日置市伊集院のまち歩きを続けます。
伊集院駅から神之川に架かる徳重橋を渡ります。
徳重橋から上流を望む。
妙円寺団地に行くトンネル近くの交差点に、千秋山雪窓院跡があります。
破壊された仁王像の頭部。
島津義久公剃髪石。
1587年、豊臣秀吉が大軍を率いて川内に上陸し、義久(島津四兄弟の長男)は鹿児島を立って川内に行く途中雪窓院に寄り、座禅石で髪を剃りました。僧体となって、川内の泰平寺で秀吉に謁見し降伏しました。
街を流れる水路。鯉がたくさん泳いでいます。
えびす神社。
神之川に架かる永平橋。1851年に完成した石橋でしたが、当時25歳で「郡方書役」という役人だった西郷隆盛が、建設に従事しました。
永平橋という字は、西郷さんが書いたと言われています。
これは以前撮影したものですが、力強い文字がはっきり見えます。
永平橋から下流を望む。
麓の通りを歩きます。
武家門の家がありました。
高台に有馬新七の墓の案内板があり、これを進みます。
無量寿院竜泉寺跡。ここに有馬新七の墓があります。
有馬新七先生墓。
有馬新七は1825年、伊集院に生まれました。新七と尊王攘夷派の仲間は、1862年、幕府や朝廷の重臣を討つため京都の寺田屋に集まりましたが、これを阻止しようとした薩摩藩の藩士と切りあいになり、新七の他7名が死亡しました(寺田屋事件)。