鹿児島市の住宅街にある田の神を紹介します。
中山町にある滝ノ下の田の神です。以前は田の神の後ろは田んぼでしたが、今は家が建っています。
4つの台石と合わせた全長は2mもあります。
ひだのついた袴を着て、右手にメシゲ、左手に杖を持った僧侶型の田の神です。
製作年代は享保年間(1716~1736年)と推定されています。
後姿。
東谷山にある入来の田の神です。
これも立派な台石に乗っています。
右手にメシゲ、左手にスリコギを持っています。
大きなシキを被っています。享保21年(1736年)、この付近の入来性の人たちによって建立されました。
前は駐車場です。
東谷山の奥公園にある田の神です。
長い袖を垂らし、右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
シキを被り、顔は風化しています。
公園を眺めています。
田の神は、田んぼの脇にあるのが似合いますが、鹿児島市では住宅街にあるものも結構あります。