鳥越隧道
2018-07-16 | 史跡
指宿市と南九州市頴娃町の境にある、石造りトンネルの鳥越隧道を紹介します。土木遺産に指定されています。
指宿側の坑口です。
坑口の近景。幅はやや狭いですが、現役の県道のトンネルです。
延長:84m 幅:4.5m 完成年:明治31年
内部。レンガアーチトンネルはありますが、石造りトンネルは珍しいです。
同じくらいの大きさの石が積まれた側壁。チョークで数字が書かれていますが、何かの調査をしたのでしょう。
アーチ部の石にも全て数字が書かれています。
支保工と地山の間の狭い隙間に石を積む必要があり、難しい工事だったと思われます。
反対側の頴娃側の坑口です。
近景。
こちらの側壁にも、数字が書かれています。
アーチ部。
側壁に数字が書かれているトンネルは
初めて見ます。
以前私が住んでいる街の郊外にも同じように石で
作ったトンネルがありました。
そのトンネルは県道沿いにあり道を拡張されたため
何時の間にか撤去されていました。
こんにちは~
石造りのトンネルは珍しいですね。
これは、今も現役です。
交通量が少ない道路なので、そのままだと思います。
以前住んでいたところにもあったんですね。
撤去されたのは残念ですね。
筑豊の田川にはたくさんのアーチトンネルがありますが
石造りは1個 他は赤レンガですよ。
数字を書くって 普通は移築するときに分かりやすいようにでしょう?
トンネルの移築は考えられないし・・・壊れそうなときの修理箇所が分かりやすいように?
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 眠れなくなりますよ。
こんにちは。
古い鉄道トンネルはレンガアーチが多いですね。
石のトンネルは珍しいですね。
そちらにもあるんですね。
石に数字を書いた目的はわかりませんが、土木遺産として貴重だから、何らかの学術的な調査をしたのではないか、と思います。
一つ一つの石のサイズを計測して、図面を作成したのでしょうか。