鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

大瀬海岸と土盛海岸

2009-04-29 | 水辺の風景
奄美大島の東海岸です。


奄美空港の少し北にある大瀬海岸。
サンゴ礁の海の向こうに、奄美空港が見えます。
奄美空港は、海上空港です。


サンゴ礁の間に、黒い岩礁が・・・
潮溜まりには、貝や小魚がたくさんいそうです。


砂浜には、無数のサンゴのかけらが散らばっています。


海岸には林が広がり、遊歩道が整備されています。
大瀬海岸を少し北に行くと、土盛海岸です。


大きく湾曲した砂浜が美しい土盛海岸。


前の写真から、右に目を移した風景です。
ここにも、サンゴ礁の海が広がっています。


白い砂浜、青い海、黒い岩とサンゴ礁・・・

奄美の海は、もう初夏です。
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野イチゴジャム

2009-04-28 | 食べ物
野山を散策していて、野イチゴを見つけました。


クサイチゴ(草苺)という種類の野イチゴです。


みずみずしい野イチゴ。
子供の頃、野山を駆け回ってよく採りました。
童心に返って、野イチゴ狩りをしました。
生で食べてもおいしいです。


野イチゴの収穫。
大量に採れたので、ジャムを作りました。


鍋に、野イチゴと砂糖を入れ、アクを取って煮詰めます。


野イチゴジャムの完成です。
市販のジャムとはまた違った、おいしいジャムができました。
パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べます。
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トキワツユクサ他

2009-04-27 | 植物
自宅の近く(鹿児島市郊外)で見かけた花です。


トキワツユクサ(常磐露草)ツユクサ科
葉はツユクサに似ていますが、花が白くてツユクサとは異なります。


ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科
庭に生える石菖のことで、菖の字が付いているように、アヤメ科です。
花は、白と紫がありますが、これは紫です。


オニタビラコ(鬼田平子)キク科
道路わきや畑のあぜに、雑草としてたくさん見られます。


アメリカフウロ(亜米利加風露)フウロソウ科
北アメリカ原産の帰化植物です。


コメツブツメクサ(米粒詰め草)マメ科
ヨーロッパ、西アジア原産の帰化植物で、直径5mmくらいの小さな花をいっぱいつけます。
コメツブは、小さいことから。


キリ(桐)ゴマノハグサ科
今の季節、フジと、このキリの紫がきれいですね。


シャリンバイ(車輪梅)バラ科
海岸に自生しますが、これは植栽です。
公園や生垣によく植えられます。
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山川の田の神他

2009-04-25 | 田の神
指宿市の田の神を二つ紹介します。


まず、指宿市山川の田の神です。
前園のJAの少し北の住宅地にあります。
ブロック塀の間に、二体の田の神があります。
この田の神は、明和8年(1771年)に、成川下原の二才中が造立したものです。


アップ。
左の田の神は、頭にシキを被り、短い上着と袴を着け、右手にメシゲ、左手に団子のようなものを乗せています。
顔立ちははっきりしています。
薩摩地方に多く見られる、田仕事姿の田の神で、成川の水田開発を行ったときの、守護神として作られたものと考えられています。
指宿市指定有形民俗文化財です。


次は、池田小学校近くの田の神です。

池田小学校の前の県道を西へ行き、細い道を右に入ったところにある田の神です。
集落の道路脇の桜の木の下にあり、横には田んぼがあります。
地域に密着している田の神です。


アップ。
頭にシキを被り、両手で何かを抱えています。
顔はほとんどわかりません。
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荒瀬城跡のイチイガシ

2009-04-23 | 巨樹・古木
霧島市隼人町西光寺の荒瀬城跡にあるイチイガシは、巨木のリストにあり、前から探していました。
城跡だから、すぐわかるだろうと思いましたが、いろいろな地図を見ても載っていません。
それが、天降川を訪ねたとき、偶然見つけました。
国道223号の湯田橋バス停のすぐ下流の、天降川右岸にあります。


イチイガシの全容。
 幹周り:7m
 根周り:12m
 樹高:26m
 樹齢:700~800年
今まで何本かのイチイガシを紹介しており、これより樹高の高いものもありますが、幹周りはこのイチイガシが最大です。
鹿児島県でも最大級の太さです。
霧島市指定文化財です。


近づいて撮影しました。
根元。


中部。


上部。


根元にある水神の碑。


同じく根元にある石塔と墓。

城跡の遺稿はほとんど残っておらず、ここが城跡だとはわかりません。
これらの碑が、城跡の遺稿なのでしょうか。
イチイガシが、城の盛衰を見てきたのでしょう。
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富隈城跡

2009-04-21 | 史跡
天降川源流の旅を一休みします。
天降川河口に近い、霧島市隼人町住吉にある富隈(とみくま)城跡を訪ねました。
国道10号から国道223号に入ると、すぐ右にあります。


城跡の入口と石垣。
石垣は、野面積みという積み方です。


小高い丘からなる富隈城跡。
この城は、島津16代義久によって築かれました。
平地にあり、小山を本丸代わりにした平山城です。
天守閣のない館形式で、城門も茅葺だったそうです。
義久がこの城に来たのは、秀吉の島津征伐に敗れ、鹿児島の城を家久に譲り、降伏の意を示して隠居するためでした。
霧島市指定文化財です。


城内にある稲荷神社。


富隈城跡の碑。


山頂。
展望台になっています。


展望台から錦江湾を望む。
島は、隼人三島の辺田小島です。
左に桜島がありますが、かすんでいます。
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天降川源流を訪ねて(4)

2009-04-19 | 源流を訪ねて
天降川は、この付近から渓谷になります。


隼人町西光寺に新川発電所があり、そのすぐ下流です。
対岸(左岸)にトンネルと橋台ができていますが、橋はまだ架かっていません。


川の右岸、国道223号の脇にある新川発電所。


少し上流に行くと、水天渕発電所のすぐ下流に堰があります。


前の写真の堰の右岸にある取水施設。


堰の上流。
青々とした渕になっています。


前の写真を撮った位置(右岸)に、西国分郷さく溝崇水神碑があります。
この付近は水天渕と呼ばれ、隼人町の水田の灌漑施設、宮内原用水の取水口に当ります。
宮内原用水は、享保元年(1716年)に完成しました。
霧島市指定文化財です。


近くにある石灯籠。
「献燈」の文字があります。


堰のすぐ上流の、川の左岸にある水天渕発電所。

ここで、天降川をいったん一休みします。
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天降川源流を訪ねて(3)

2009-04-18 | 源流を訪ねて
天降川は、霧島市隼人町の日当山駅の東付近です。


県道日当山敷根線に架かる泉帯橋です。


泉帯橋から上流を見る。
この上流右岸に日向山温泉があります。

日当山といえば、鹿児島では有名な日当山侏儒(しゅじゅ)どんがいます。


侏儒どん橋で、右岸から見たものです。


侏儒どん橋から上流を望む。


侏儒どんの像。
日当山侏儒どんは、島津家第18代家久公、第19代光久公に仕えた人で、御鷹師から日当山地頭職(今の村長)を勤めました。
風流こっけいな頓知話で藩主の寵愛を受け、その頓知話は今も語り継がれています。


侏儒どん碑。


日向山温泉の上流にある日当山橋。


さらに上流に行くと、左岸に日向山小学校と日向山中学校があります。
そのすぐ上流にある若鮎橋です。
川の左(右岸)にあるのはヤナの施設です。


若鮎橋から上流を望む。
左が天降川本流、右が霧島川です。
ここから左の天降川本流を遡りますが、渓谷が近いです。
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天降川源流を訪ねて(2)

2009-04-17 | 源流を訪ねて
天降川はまだ下流域です。
隼人駅の東付近です。


右岸下流から見た天降川橋。


左岸下流から見た天降川橋。
左の丸い建物は、ホテル京セラです。


天降川橋左岸下流にある水門。
サイロのようです。


天降川橋の上流。
ホテル京セラの前の堤防には、階段状のいすがあり、川を見ながら休憩できるようになっています。


参宮橋。
この橋を渡って左へ行くと、鹿児島神宮があります。


参宮橋の親柱には、鹿児島神宮の初午祭の馬が飾られています。


参宮橋から上流を望む。
左が天降川本流、右が手篭川です。


ヤナ漁を行っていました。
鮎漁には早いですが、何の漁なんでしょうか。
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天降川源流を訪ねて(1)

2009-04-15 | 源流を訪ねて
源流を訪ねるシリーズの第5弾です。
今回は天降(あもり)川を訪ねました。
天降川は、霧島山系及び横川の山ケ野付近を源流とし、霧島市国分と隼人の境界に注ぐ川です。
川沿いに、妙見温泉、安楽温泉などの温泉が多く、新川渓谷がある美しい川です。
下流から、川沿いの風景、河川構造物、史跡などを見ていきましょう。


左岸から見た天降川河口。
正面に桜島がありますが、かすんでいます。


天降川最下流にある住吉橋。
東九州自動車道隼人道路に架かる橋です。


住吉橋上流の堰。


国道10号に架かる新川橋。


新川橋から上流を望む。
この付近は、川幅も広く、ゆったりした流れです。


ふるさとの川河川公園から下流を望む。
右岸の河川敷に公園があり、市民の憩いの場となっています。


県道北永野田小浜線に架かる野口橋。
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