鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

陰陽石(1)

2013-06-30 | 風景

鹿児島の陰陽石をいくつか紹介します。これまで、単独で紹介したものもありますが、今回まとめて紹介します。

 

日置市東市来町湯田にある子授け岩です。

日置広域農道から堅山へ行くと、道路脇の少し高いところにあります。

 

近景。

 

前の子授け岩から数100メートル南へ行くと溜池があり、そのほとりに安産岩があります。

神社になっており、子宝や安産を望む人のお参りが多いです。

 

隣に地蔵さんがあり、字を書いた石がたくさん並んでいます。

 

妊娠や安産の祈願、出産のお礼などが書かれています。

 

出水市野田上特手にある子宝岩です。陰石と陽石が寄り添っています。

 

女(め)の子岩。

 

男(お)の子岩。

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2013-06-28 | エッセイ

子供の頃、天体に興味を抱いた。

学校の図書館の天文に関する本を読み漁り(といっても、小さな学校なので5~6冊しかなかったが)、太陽、月、星たちが、どのような規則性を持って空を運行しているか知った。

毎日、月は50分遅れ、星(恒星)は4分早く進むことを知った。

種子島の実家は、人家の少ない田舎なので、月のない夜は満天の星がきらめいていた。

まさに、降るような星空だった。

上空には、白い天の川が横たわっていた。

 

星座早見版というのがあり、これで星座の名前を覚えた。

一番好きな星座は、オリオン座だった。

真冬の寒空に、凛として輝く星たちを眺めていると、悠久の世界に吸い込まれそうだった。

虫眼鏡を二つ、筒の両端に取り付け、望遠鏡を作って星を眺めた。

そんな簡単な望遠鏡でも、肉眼とは比べ物にならないほど多くの星が見えた。

スバルの星々もきれいに見えた。

 

惑星も、興味を引く対象だった。

文字通り、恒星の間を惑うように、不規則に運行していた。

金星は宵の明星、明けの明星として、どの星より明るく輝いていた。

望遠鏡で、土星の輪を見たこともあった。

初めて見た彗星は、イケヤ・セキ彗星だった。

やや低い空に、長く尾を伸ばして輝いていた。

 

星空は今も眺めることがあるが、星を見ていると、日頃の些細なことなど忘れて雄大な気分になる。

だが、その気分は二日と続かず、また雑事に追われていくのである。

 

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山口旅行(4)

2013-06-26 | 

三日目も萩市内観光です。

 

ボランテァガイドが案内してくれる「古地図で巡る萩城城下町」に参加しました。

萩は、昔の町並みがそのまま残っているため、古地図と今の地図はほとんど変わらないそうです。

 

金比羅社。

伊藤博文と高杉晋作が遊んだところです。

 

高杉晋作が怖がったという天狗の面。

 

木馬。伊藤博文と高杉晋作が、鼻をなでていたそうです。

 

隣にある円政寺。左は、日本一の石燈籠。

 

木戸孝允邸です。

 

木戸孝允邸の座敷から見た庭。左の松が、前の写真の松です。

 

萩には夏みかんが多いです。昔は高価だったので、奨励して植えられたそうです。

 

江戸時代の町並みがそのまま残っています。殿様を見下ろしていけない、というので、二階は低かったそうです。

 

日本の道百選に選ばれている通り。少し行くと、右に高杉晋作誕生地があります。

 

高杉晋作誕生地。

 

 

高杉晋作立志像。写真でよく見るざんぎり頭ではなく、侍姿の像です。

山口旅行を終わります。

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山口旅行(3)

2013-06-24 | 

二日目の午後は、萩市内観光です。

 

萩博物館を訪れました。左が博物館です。

 

旧福原家萩屋敷門。

 

萩城の堀です。遊覧船が運航されています。

 

萩城跡です。毛利氏が1604年に築きました。山麓の平城で、背後の山には見張り台などがあったそうです。

 

堀には、鯉と多くの亀がいました。

 

吉田松陰を祀る松陰神社に行きました。

 

ボランティアガイドの方に案内していただきました。

 

松下村塾です。

萩は、鹿児島と同じく、明治維新の原動力となった所ですから、ぜひ来たかったです。

 

講義室。最初はこの部屋だけでしたが、塾生が増えて奥の部屋を建て増ししたそうです。

吉田松陰は幽閉の身で講義をして、明治維新で活躍する多くの人物を教育しました。

 

松陰神社。

 

伊藤博文別邸。東京から移築したものです。

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山口旅行(2)

2013-06-22 | 

萩では、常茂恵という和風旅館に泊りました。

 

夕食は、会席料理をいただきました。

 

翌日は、長門市仙崎の青海島(おおみじま)という島を一周するクルージングに乗りました。断崖や洞窟が多い、海上アルプスといわれる島です。

これは花津浦。

 

夫婦洞。船は左の洞窟に入って行きました。

 

洞窟内部です。

 

男性観音。近くに女性観音もあります。

 

断崖と洞窟。船は、このような洞窟をいくつか通っていきます。

 

仏岩。

 

船を降りてから、近くにある金子みすヾ記念館を訪れました。右の建物は、実家を再現したものです。

 

入口を入ると、昔の本などが並べてあります。

 

2階にあるみすヾの部屋です。

優しい詩を書いた童謡詩人ですが、幸せな人生ではなかったようです。26歳で自ら命を絶っています。

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山口旅行(1)

2013-06-20 | 

娘二人が私たち夫婦を招待してくれ、家族4人で山口県へ旅行に行きました。

新幹線で新山口まで行き、そこからレンタカーで秋吉台へ向かいました。

 

途中に、きららオーガニックライフという自然食品の店があるので、ここのバイキング料理をいただきました。

 

秋芳洞の入口です。鍾乳洞内の様子を見ていきます。

 

鍾乳洞内は、石灰岩が何万年という歳月をかけて造形した芸術品のようです。これは百枚皿。

 

大松茸。

 

天井からツララのようにぶら下がった鍾乳石。

 

大黒柱。鍾乳石と、下から伸びる石筍がつながってできた石柱です。

 

黄金柱。高さ15m、幅4mの巨大な石灰華柱です。

天井から流れた地下水が岩壁を伝い、石灰分が付着して出来たものです。

 

展望台から眺めた秋吉台のカルスト台地です。

 

石灰岩が露出した独特の景観を作っています。

 

陥没地形のドリーネ。秋吉台に無数にあります。

この後、向こうに見える博物館を見学し、萩へ向かいました。

 

萩へ行く途中で見かけた、わらぶき屋根の民家。

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潤ケ野橋他

2013-06-18 | 石橋

志布志市の石橋を3つ紹介します。

 

潤ケ野小学校の近くにある潤ケ野(うるがの)橋です。

左の橋が上流の現道橋で、潤ケ野小学校に行く道です。

 

上流から見た潤ケ野橋。非常にアーチの大きな橋です。

 橋長:19.08m

 幅員:3.76m

 架設年代:昭和28年

 

下流から見る。川は前川です。

 

右岸部です。

 

宝満寺の前を前川が流れており、右岸に注ぐ支流に架かっている高浜橋です。

 

下流から見た高浜橋。手前が前川です。

 橋長:6.8m

 幅員:3.7m

 架設年代:明治30年

 

上流から見る。

写真を撮っていると、赤いパラソルの女性に話しかけられ、この付近の史跡のことをいろいろ聞きました。

 

鎌石にある鎌石橋を右岸から見たものです。 

 

下流から見た鎌石橋。川は前川の支流の柳井谷川です。

 橋長:11.7m

 幅員:4.02m

 架設年代:昭和25年

 

下流から見た近景。

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西郷野屋敷跡のヤマモモ

2013-06-16 | 巨樹・古木

鹿児島市西別府町に西郷野屋敷跡があります。

鹿児島実業高校の入口に案内板があり、ここから歩いて135mのところです。

 

西郷野屋敷跡。

西郷さんは、青年時代、困窮した家計を助けるため、ここを開墾してサトイモ、サツマイモなどを植えたそうです。

屋敷といっても邸宅ではなく、農事小屋のようなものでした。

 

「西郷南洲翁野屋敷跡」の碑。

西郷さんは、明治6年に鹿児島に帰ってからも、ここを利用していました。

また、西郷さんが西南の役に出陣してから、妻のいとが11人の家族と生活していた場所でもありました。

 

屋敷跡の隅に、ヤマモモの木があります。

 

ヤマモモの全容。鹿児島市指定保存樹です。

 樹齢:約250年

 

下部。

このヤマモモは、西郷さんが植えたものだといわれています(それにしては、樹齢250年というのが合いませんが)。今でも、実をつけます。

 

根元。

 

前の写真の反対から見た根元。西郷さんと、その家族を見つめてきたヤマモモです。

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慈遠寺跡

2013-06-14 | 史跡

種子島にある慈遠寺(じおんじ)跡を紹介します。

 

西之表港の近くにある八坂神社。

かつて、ここに慈遠寺という大伽藍がありました。

 

八坂神社社殿。

1543年、南蛮船が種子島に漂着したとき、乗組員百余名が慈遠寺に半年間宿泊し、鉄砲、タバコ、医薬品、パン、鋏、洋馬などを伝えました。

 

慈遠寺跡顕彰碑。

1551年11月、フランシスコ・ザビエルは、日本での布教を終えてインドに帰る途中、ここに立ち寄り8日間滞在しました。

このように、慈遠寺は日本の歴史と大きく関わってきました。

 

慈遠寺の文字が刻まれた手水鉢。

 

明治六年の文字が残る手水鉢。

 

神社の横の木はアコウです。

 

境内に咲くカイコウズ(海紅豆、マメ科)。

 

カイコウズのアップ。

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ホワイトタイガー他

2013-06-12 | 生きもの

平川動物公園へ行きました。動物たちを見ていきます。

 

キリン。入口を入ると正面にアフリカの草原ゾーンがあり、他にサイ、シマウマ、ダチョウなどがいます

 

サイ

 

タイリクオオカミ

 

ホワイトタイガー

最近赤ちゃんが生まれましたが、まだ未公開です。

 

もう一頭のホワイトタイガー。先ほどのものとは、別の檻にいます。

 

ベンガルトラ

 

ブラジルバク

 

コアラ。オーストラリアから贈られました。

 

ゾウ。2頭います。

 

ミーアキャット。表情がかわいいです。

 

アシカ

 

ホッキョクグマは、暑さのためかぐったりして、部屋に帰りたそうにしていました。16時になったら部屋に戻されます。

動物と触れあって癒されました。動物園は、近くて安い施設なので、年に1回は行きます。

開園時間:9時~17時(入園は16:30まで)

入園料:高校生以上500円 小・中学生100円

休園日:12月29日~1月1日

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