鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

吉永のモイヤマ

2015-03-31 | 史跡

指宿市吉永のモイヤマを紹介します。

 

吉永集落に小高い丘があり、これがモイヤマです。モイヤマとは森山のことです。

 

モイヤマの全景。

神社はなく、大木に神が宿っているとする、神社信仰の前の信仰の原型と考えられています。 

 

ここは、イチイガシを神木としています。イチイガシを伐採しようとして、祟りを受けたと伝えられています。

 

イチイガシの根元。

 

いろいろな民族神が祀られています。

 

前の写真の内部。素朴な石碑で、文字は刻まれていません。

 

これも掘られた跡はなく、素朴な石像です。

 

モイヤマの上から吉永集落を望む。

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観音ケ池の桜

2015-03-30 | 風景

いちき串木野市の観音ケ池に花見に行きました。

 

左が観音ケ池です。周囲の斜面に桜が咲き誇っていました。

 

池に下りていきます。

 

観音ケ池。農業用溜池です。

 

アヒルが泳いでいました。

 

池のほとりの広場で、桜まつりが行われていました。

 

広場に行きます。

 

出店が並んで、多くの人でにぎわっていました。

 

ソメイヨシノは五分咲きといったところでした。山桜はほぼ終わりでした。

 

コンサートがありました。NHKのど自慢でチャンピオンになった人です。

 

桜を眺めながら昼食です。

(撮影日:3月29日)

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南洲翁開墾地の碑と炭窯跡

2015-03-28 | 史跡

鹿児島市吉野町寺山にある南洲翁開墾地の碑と炭窯跡を紹介します。

 

寺山ふれあい公園の近くにある寺山自然遊歩道入口です。ここを進みます。

 

南洲翁開墾土地遣跡碑です。

明治8年、西郷隆盛は吉野開墾社を設立し、開墾事業を始めました。政争に敗れて帰郷してから2年後のことです。

西郷さんも武の自宅から通ったそうです。

 

碑の前に二つの石灯籠があり、これはその一つです。

 

近くにある池です。

 

池のほとりの石灯籠。

 

遊歩道をさらに進むと、寺山炭窯跡があります。

 

1850年代、藩主島津斉彬が造らせたものです。

斉彬は磯に反射炉や溶鉱炉を造りましたが、それに大量の木炭が必要でした。

 

内部。高さ3m、直径5~6mと非常に大きな炭窯です。

 

内部から入口を見る。木炭の製法は、和歌山県に派遣して学ばせたそうです。

 

「炭竃之記」の碑。

 

安政5年(1858年)に建てられました。文章と文字は、歌人八田知紀のものです。

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磯遊び

2015-03-26 | 食べ物

枕崎の海に、磯遊びに行きました。

 

岩場の海岸です。

 

ウニがたくさんいました。

 

種子島で、アナゴといっている貝です。

 

アワビに似ています。アワビやナガラメ(トコブシ)より小さいです。

 

アナゴやミナを収穫しました。

 

岩ノリも収穫です。

 

昼食です。山で食べるご飯もおいしいが、、海で食べるご飯もおいしい。

 

夜、自宅で料理しました。

アナゴの刺身です。コリコリしておいしいです。

 

焼きアナゴ。焼いて、味噌をつけて食べます。

 

ミナは、煮てから、爪楊枝などで中身を取り出して、そのまま食べます。

 

ミナとワカメの酢の物も作りました。

 

岩ノリと豆腐と貝の澄まし汁。磯の香りがします。

この日は、海の幸がいっぱいの夕食でした。

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サツマイナモリ他

2015-03-24 | 植物

野山で見かけた植物です。

 

林の中に、サツマイナモリ(薩摩稲森、アカネ科)の群落がありました。日陰に咲きます。

 

産毛が生えた純白の花が、うつむいて咲いています。薩摩のイナモリソウ(稲森草)の意味です。

イナモリソウは、三重県の稲森山で発見されたことからです。

 

ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科

道端の日当たりのいいところに咲いています。華鬘というのは、仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。

 

クサイチゴ(草苺、バラ科)

5月に赤い実がなります。これで野いちごジャムを作ります。

 

オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) ゴマノハグサ科

小さな花が群生しています。実が犬のふぐり(陰嚢)に似ていることからです。

 

キンポウゲ(金鳳花、キンポウゲ科)

美しい金色の花です。別名、ウマノアシガタ。

 

スミレ(菫、スミレ科)

園芸種のスミレもいいですが、野生種も素朴でいいです。

 

マムシグサ(蝮草、サトイモ科)

新芽はマムシの模様に似ています。赤い実がなります。

 

ノゲシ(野芥子、キク科)

道端や荒地に咲いています。アキノノゲシに対して、ハルノノゲシともいいます。

 

田んぼにはレンゲソウ(蓮華草、マメ科)が咲いていました。

昔は、肥料として植えられていましたが、今も時々見かけます。

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三重野の山桜

2015-03-22 | 巨樹・古木

このところの暖かさで、山桜が一斉に咲き始めました。

鹿児島市五ケ別府町三重野の山桜を紹介します。

 

山あいの集落です。右が山桜です。

 

民家の庭にあります。

 

庭に、花見のための椅子とテーブルがが準備してありました。

ご主人が出てきて、どうぞゆっくりしていって下さい、とおっしゃいました。

 

他にも見物客がいました。

 

庭から見た桜です。鹿児島市保存樹に指定されています。

 

別の角度から見る。

 幹回り:2.3m

 樹高:21m

 樹齢:100年

 

自宅の庭で、こんな花見ができるなんていいですね。

 

青空に映える桜。

 

赤い桜もあります。

 

近くにある池です。

 

池に咲くカラーの花。

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加治木郷土館の石像

2015-03-20 | 史跡

加治木まち歩きをしたとき、加治木郷土館の庭に多くの石像があったので紹介します。

 

加治木郷土館の庭です。

 

対の仁王像。腕が欠けています。

 

鬼神面。魔除けのためのものと考えられています。

 

田の神です。

 

日木山里の田の神と同じ形ですが、模したものでしょうか。日木山里の田の神より頭のシキが大きいです。

 

もうひとつの田の神。あごひげがあります。1762年の造立です。

 

石風呂。下の穴に鉄の焚口がついていましたが、今はありません。昭和初期まで使われていました。

右の石風呂の溝は、焚き木を濡らさないように、排水の役割をしていたと考えられています。

 

銭造りの石鉢。

 

首なし阿弥陀如来像。1508年の造立です。

 

鳳山軒亀墓。亀の背に乗った墓石です。

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大浪池(2)

2015-03-18 | 風景

大浪池登山の続きです。

 

マンサクの花を観てから、火口壁の上を反時計回りに1周しました。

 

池の周囲は、冬の装いでした。

 

石畳を敷いたような岩がありました。

 

火口壁の上を歩きます。

 

岩の間から大浪池を見る。

 

火口壁と韓国岳。

 

手前は新燃岳、向こうは高千穂峰です。新燃岳の活動は、最近収まっていますが、周辺は立ち入り禁止です。

 

大浪池と韓国岳の間の鞍部を通り、再び火口壁の上を歩きます。

 

後ろを振り返ると、韓国岳が見えます。

 

麓に、ミツマタ(三又、ジンチョウゲ科)が咲いていました。和紙の原料になります。

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大浪池(1)

2015-03-16 | 風景

霧島の大浪池に登りました。マンサクの花を観るためです。

 

整備された登山道を登っていきます。

 

ヤブツバキが咲いていました。

 

 

ヒメシャラの木。

 

登山道に、雪が少し残っていました。

 

石畳の登山道を登っていきます。

 

約40分で、大浪池の火口壁の上に着きました。

 

大浪池と韓国岳(1700m)です。

 

ここで昼食です。おにぎりは高菜を巻いたものです。

 

温かいコーヒーを飲みました。

 

火口壁を反時計回りに10分くらい行くと、マンサクの群落があります。まだつぼみでした。

 

マンサクの花です。1週間後くらいには見ごろかもしれません。

(撮影日:3月14日)

 

去年の3月15日は、こんな感じでした。

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秋葉神社のクスノキと石像

2015-03-15 | 巨樹・古木

指宿市湯の浜の秋葉神社にあるクスノキと石像を紹介します。

 

クスノキの全容。指宿市指定保存樹木です。

クスノキの奥が秋葉神社、右が下里公民館です。

 

下部。根元から2本に分かれています。

 

根元。

 

反対から見た根元です。

 

前の写真の奥に見えるもうひとつのクスノキです。

 

秋葉神社社殿。

 

社殿の横に、石碑や石像が並んでいます。右の馬が彫られているのは早馬どんという牛馬神です。

 

青面金剛像。

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