズヒキ(金水引、バラ科)の群落。

 

アップ。

ミズヒキ(水引、タデ科)という赤い花もありますが、キンミズヒキは黄金色です。

 

オオバヨメナ(大葉嫁菜) キク科

山地の日陰に咲いていました。花びらが少ないです。

 

ジシバリ(地縛り) キク科

地面を覆うところが、地面を縛っているように見えることから。

 

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑) ユリ科

文字通り、山路に生えていました。花びらの点々がホトトギスの胸の模様に似ていることから。

 

コヤブラン(小薮欄) ユリ科

地下茎で広がり、群落を作ります。

 

ツルボ(蔓穂) ユリ科

紫色の穂のような花が密集して咲きます。

 

ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科

ススキに寄生します。形がキセルに似ていることから。

 

次の二つは名前がわかりません。

標高600mくらいの林道脇に咲いていました。

2枚の花びらが向かい合い、1枚は反り返るように咲いています。草本です。

追:いっしいさんに教えていただきました。

ハグロソウ(葉黒草、キツネノマゴ科)です。

 

これも近くに咲いていました。ピンク色の4枚の花びらを持つ小さな花が密集しています。木本です。

追:いっしいさんに教えていただきました。

ムラサキシキブ(紫式部、クマツヅラ科)です。紫色のきれいな実がつきます。

 

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岩下の棚田

2012-09-12 | 風景

薩摩川内市入来町浦之名にある岩下の棚田を訪ねました。

県道川内郡山線の木場バス停のところに案内板があり、これに従って行きます。

 

左が岩下集落で、その周囲に棚田が広がっています。里山の風景です。

 

背後に急峻な山があり、その麓に棚田があります。

 

山の麓に広がる棚田。

 

 

石積みの棚田。

 

上から見た棚田と、対岸の岩下集落。

 

畦には彼岸花が咲いていました。

 

対岸にやってきました。岩下集落側から見た棚田です。

 

青い田んぼで、稲刈りはしばらく先です。

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